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剣の妄想が暴走してる…のはいつものことか。相手が八雲じゃなきゃ成り立たないよね、このカップル。まあそれが彼女ららしさか。展開が激しく動いたけど次はどうなるやら。ここまで動きが大きいとそれはそれで心配になる(笑)
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まぁ、なんだ、男の娘回。(^^;
萌えているのはヒロインだけなんだけどね。(^^;
お泊まりエピソードやらクイズ大会やら、ヒロインの性格がもう少しデレていれば、ありがちな展開にもなりましょうが、そうならないのがこのシリーズの特徴ですね。
最後に大事件が起きますが、ここまで強力なキャラクターだったなら、ここまで出番を引っ張ったのもしょうがないかな。
ラスボス級だものなぁ。(^^;
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一言で言えば、これこそが望んでいたもの、である。
今回、このシリーズのキーワードである「ラブコメ」「クラゲをメインとした海棲生物のうんちく」「カレー」「ライトノベル作家業」といった要素が、きちんと物語に組み込まれ、色濃い形で表れている。
その上、六巻の展開を受けて剣が成長していること、長らく悩んでいた八雲が進路に一つの目処を付けたことなど、明らかに物語が進展している。その流れを大きく揺るがす引きも良い。
悪ふざけに近いコメディも上滑りしていないし、視点も剣でほとんど固定されていて読みやすい。おそらく、ここまでで最もよくできた(というと表現が悪いが)巻ではなかろうか。
もっと早い段階でこうした進展があって良かったと思うのだけど、なんにせよ、良い巻だった。文句なしの星五つである。
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剣の許可が出て、暫定交際から晴れて正式交際へと昇格した八雲でしたが、2人の日常は相変わらず。そんな八雲の朴念仁ぶりに業を煮やした剣に、八雲は自分でも気がついていないが、じつはとんでもない変態属性の持ち主ではないかと多々湖が告げたため、剣の精神状態はたいへんなことになります。
そんなある日、由良水族館で「クラゲナイト」というイベントが開催されるので、八雲は剣を誘って一緒に出かけることになります。このイベントには、クラゲの研究でノーベル賞を受賞した、八雲の憧れの人である内田章一博士がくるとのこと。ところが、このイベントは女性二人組でないと参加できず、八雲はゆうなの父・市古鹿之助のメイクによって超絶かわいい男の娘に変装し、イベントに参加します。
「クラゲナイト」のイベントでは、クイズ大会が開かれる。優勝者は、内田章一博士と会食ができるということで、俄然やる気になる八雲でしたが、彼の前に強敵が立ちはだかります。それは、ライトノベル界の大御所で、じつは内田章一博士の娘という水戸敷あるみでした。
勝利を収めた八雲は、内田博士のアメリカでの研究を手伝ってはどうかと誘われることになり、剣は八雲の夢のため、彼をアメリカへ送り出そうと決意します。ところが、剣の父・流鏑馬半次郎が急遽帰国するという報せがもたらされます。しかも半次郎は、「あたえや」など既存のカレー店をつぶして、戸来市に新たなカレー店を開くという計画を掲げます。
ここへきて、物語が一気にクライマックスへ近づいてきた感じです。ところで、ライトノベル界の大御所・水戸敷あるみのモデルはやはり、キャバクラで豪遊するのが趣味というあかほりさとるなのでしょうか。