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電気自動車などについてざっくりオーバービューするのに最適。
日本が得意としてきた「すりあわせ」型の自動車から、パソコンなどでおなじみの「組み合わせ」型の電気自動車をはじめとする次世代自動車。
自動車メーカー以外の新規参入者が増える中、車を取り巻く環境はどのように変化していくのか。
電気自動車の心臓、電池、モーター、コンバーターを制するのは誰なのか?
そんなことを1時間で追えてます。
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仕事の分野に関係する、ということでキマグレ読書2冊目。
自動車産業の近未来を、技術や資源事情、各会社の連携面を主軸に語った本。
比較的整理もされていて、読みやすくてよかった。
日々の業務の中でちょいちょい出ている話題なので、再整理という位置づけが強かった。
よく言われる電気自動車とスマートグリッド、自動車トラフィックのネットワーク化について、特によく触れられている。
今までの他の業界にみる再編のパターンにあてはめた考察なんかが印象的だった。
あくまで資料と現状の整理が内容なので、特に新しい発見とか感動とかはナシ。
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著者はコンサル会社の自動車チーム。
電気自動車が大衆化する2020年までの10年間を
先に勉強するための本。
自動車業界は本当に100年に一度の変革期かもしれない。
とても読みやすく、理解しやすい本。
次世代自動車に関して知りたい方はまずはこの本から。
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次世代自動車である、ハイブリット、プラグイン・ハイブリッド、EV,燃料電池車の違いや、歴史から始まり、バッテリー、モーター、インバータの3種の神器のレアメタル、バッテリ開発の問題まで言及している。
作り方が水平分業になることや、端末になる可能性も含めて、どこまで本当に実現するかはともかく、今後の次世代自動車は目が離せないと理解できた。
本当に1時間で読めるくらいにまとめてあるのが非常によい。
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キーワードはV2HとV2Gとのこと。
V2Hはvehicle to home.
震災で重要な機能であるとの理解が広まった。
V2GはVehicle to Grid
こちらは,実現性がいま一歩ピンと来ない。
充電インフラの重要性など鍵となる概念はあちこちにある。
どう汲み取るかが勝負かも。
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電気自動車を取り巻く状況から、近い未来の見通しまで、非常にコンパクトにわかりやすくまとめられている。「1時間でわかる」は伊達じゃない。
特に時間のないビジネスパーソンが読むのに最適。
・第3章 従来は多数の部品の「相性」をすり合わせながら全体の性能を高める垂直統合型モデル。 コアとなる部品は「エンジン」。全体の調整を行い、最終製品を纏め上げる「自動車メーカー」が一番力を持っている。
EVのコアとなる部品は「バッテリー」。パーツ同士の依存関係はエンジンと比較にならないほど単純。すり合わせはさほど重要ではない。
パーツの生産者の力が強まり、水平分業型モデルに移行する。
「自動車メーカー」の地位は相対的に低下。
電気産業は既にこの流れを経験している。産業の「スマイルカーブ化」。 PC業界の”ウィンテル化”により川上(部品・原料)の付加価値増加、ヤマダ電機などの系列と無関係な家電量販店による川下(小売・サービス)の発言力増大。 IBMのパソコン事業撤退、NECや富士通など老舗PCメーカーの衰退。
・第4章 スタンドアローンから端末へ。 これまで移動手段でしかなかった自動車が、電力線と情報で社会とつながる「端末」へと変容する。
計算機でしかなかったコンピューターが、ネットでつながることでコミュニケーションツールになったように。
・第5章 世界で進められるスマートシティ計画。 乗り物の概念が変化する。個人所有からリソースの利用へ(クラウド化に似る)。
常識が変わる、パラダイムシフトは既に始まっている。
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新規ビジネス開拓にロックオンされたため勉強として。
次世代自動車、電気と燃料のハイブリッド、電気量販店やインターネットで電気自動車を購入する時代がくるかも、バッテリーメーカーが自動車業界でウィンテル化する、など面白い。