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残照を視る人
2022/07/29 14:46
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
やたら忌部兄が出張っている14巻。
息長さん絡みで琵琶湖を探る事に。古代の琵琶湖周辺の役割、そして信長。
天狗を巡るエピソード モスマンとの共通点という忌部兄の目の付け所は面白いとは思う。
鳥を象る事がタブーだったのではという忌部妹(笑)の意見も。
大英博物館の脅迫 ストーンヘンジ、ロゼッタストーン…どんな決着をむかえるか。
宗像教授も忌部兄妹も息長さんもみな古き世の残照を視る運命なんだなあ。
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宗像教授異考録の最新巻ということで、迷わず購入。
いぶし銀的な安定した面白さ。天狗についてのエピソードは、オーパーツやらオカルトやらの方面に夢中になった昔の血(大げさ)が騒ぎました。史実からそうでないものまで、異考の名にふさわしい話しが魅力です。
連載は最終回を迎えたと聞いて、残念至極ではあるものの、海外(イギリス)を舞台にしただけでなく、次巻まで続くエピソードは初めてで(多分)、最終巻への期待がいやましました。
wikiをみてみたら、2009年に日本の漫画としては初めて大英博物館で翻訳展示されたとあり、おおすごい!!
http://ja.wikipedia.org/wiki/宗像教授シリーズ
あと、宗像教授と忌部神奈の関係に、なんらかの決着がつくのか、そこも気になるところです。
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あれ、次の巻が最終巻ですか……。
内容についてはうだうだいう必要ないでしょう。
相変わらず安心して読めます。
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帯表
日本の天狗、アメリカの天狗、現代の天狗!?好奇心を刺激する第十四集!!
山奥の町に天狗が現れて、人さらいを・・・!?
現代の妖怪に宗像が立ち向かう!!
琵琶湖の底に眠る遺跡が持つ恐ろしい歴史、天狗と過ごしたという少年の本当の過去を描いた二編に加え、イギリスでの大冒険編がスタート!!
裏表紙
琵琶湖の底には、さまざまな時代の土器が散乱しているという。
調査のため琵琶湖に潜った宗像が見たものは・・・!?
“天狗の爪”を祀る山奥の町に、本物の天狗が現れて・・・!?
イギリスのある歴史的建造物が盗まれた!!
大英博物館での講演のために居合わせた宗像と目的も正体も見えぬ敵との戦いが始まる-
東亜文化大学教授・宗像伝奇が閉ざされし歴史の真実の扉を開く。
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湖成鉄/『ビッグコミック』 2009年6月25日号、7月10日号、7月25日号
天狗の爪/『ビッグコミック』 2010年2月10日号、2月25日号、3月10日号
大英博物館の大冒険(前編)/『ビッグコミック』 2010年4月25日号、5月10日号、5月25日号、6月10日号