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紙の本
自ら発見することは、自分にとっての技となる。たとえ言い古された戦略であっても、身についているかどうかは別。そしてそれが出来るようになった頃には、ピークを過ぎていることが多いということが、もどかしい。
2011/02/13 09:35
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヂャリや - この投稿者のレビュー一覧を見る
「たった6000万円」と思わず副題を読み間違えてしまった。一昔前は「らくらく億単位」の表題が多かったが、世の中せちがらくなったのか、このまま行くと今度は百万単位や万単位になるかもしれない。そういえば一万ドル単位だったものが千ドル単位で取引が出来るブローカーもちらほら。レバレッジ規制もあいまって損する額も少なくなるが、ごくたまに儲かる時の額も円単位になってしまう時代になってしまった。
もうひとつ勘違いをしていたことがある。
「マナブ式」とは学ぶではなく、著者の名前であることが判明。
学ぶことが戦略とは、どういうことだろうという興味が打ち砕かれた。
テクニカル指標の読み方の解説は確かに勉強になったところが救いだったが。
トレンドトレードとブレイクアウト戦略で食い物にされた個人投資家が今度はオシレーター系の餌食になることを心配しているのは、私の取り越し苦労か。
内3000万円は運。ただし運が良ければ、これだけ稼げるということもすごい。
「自分にめぐってきたラッキーな状態をなるべく大きく育てる」と著者も言っているとおり、そのための準備が本書にある。もっとも、その運がめぐってくるとは限らないところが辛い。
本書の中でも著者は市場から3回、退場させられたことを告白している。
失敗をしてあきらめるのも、良い選択。これ以上の損はないのだから。
著者のように徹底的に研究をしてアマノリーに気づき、それがずれてきたら撤退し別な手段を構築するのも一つの選択だ。
いづれにしても戦略を文章に出来るまでになるには、並々ならぬ努力と興味の持続が必要だ。
そのことには敬意を表したい。
ただし、世の中に広まった頃、ピークを迎えるのは世の常なのかもしれないことは肝に銘じながら。
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