紙の本
53の悩みに応じて、とっておきの本を紹介、解説している。
2011/03/15 18:19
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めだかの兄弟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書に紹介された53冊は、「女性が抱えがちなお悩みに応じてとっておきの本をセレクト」したもの。悩みや、欠点を、長所と捉えることも大切である、と私は思うようにしている。だが、悩みから逃げたいときもある。そんなときは、自分にとって居心地のよい環境を作ろうと懸命になるのは、“自衛本能”の一つなのかもしれない。以前、<考え方を変えれば人生が変わる>という名言に行き着いたとき、そこには、考え方・思考法こそが悩みを解決する最も“重要な要素”であると解いた人がいたが、著者がセレクトした本と、著者が解説している言葉に、“重要な要素”があるような気がしてならない。
ほとんどの本が「ビーケーワン」で購入可能であり、53冊の本のなかに、書評の投稿も数多く寄せられている。著者の解説と書評を読むと、<なるほど!>と、読みたい気持ちも自然と高まってくる。例えば、『ちいさなあなたへ』(発行:主婦の友社、アリスン・マギー著)は、3人の子どもを持つ母親として、とても興味をそそられる。著者は、「たった5分で親を変えちゃうくらいパワーがある本なんだよ」というのも、著者の知り合いに学習塾を経営している人がいて、その塾では入塾を希望する子どもの保護者に必ずこの絵本を読んでもらうそうだ。すると、「いい学校にいれたい」といい愛情が偏った状態の親たちは、この絵本を読むと「本当に子どものためになることは何だろうって考えるようになる」という。
“心を揺さぶられる”本というのは、自分に必要なときこそ、目を瞑ってしまいがち。《おわりに》で、著者の言葉に“ハッ”と目が覚めるようなメッセージがある。
「いい本に出会うと、時々そこから動けなくなってしまう人がいます。例えば頑張りすぎて心が疲れてしまったとき、「頑張らなくていいんだよ」という本を読むと、心が癒えても本に書いてある通り頑張ることを放棄してしまうことがあるのです。しかし人には卒業が必要です。卒業を繰り返すことで、人間的に成長できるのです。今までのあなたを卒業するためには、本との出会いもまた新しいものが必要になります。本書で紹介した本が、皆さんの卒業の一助になることを期待しています」。
悩みがあるときは、ものすごいエネルギーを消耗するからか、心身ともにヘトヘトになってしまうけれど、悩んだ末に得たものは、いつしか経験として人生にプラスされていく。だからこそ、著者の「本を読んだら行動すること」を実践して、成長していきたい。
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「読書のすすめ」店主による、お悩み別本の紹介。
手にする本の幅を広げるために読みました。
このなかで取り上げられていて気になった本をメモして、ちょっとずつ読んでいこうと思っています。
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本ソムリエの清水克衞さんが本を紹介している。ハウツー本ではなく、物語から気付く世界を教えてくれている。
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「あなたの笑顔ステキね」って言ってくれる人だけを相手にすればいい。笑顔は仲良くなれる人となれない人を見分けるリトマス試験紙なんだよ。(p21)
人間の究極の幸せは次の4つ
人に愛されること
人にほめられること
人の役にたつこと
人から必要とされること
働く幸せは事故重要感がうまれるということ。(p37)
自分の職業を通して誰を幸せにしたらいいのかってことに気づければ仕事は楽しくなる。(p45)
神は人を不幸にすることも、幸福にすることもできない。ただ、出来事を起こすだけ。(p55)
神様のいたずらで人間のアクセルとブレーキは逆についている。人生を上手にドライビングするには、アクセルを踏みたくなったらブレーキを、ブレーキを踏みたくなったらアクセルを踏むようにしよう。(p56)
お釈迦様が説いた「悩みと縁のない生き方」とは「今、この瞬間」に集中すること。人生を「瞬間」で見れば解決できない悩みなんて存在しない。一瞬一瞬を悩んだり苦しんだりせずに過ごせたら、それは人生がうまくいっているということ。(p60)
「あなたにとって、人生最良のときはいつですか?」この質問に地震をもって「今!」と答えられない人は、人生を楽しめていないということ。人生はいつからでも出直し、仕切り直しができる。(p76)
成功の反対は「失敗」ではなく、「何もやらないこと」。失敗を繰り返しながらやり遂げることを成功という。(p93)
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ほのぼのした感じだった。
「たて糸の読書」(時代が変わっても通用する普遍の心理が学べる読書)をしていきたい。
魔法の3冊セット(「竜退治の騎士になる方法」「びりっかすの神様」「二分間の冒険」)も読んでみたい。
思い込みは思い込みの内容による。
「今」を生きること。
自分を磨いていくと、そのレベルにあった人が現れるようになる。
人生最良の時はいつですか?と聞かれて、今と答えられる生き方が出来たらいいな。
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本屋店長で「本のソムリエ」の清水さん著書の本。
「この悩みを持っている女性にはこの本を読んで欲しい」といった本の紹介がまとめてある。
自己啓発本の紹介はなく、物語や漫画などの紹介ばかりなのが
面白かった
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女性たちが抱きやすい悩みに応じてセレクトされた53冊の本の紹介。え、この悩みにこの本?というちょっと’意外性のあるセレクトもあり、とても興味を惹かれました。紹介されているどの本も読んでみたくなりましたが、この本「しあわせ読書のすすめ」を読むだけでも悩みが充分に軽くなっていくような気がしました。
読書コラムもわかりやすくて参考になってよかったです。
本をどのような意識をもって読むか?読んだことをどう自分自身に活用するか?という点でとても参考になりました。
53冊の中で私が特に読んでみたいなぁと思ったのは明治生まれの教育者、後藤静香さんが書かれた「楽園」です。
泉ウタマロ著の「人生逆戻りツアー」もよさそう!
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文章がなんとなく好きになれませんでした。紹介する本もライトなものが多いかな?という印象です。日本にも世界にも素晴らしい文学作品があるのだから、多少はi混ぜて欲しかったなと思います。表紙のデザインが可愛くて惹かれました!
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いつも行く書店のカウンターで、「若い人に贈る読書のすすめ2011」という小さなパンフレットを手にしました。
その中で紹介されていた本の一冊が、この「しあわせ読書のすすめ ~本のソムリエが教える悩んだときに読んでほしい53冊~」でした。いろんな女性が抱える悩みを解決に導く本が紹介してあるということでした。
私の職場にも、一生懸命に、悩みながらも頑張っている女性社員達が居ます。この本の紹介文を読んだ瞬間、彼女たちにことが、頭に思い浮かびました。何かの機会に、支えになるような本が紹介されているかもしれないと思い、読んでみました。
実際読んでみると、自分自身の琴線にも触れる本が何冊か目につき、実際に本を購入して読んでみました。
実際に購入して読んだ本
・「福に憑かれた男」:人の成長は、人との出会いを如何に活かすか。福の神に憑かれる3つの条件は、なかなかできる人はいないが、かりにできれば、福の神が居なくても、幸せになれる。
・「営業の魔法」:新人営業マンが、他社のベテラン営業マンから、営業の心得を伝授され、実践し、成長していくもの。大切なことがよくまとめられて書かれている。営業だけでなく、その他の対人折衝業務でも、活用できる内容だと思います。
・「小さい”っ”が消えた日」:ひらがなの小さい”っ”が、言葉の世界で、自分は発音されない役に立たない存在だと感じいなくなる。でも、小さい”っ”がないと言葉の意味が変わってしまい、皆がその大切さを認識するというもの。自分の役割が、必ずあることに気づかされる話。
・「”かも”の法則」:できない”かも”という否定的な”カモ”を頭の中で飛ばすのではなく、できる”かも”という肯定的な”カモ”を飛ばすことで、前に進んでいく力が得れるという話。
・「やさしいって、どういうこと」:やさしいか、やさしくないかは、「相手が私の好む態度をとったかどうか」で決まる。
という定義は、我々の日常で使っているやさしいを的確に定義していると思いました。
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「感情が動かないと人は行動できないから。感情が動けば人は行動できる。行動ができれば人は変われる!一冊の出会いで人生が変わることもあるんです。」p124
「清水店長のモットーは「明極心」。明るい心を極めようという意味。人はつらい時こそ笑うんです。暗い顔をしていたら、しあわせは逃げて行ってしまいますよ。」p125
アクション
最高の笑顔で、読書のすすめに遊びに行く。
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気になるものが多かったので、メモして読んでいます。
テーマ別になっていて、分かりやすいのではないでしょうか。
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本を紹介しながら「将来が不安です」などの質問に答えていく構成になっています。
紹介されている53冊中、自分の読んだ事のある本が1冊でした(笑)。
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女性向けの読書案内。
分かりやすい文章で、軽めの内容。本の初心者向けかな?
読みたい本がたくさん見つかった。