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恩田陸の不思議な世界にようこそ!
って感じの短編集でした。
文章の描き方やっぱり好きだなぁ。
なんだかどっぷり浸れます。
てかてか、前読んだ「木曜組曲」の中で主人公(小説家)が描いてる「蛇と虹」という話がまさかのまさかのってました!
嬉しい!
こういうサプライズすごくいいです。
恩田好きにはたまらない一冊だと思いました。
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表題作「いのちのパレード」を含む不思議系短編集です。第1話は「観光旅行」、地面から石の手が生えてくる村に行くって話なんですが、どうにも入り込めないしオチも微妙。次の「スペインの苔」、話を散々引っ張った割にって感じ。3つめ「蝶遣いと春、そして夏」、ここまで来るとなんだか物語内の設定がいちいち鬱陶しい。全体的に乙一の「ZOO」から、毒だけ抜いたような、そんな印象。「エンドマークまでご一緒に」は面白かったです。
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裏表紙に不可思議空間にあなたをご招待、
とあるので幻想文学を期待して読んだが、
実際は幻想&シュルレアリスム、ホラー、感動もの、
とバラバラなものであった。
「観光旅行」「エンドマークまでご一緒に」「SUGOROKU」が
個人的にはおもしろかった。
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物語が持つ面白さを教えてくれる、恩田陸は僕にとってそういう作家です。「奇想短編シリーズ」と銘打たれた一連の短編の奇妙な味は、小説だからこそ味わえる面白さでしょう。映像的ではあるのだけど、映像にしてしまうと奇妙さが失われてしまうような、文章で迫ってくる迫力が心地いいです。
手の形をした巨岩が生えてくる村、かたつむり注意報が出る夜虹色に光る彼らがやってくる、彼が隙間を恐れる理由は? などなど、ホラー色の強い作品、ユーモア溢れる作品、SF的世界観が広がる作品、多種多様の世界で翻弄してくれます。
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作品自体はどれも面白い。
けど
図書館の海もそうだけど
恩田作品の短編はいまいちスキになれない。
この人の尻切れトンボ的なラストはどちらかといえばスキな方だけど、
短編でこれをやられると物足りなさだけが残り、物語を読んだ感じがしない。
映画館の予告編のみをひたすら見続けているような感覚。
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短い話ながら引き込まれてしまう。皮肉が効いていてなかなか刺激的だった。いのちのパレードの描写がうつくしい。
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それぞれの話はテイストが違うものばかりだけど、どれも突飛で異様。でも、どれもやっぱり恩田陸作品。数ページ先の展開が全く予想できない…。
「蝶遣いと春、そして夏」「エンドマークまでご一緒に」が好きかな。
内容・テーマに呼応したかのような不思議な表紙、タイトルの洋訳など作品群以外もよかったです。
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文庫化したので再読。少し日常からずれた世界の話たち。初読のときにはこの本は恩田さんの作品の中で特に良かったという印象はなかったのですが、再読だからかそれとも自分の読解力が上がったのかどの短篇も以前よりも面白く感じました。恩田さんの作品の魅力を再認識しました。特にお気に入りは三篇。「蝶遣いと春、そして夏」、幻想的で美しい雰囲気が印象的。「夕飯は七時」、おかしな現象が起きた後の対処方法がコミカルで好き。「エンドマークまでご一緒に」、勝手にリズムが浮かんできました。それとやっぱり日常に持ち込んじゃ駄目ですね。
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恩田陸の世界観がとても出ている作品
でも少し読みづらいという感も否めない
恩田陸の他の作品とリンクしている短編も入っていて、個人的には楽しめた。
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解説の「・・・このように恩田の短編には、壮大な物語の一部を切り取ってきたようなスケール感を備えたものが多いのだ」という言葉がぴったり。中には私にはおもしろさの分からないものもあったけれど、読者の想像力を刺激しつづける短編集だと思う。
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最後までよくわからない話もありましたが、全般的に面白かったです。
「エンドマークまでご一緒に」が一番お気に入り。
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良い恐怖をいただきました。一つ一つのお話の怖さの方向性が違っていたので怖い怖いと思いながらも読み進める手は止められず。人間の暗い部分だったり、逆に極限の環境での明るさやそこ力が描かれたと思えば、ひたひたと近寄ってくる恐怖があったりと多様な怖さに魅せられました。
また怖いお話の中にも、「エンドマークまでご一緒に」のように思わず笑ってしまう怖さもあったりして飽きずに読めました~恩田さん独特の雰囲気が色濃く出ているので、恩田陸好きの人なら読んで損はないのでは?ただ恩田さんの作品にあまり親しんでいない人は好みが分かれるかもしれないな、とも思いました。
どれも面白かったですが、特に印象深かったのは「観光旅行」「エンドマークまでご一緒に」「SUGOROKU」「夜想曲」かしら。多分読む側の状態・タイミングによっても得られる怖さが違ってくるかも。
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不思議な話、ぞわっとする話が多い。観光旅行が一番ぞっとしたかな。
全体的に、ファンタジーホラーな感じで夏は涼しくなっていいかな、という感じ。
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恩田陸のプロットの面白さって、短編でもわかるっていうか短編だからわかりやすいっていうか。
長編に広げるとまとまりがつかなくなるのよねー
とりあえずビバ発想力!!
なんて軽いコメント!
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独創的なお話しの詰め合わせ☆
「観光旅行」、「夕飯は七時」、「蝶遣いと春、そして夏」が好き。独特の世界観は何回読んでも毎回違う解釈ができるから好き。