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丸の内OL殺人事件を調べるノンフィクションライターの笹尾が突き止めた真相とは・・・
謎に誘われてグイグイ読んじゃうんだけど、読み終わってみると悪意とか嘘とか、結構怖い話かも。
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構成のせいか、自分がノンフィクション作家になったような気分に。
昼はOL、夜は売春婦という設定が面白いのか?
被害者なのにいつの間にかその二面性ばかりが強調され、事件は彼女の生活を暴くような方向へ。
人は自分と違うものにひきつけられるのか?
新聞雑誌などに誘導されているということなのか?
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これも実際にあったかも? 「丸の内OL殺人事件」の真相を追うノンフィクションライターたちの物語。被害者が曝されるスキャンダラスな事件と、真犯人を突き止めようというライター。関係者たちの証言を集めて被害者の姿を形作るうちに明らかになってくる真相。このじわじわ感がたまらないミステリです。
やっぱり折原さんなので。ああいうトリックなんじゃないかと思いましたが。そうでもなかったなあ。見抜けないたくらみにやられました。そう来ましたか。ラストも印象的。
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最近小説を読んでると、作者は、自分より年下か、
年上か、それとも同年代か考えるようになった。
40代と言うのは、そのどれもがありうる世代だが、この作家は、年上だと直観。
熟練の匂いのする文章の構成、女性の描き方、などなど。
後半になるにつれ、読むペースが速くなった。
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なかなか先が見えてこなくてつまらん。無駄に冗長。
警察や探偵が犯人を追う展開ではなく、ノンフィクション作家が被害者の周辺を調査するといった、普通の推理小説とは異なるところが面白いのだろうか?個人的にはまどろっこしいだけで途中から読むのが苦痛だった。
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題材としてはとても興味深く
参考にしたであろう実際の事件をどのような切り口で
折原風に着色するのかと期待大。
多少期待しすぎた部分もあるが
最後まで読み切った。
犯人の動機をもう少し詳しく知りたかった。
あそこまで執念深く思う気持ち…
もっとえぐって欲しかった。
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最初に折原さんの作品を読んだときに衝撃を受けたが、段々追って読むと独りよがりや自己満足な作品に思えてくる。
この本での面白かった場所は最後の犯人がわかるところと動機くらい。
今後も折原さんを読むか検討してしまう。
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浅草の古びたアパートで発見された女の絞殺死体。被害者は大手旅行代理店のOLだが、夜になると街で男を誘っていたという。この事件に興味を抱いたノンフィクション作家が彼女の生い立ちを取材すると、その周辺に奇妙な事件が相次いで起きていたことが分かる。彼女を殺したのは誰か?その動機は?「騙りの魔術師」折原一が贈る究極のミステリー。
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昼間は有能なOL、夜は春を売る女、というに面性を持つ女性・奈美が殺された。マスコミはスキャンダラスに報道し、興味本位の視聴者を煽るのだった。そんななか、何人かのノンフィクションライターがこの事件に目をつけ、取材をはじめる。物語はライターたちが彼女の周りの人びとに奈美の生き様を取材した内容が資料のように並べられるという形になっており、ライターのひとり笹尾時彦の目線で描かれているのだが、ときどき思わせぶりに謎の語りが入り興味をそそる。ラストは、そうだったのか、と腑に落ちる思いだが、あんなことでこんな流れができてしまうのか、と背筋が寒くなる心地である。途中何度か真犯人がわかりそうでわからないもやもや感があったが、大筋では間違っていなかった一冊である。
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叙述ミステリは好きだし、その使い手である作者の作品も好きだった。ただ、多彩なバリエーションが期待できないジャンルなだけに、無理矢理ねじ伏せたような作品も多く、ここ何年かは敬遠していたのだが、久々に読んでみるとやっぱり面白い。昨今は折原節?が若干鈍っていたそうで、本作品にて初期のキレが戻ったとか。当たり作品だっただけに満足感も倍増かな。
97年の「東京電力OL殺人事件」をモチーフにした作品。ふたつの顔を持つ被害者を題材にしようと取材するライターの行動と、関係者の証言が交互に展開される。その間にいかにも意味ありげに顔を出す“幕間”という独白シーン。被害者の生い立ちから探っていくストーリー、関係者たちの不慮の事故、そして被害者が殺された真相──作中の事件は吸引力があり、不穏な雰囲気のまま淡々と進む。予想できそうでできない展開なので、中断するタイミングが掴めず自然と一気読みしていた。
もちろんこれだけでも十分面白いのだが、この作者の場合は外側に仕掛けを施しているので、作中に気をとられていると背負い投げを喰らうことになる。私の場合、直前で投げをかわせたかと思ったが、やはり派手にやられてしまった。
ヒントのタイミングが遅いのが気になるが、この作品だからこそ成り立つオチは、叙述の見本のようで実にすがすがしい。仕掛けが巧妙すぎると車酔いしそうな不快感に転じることもあるが、その辺りのサジ加減もちょうどいい。タイトルも絶妙。この種の騙された感は翻訳ミスでは味わえない。このキレが持続するのなら、リピートしてみたい作家なのだが…。
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なんだかすっきりしない終わり方。
私の読みが浅いのか…
犯人はあ~やっぱりって感じ。騙されたところもあったけどどうも今ひとつかな。途中は引き込まれるように一気に読めたんだけどね。
ラストがもっとわかりやすかったらよかったのにな。
結局殺されたのは本人だったのか、悔しがってるのでいとこだったのか…
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東電ОL事件が話題になっている今、読んでみた。
「物」シリーズの中でも上位に入る傑作。
おすすめです。
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一人のOLが殺される
そのOLの昼の顔と意外な夜の顔が明らかになる
ノンフィクションライターが彼女の身辺を調べていくうちに事件の犯人が明らかに
何が本当で何が嘘かがごちゃごちゃになるお話でした
面白かったけれど、なんで追悼者なんだろう
話としてはちょっと暗い
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「BOOK」データベースより:
浅草の古びたアパートで発見された女の絞殺死体。被害者は大手旅行代理店のOLだが、夜になると街で男を誘っていたという。この事件に興味を抱いたノンフィクション作家が彼女の生い立ちを取材すると、その周辺に奇妙な事件が相次いで起きていたことが分かる。彼女を殺したのは誰か?・・・登場人物に好感が持てず、途中で飽きてしまったのもあり、今ひとつ評価できず。
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最後の最後まで、犯人が分からなかった~
今回、途中途中で色んな予想をしたのが
見事に見抜けず全滅・・・
最後まで騙されました♪
面白かった~
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やっぱ面白い!
折原一ってなにもの?
人間だよねえ〜
OLも二面性だからどっちの顔の時に
恨まれていたのか?
やっぱり夜?
いまはまだ犯人わかりません。
244ページです
犯人全く予想つかない