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おかあさんは、なにしてる? みんなのレビュー

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19 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

なにしてるんだろうね?

2016/11/16 09:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る

子どもたちが学校や幼稚園でそれぞれ過ごしている様子と、
おかあさんたちが家庭や職場で過ごしている様子が対比して描かれます。
親子の行動がリンクしています。
子どもがしているお絵かきも、おかあさんはペンキ塗りだったりと、大人になっても家事や仕事につながっていくことを気づかされます。
子どもの頃は、役に立つかどうかは考えず、どんなことも楽しんでやれれば良いと思いますが。

ひとつの場面の絵に、他の子どもの様子が続きで描かれていたりして、細かなところまで気配りされています。

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紙の本

【読みきかせ・幼児~小低】こぐまの「くんちゃん」シリーズのドロシー・マリノの作品。子どもたちが学校や幼稚園で過ごす姿と、その時間帯の母親の知らない姿が対比されて描かれています。1959年の古い絵本ですが、そう現代とのギャップがありません。さりげなく、子どもたちの回りに広がる社会について知ってもらうのに良い内容。

2010/12/20 22:43

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 子どもたちが学校や幼稚園に行っているあいだ、おかあさんはどういうことをしているのかを描いた絵本です。
 「イクメン」なるものが脚光を浴びる男女共同参画社会推進中の現代において、おかあさんだけでいいものかという気もしなくはない。けれども、そういう突っ込みをするなら、ついでに幼稚園だけでなく保育園も入れておいてよということや、月曜日から始まる物語が、仕事のない週末の家族の情景で結ばれるけれども、今はサービス業他、土日に働く人も多いのだからということも加えたくなります。
 原書は1959年に米国で出たようです。働いているお母さんが多く取り上げられているだけでも十分という感じです。

 この絵本を作ったのはドロシー・マリノ。最近あまり見かけなくなった、こぐまの「くんちゃん」シリーズで有名な絵本作家です。うちにも「くんちゃん」は4冊か5冊あるはずで、『くんちゃんのはじめてのがっこう』が私は一番好きです。
 このシリーズは、大勢の子どもたちの前で読むには長いので、聞いてくれる子たちのコンディションを見極める必要があります。おやすみ前、枕元で読んであげるのに良いと思います。どったんばったんして興奮させるようなお話ではなく、場面展開やこぐまの動きに変化があり、それでいて落ち着いた雰囲気があるからです。それは、黒い色とカラー1色の2色で刷られているというところからくるものなのかもしれません。

 『おかあさんは、なにしてる?』も2色刷りですが、黒とオレンジのページと、黒と青のページに分かれています。表紙とカバーは黒、オレンジ、青の3色が使われています。とてもしゃれた装丁ですね。

 「みんなが いえに いないあいだ、おかあさんは なにを しているでしょう?」という問いかけの後、見開きごとに子と母親が登場します。例えば、左のページで「ジョゼフが、ようちえんで えを かいているとき、」に右のページでは「ジョゼフのおかあさんは、だいどころのとだなに ペンキをぬっています。」となっています。
 ちょっと流れから外れますが、この「だいどころ」という訳、いいですね。最近出たばかりの絵本だというのに「キッチン」としなかったのが、とてもいい。
 子のしていることと母のしていることが、このように関連しています、どの見開きでも……。それが見ていて楽しいです。算数をしている子には、計算機で計算をしているお母さん、国語の教科書を読んでいる子には、幼稚園で絵本を読んであげているお母さん、お店やさんごっこをしている子には、お店のレジで働いているお母さんがペアになっています。
 ニナという花に水やりをしている子が出てきますが、それは作者のお嬢さんで、庭にバラの苗木を植えているお母さんはドロシー・マリノ自身だということです。

 そのような平日の紹介のあとで、週末の家族の過ごし方が紹介されています。ピクニックやお菓子作り、図書館や映画へお出かけ、プールや動物園も……。誕生日パーティーを開いた子もいます。
 余談ですが、余暇生活について研究している学者の本を読んでいたとき、日本人のレジャーは、いかにお金をかけたかということにこだわるという指摘がありました。今は少し違ってきていると思いますが、確かに経済が絶頂の頃は、ショッピングセンターにぞろぞろ出かけて行って買い物をして食事をして、ゲームで遊んでプリクラを撮って……という具合。あるいはテーマパークや観光地に出かけて行き、入場料を払って、名物を食べてお土産を買って……という具合。
 それに比べると、欧米の家族は、あり合わせの食べ物を持って出かけて、公園や見晴らしの良い野外で何もせずに語り合ったり、キャンプをしたり、自然を満喫したりというスタイルが主流だということでした。そういう家族での過ごし方の様子が、この絵本で確かめられました。
 この絵本は、大勢の子どもたち相手の読みきかせもしやすそうです。

 お話のあとに、ドロシー・マリノについて詳しい説明が入っていました。彼女がニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグで国吉康雄に師事していたことがあったとは初耳で驚きました。そういう目でペン画を見直すと、親しんできた絵柄がとても新鮮に感じられます。
 たくましく働く女性たちへのフェミニズム的な敬意も、国吉の影響なのかとも感じられます。

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2010/12/02 23:37

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2011/08/19 16:28

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2013/05/17 01:02

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2013/08/01 22:42

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