投稿元:
レビューを見る
3つほどの詩を立ち読みし、おっと思って買ってみました。
内容は人生訓もあり、近親者の死を忍んだものもあり、わかり易く、親しみ易い作品でした。
使用している語彙や韻の踏み方もセンスいいですね。
投稿元:
レビューを見る
猪木特有の茶目っ気やひとりよがり全開の詩も多々あるが、長い間猪木ファンだった自分としては、『眠れぬ夜』『師匠』に目頭が熱くなった。
許せぬものたちが時を経て、許せるものとなる。それらを回想して涙を流せた時、人は誰もが詩人となるのではないか。
冷蔵庫の納豆
食べちゃってごめんね
投稿元:
レビューを見る
アントニオ猪木はなぜ力道山を殺さなかったのか
猪木には信じている言葉がある
猪木のおじーちゃんは海の守り神であり
ということは猪木の帰る場所も海なのであって
魅惑のイノキアイランド
パラオの海は竜宮城なのだった
投稿元:
レビューを見る
以前ネットで「心の扉」という詩を見て素晴らしいと感動したのを思い出して手に取った。最後の2行でハート鷲掴み。
新たに“感情にメロディを与えてくれた”のは「生き地獄」。新川和江さんが巻末の対談でおっしゃっているように、普通の人にはできないことを経験しているからこそ拾い上げることのできる題材で、猪木氏の素直で飾らない言葉だからこそ、実際にその地獄を見ているわけでもない私たちの胸にストレートに響いてくるのだと思う。
プロレスのこと、世界のこと、自分のこと、愛する人のこと、全部詰まった好感の持てる詩集。
投稿元:
レビューを見る
猪木さんの詩集が文庫で登場。
詩の才能があるとかないとかそういう話は
どうでもよくて、稀代のストーリーテラーで
あり、ストーリーメーカーであるアントニオ
猪木の声を聴く。
時には檄をとばし、時には優しく包み込み、
時には怒り、時には涙する。
文章ではなく、詩という形で表れる声を
聴く。
それで元気になるならいいじゃないか。
それで力が湧くならいいじゃないか。