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映写室に篭る少女と出会う設定はgood。閉じこもる理由は重い。
レイジという人間にリアリティを感じない、こんな人間はいるのか?
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最初に3つの約束に「おー?」とさせられるけど、なんだかそれがあっけなくて「えー?」てなってしまった。
全体的な雰囲気は好きだけど、読めてしまうラストにちょっとショック…。
でも、心があったまる物語です。
ちなみに引用の「好きだ。」はこの小説のこの場面だからこそ、とてもとても惹かれました。
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面白い
映画をみているよう。
恋愛小説の分類に入るのかもしれないけど、さわやかで、そして引き込まれる描写と話の進め方。
設定もなかなか面白い。
途中で出てくるバイトの女がいるんだけど、それが今一歩、あまり面白く絡んでこないのが気になったけど、基本的には話の筋もしっかりしていて面白い。
読む価値のある話である
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ミステリー小説という枠ではないのかなと思った。読了後の気持ちは清々しいものだが、途中から展開が読めてしまうし、ルカの過去もそんなに衝撃的なものではなく、そのパズルを見つけて行くミステリーでもないのかな。
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三年間も映画館での引きこもり生活を続けているルカ。休学して実家に戻った大学生の恵介が彼女と出会うところから物語は始まります。
序盤は、ルカのミステリアスな境遇をのぞけば、奇をてらったところのないさわやか〜な青春小説な印象。直球ストレートな内容ですが、僕は結構この序盤は好きでした。
ただ、レイジが登場して彼の奇妙な行動や過去のお話が現れだす頃から、その奇行っぷりに妙な違和感を覚えて、本への没入感が損なわれて行く感覚がありました。
それがあったので中盤はすこしテンションが下がりましたが、ラストシーンは感動的でとても良かったです。恵介とルカがお互いを思い合うところと、描写された情景の美しさが相まって、胸に込み上げるものがあります。
映画化が予定されてるそうですが、このラストシーンを早くスクリーンで見てみたいです。
ちなみに映画での恵介役は高良健吾さんだそうですが、ルカ役はだれだろう?個人的には恵介役よりもそっちが誰かの方がキャスティング的に重要だと思うので、めっちゃ気になるです…
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だめだ~、これ。
最後まで投げずに読んだけれど、苦痛。
文体と言い、設定と言い、全体に古臭い。
映写室から出ない若い女性とか、バイトの三つの約束とか
食いつきは良いのに、中身は期待外れも良いところ。
その昔の劇画を読んでいるのかと思っちゃう。
しかも、あ~んな陳腐な展開に、思わず失笑。
小道具は携帯やらメールやら、今風なのに。
おまけに、後半は生理的な気持ち悪さが加わる。
あのウルシバラが本性をむき出しにするあたり。
完全にダメ。
結構、長編だったのにな~、時間がかかったのにな~
残念。
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3年間職場である映画館を一歩も出ていない女の子と、そこにアルバイトに来た男子大学生の話。
設定はおもしろかったけど、展開、結末ともに物足りない感じ。
最後のシーンだけはなかなか良かった。
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面白くない。
面倒なので推敲もせずだらだら書きます。
古い映画館が舞台っていうのがあざとい。レトロな食堂、さびれた商店街、そこに流れる空気を守りながら新しい風・・・とかもういいから。飽きた。
レイジのキャラ付けが手抜き。幼少時に死に触れたから、精神的に成長しなかったし女と手当たりしだい寝ちまうんだーって、納得いかない。せめてせっかく親バカママを出したんなら、小さい頃から性的虐待を受けていた、そのせいで性的に倒錯してしまい、両親の離婚もそれに起因していて・・・ぐらいくっつけてもいいんじゃない?まあそれはそれで使い古されてるけど。
とにかく、レイジは変な奴なんだ、おかしいんだアピールの一点張り。読者に、本当にそうなんだろうか?レイジってどんな人間なんだろう?と一切考えさせない描写の姿勢に反感を抱いた。
大体ウルシダセブンだの月曜日のなんちゃらだのって、ださい。なにそれなにそれーってなると思って用意したなら読み違えすぎ。
そしてなぜルカが、まるでかわいそうで繊細な女の子扱いされてんの?強姦されたわけでも脅迫されたわけでもなく、自分の意志で自分の好きな人と好きなだけやってたんでしょ?それでちょっと付き纏わられたら性恐怖症ですか、それで優しい代わりの男が出てきたら病気も治りましたか。いいご身分ですね。
最初の方の仕事に一生懸命だったルカはどこに行っちゃったの?そんなちょろいから、レイジにも目つけられたんじゃないの?なんにも成長してないんだね。
なんか超長くなった。まあ一言でいえば、「作者にはこう読んで欲しいというプランがあって、読者がずれることなくそこに着地するようにずっと見張ってる本」というイメージ。
最初にそれを感じたのは、啓介の元彼女の描写。人間関係をああいう書き方をするものじゃないと思う。
小説ぐらい、幅のある読み方、考え方を許してくれ。
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いい話!
映画化するのか―ぜひやってほしいね、これは。
徐々に、すごーくゆっくり進展していく恋。とっても優しい、あったかい愛。傷を包むように大事に求めて。素敵すぎるなあ。こういうのすごくいいと思う。レイジの乱れっぷりが対照的ですさまじいし笑 読後感爽快。すっきりした気持ちになります。
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映画館でバイトを始めた恵介。そこで出会った映写技師のルカは、一歩も外へ出ることなく映写室で暮らしているらしい。なぜ彼女は三年間も閉じこもったままなのか?「ルカの過去について質問してはいけない」など三つの不可解な約束に困惑しながらも、恵介は固く閉ざされたルカの心の扉を押し開いていく。切なく胸を打つ、青春ミステリー感動作!
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うーん。関口さんの作風は好きなので、全然読み進めたのですが、★3つなのは、ちょっと自分では消化不良感があるところですかねぇ。
大体途中で物語の最後のほうまでの流れが予想できてくると、やっぱりその通りになるのか?みたいな。
あと、レイジの使い方がちょっとねぇと。もう少しアクの強いキャラなので使ってあげて欲しかったかな。あっさりとフェードアウトしちゃうのはびっくり。
でもま、好きな作家さんなのではずれではなかったので良かったです。
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実は作者は知り合いです。
映画化すると聞いて読みました☆
いやはやなんとまぁ爽やかな話!
穏やかな気持ちにさせてくれる本です☆
レイジみたいな人が近くにいたらどうしたらいんだろうか。。。
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いちおう恋愛小説なんだと思うけど、ヒロインのルカがなぜ3年間映画館に閉じこもって一歩も外に出ていないのか?
の理由がなかなかわからずミステリーの要素もある。
恋愛小説はすすんで読まないけどこれはストーリーのテンポが良く、続きがどんどん気になり400ページあっても1〜2日で読める
実際に著者が映写技師の仕事をやった事があるようで、映写技師のヒロインのリアルな描写が良かった
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学校サボっては
昭和な映画館で
三本立てを観てた自分には
かなりツボな作品。
安全性を重視し誘導灯を点けたままの今と違って
昔の映画館は、
完全な闇が支配する密室空間。
それは自分にとって、
日常を忘れ、
映画に浸るためだけにある
優しくて甘い闇でした。
時給1500円に釣られて、
映写技師の助手をすることになった
大学生の恵介。
そこで出会った
21歳の映写技師・杉本ルカは、
3年間も一歩も外を出ることなく
映写室で暮らす
ミステリアスな女性。
恵介は
☆ルカの過去は聞かない。
☆月曜日のルカは
ナーバスになるから
そっとしておくこと。
☆ルカとの恋愛は禁止。
という不可解な約束を守ることを条件に
銀映館で働くことになります。
なぜ彼女は
映写室に閉じこもったままなのか?
淡い恋心を描きながら、
やがて明らかになるルカの過去。
ミステリーの要素を持たせた青春ストーリーだけど、
とにかく映画館好きの自分は
映画館で暮らす少女
という設定だけで食いついたし(笑)、
映写技師という仕事が分かって
かなり興味深かったです。
映写技師は
作り手の思いが詰まったフィルムを、
客に届ける大切な橋渡し役。
だからこそ誇らしい仕事だし
責任重大なんですよね。
実際に映画館で働いていた作者ならではの
映画愛溢れる描写にも
心奪われます(*^o^*)
1秒間に24コマ動く
カタカタと写し出される残像が
記憶として心に刻みこまれるのが
『映画』という表現で、
それはDVDでは
決して味わえない
『生の体験』です。
客層によって
時代の空気をも肌で感じられるし、
映画館特有の
みんなで笑ったり泣いたりを
共有できる感覚(ライブ感)こそが
いつまでも残る記憶となりえるんです。
レイジというキャラが、
辻村深月の『凍りのくじら』の
サイコ野郎に非常に似通っていたり、
ストーリーにも
ツッコミ所は多々あるけど、
この作者の書く
甘く切ない世界観は嫌いではないし、
映画が好きで、
優しいことで損をしたり
傷ついてしまった経験がある人なら、
かなり共感できる小説なんじゃないかな。
そして、
映画が好きであればあるほど
胸に響く感動的なラストは、
是非とも
映像で観てみたいと思いました。
6月の映画化も楽しみ♪
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3年もの間一歩も外に出ず古びた映画館で生活する映写技師のルカと、臨時でアルバイトをすることになった恵介の恋愛ストーリー。
アルバイトの採用に至って支配人から不思議な3つの条件を突き付けられます。それが平凡なラブストーリーにミステリ的な奥深さを持たせています。
主に物語の舞台となる映写室は2人の仕事場でありながらルカの居住空間。そんな非日常的な世界観と魅力的で謎めいたヒロインルカにグイグイ引き込まれました。