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小学生の時に読んであまりの面白さに感激した作品。
あまりの感動に読書感想文の題材にした所、後日先生に呼び出されて頭と心の心配をされました。
ちょっと前までのハヤカワミステリ文庫のアガサ・クリスティー作品は、表紙のイラストもとても魅力的で大好きでした。たいていの絵の中に仕掛けがしてあって、本を読み終わってから見返すと「あっ!」・・・みたいな(笑)。
最近の漫画のカバー裏表紙みたいな感じですが、それを一つの絵でやってしまう所が何ともトリッキー。
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中学生の時に読んでドハマリした一冊!!
誰が犯人なの!?ってドキドキしたの覚えてる。
アガサクリスティーまじイケメン!!
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何回か読もうと思っていてやっと読んだ本。
これが時代が時代だったり今の私の年齢が若かったりしたらすごい!!面白い!!と思ってしまうんだろうけれど、前評判や便利になってしまった今や大人になってしまった今、ふぅん・・・そんなもんかぁ・・・ってぐらいかも。
でもスピード感はあって面白かった。
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ミステリが大好きにも関わらず初めてようやく読み終えた。
「そして誰も~」になぞらえてパロディ化されたドラマや書籍は数多く存在するのでその内容はぼんやり知っていたものの、やはり本家を知らないと駄目だろう!ということで読む。
まず、あっさり読めた。分量も少なくまた殺人の過程が軽いのでどろどろとした感じがなく読後感も爽やか。
誰か犯人が勿論いるのだろうと探偵のように読み進めたが、やっぱり分からない…。しかも登場人物が多くて最初は名前を覚えるのに一苦労。クリスティの本は想像力が問われるなぁと痛感。
夜によんだせいもあるのか少し怖かった。悪夢みたし笑
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クローズドサークルものの傑作、なんですが個人的には合いませんでした。犯人のヒントがあまり提示されず、また聊か唐突なものもあり、ミステリーとしてはアンフェアに思います。「推理」がこの小説のメインでないことは分かるんですが、どうにも気になりました
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クローズドサークルの名作。
実は、読む前から犯人が誰か知っていた。知っていながら読んだのだった。
しかし、知っていてもわくわくしながら読めたので、犯人を知らなかったらもっと楽しめただろうに、残念。
この作品が元ネタになってる作品に触れる機会はたくさんあったのだけど、元を知らないので読もうと思い立った。読んでよかった。いろんな人がこの作品のオマージュを創作する理由がわかる。
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アガサ・クリスティ生誕120周年の新訳!ということで購入しました。かなり昔に読んだハズなのですが・・・すっかり忘れていて、新鮮新鮮^^ 孤島が舞台のクローズドサークル。お見事です☆
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2~3時間程度で読了。
複雑なトリックやミスリードを誘う回りくどい表現が氾濫している近年のミステリと比較すると、あっさりとした描写で書かれている。
しかしそれが物足りないという印象は与えず、その分、読者としても、純粋な推理力だけで読むことができるのが、すごいところだろう。
本書冒頭の書評でも書かれているが、やはり古い作品のため、若干設定に古臭さを感じてしまうのは仕方ないか。
また、個人的には「誰もいなくなる」のが個人的に好みではなかった。根本の部分で申し訳ないんですが。
とはいっても、やはり全体的な評価としては、十分読む価値のある物だと思う。
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むかーし、小学生の頃かな、一度読んで挫折した本。
仕事帰りの電車で読み始めて一気に読み終えちゃいました。あらすじ知ってたけどさすが名作。すごく引き込まれた。初めて読んだらもっと面白かったんじゃないかと思ってプチ後悔しつつ。
最近、自己啓発系の本ばかり読んでたので久しぶりに最初から最後まで無理なく気持ちよく読めた本でした。
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全く接点のない10人の男女がオーエンという人物に招かれ孤島へ集う。
招待客それぞれには法で裁けない殺人容疑があり、童謡「10人のインディアン」の歌詞通りに次々と裁きが行われていく。
あらゆるミステリー、エンタテイメントに大きな影響を与えたクリスティー女史の名作はネタ元としての宝庫。
どのシーンもあらゆる引用先で馴染み深いが、結末までの引き込み方は追随を許さない力強さを感じる。
物語は過去に何らかの遺恨を残して生きる様々な人物が、自分のことを知る謎の人物、U・N・オーエンからの招待に訝しげながらも応える場面から始まる。
高名な判事、家庭教師、元陸軍大尉、老婦人、老将軍、有名な医師、若き青年、元警部、そしてオーエン家に仕える召使い。
島中の探索が行われ、犯人が参加者の中にいると判った後も各々の心情が描かれるが、恐怖に怯える者と、裁きに執念を燃やす者との独白が最後まで見分けられなかった。近年のミスリードものとは一線を隔す叙述ミステリー。
登場人物のそれぞれも個性豊かに描かれ、読者が好んで感情移入し憑依していた人物もお構いなしに殺害されていくため、読み進めるごとにダメージを受けていくような感覚。
タイトルに偽りはなく、真相は外部の者が事件後に真相を知るというかなり捻ったエンディングを迎える。
主演なきミステリーの見事な幕引きを感じた。
アガサ・クリスティ その他の著書
・ナイルに死す
・ABC殺人事件
・オリエント急行の殺人
などなど
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推理劇というよりもシチュエーションを楽しむ物語といった感じでした。
あまりにも有名な話なのでだいたいのあらすじは知っていたのですが、それにも関わらず続きが気になって仕方がなくなるところが最高傑作といわれる由縁だと思いました。
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その孤島に招き寄せられたのは、互いに面識もない、職業や年齢と様々な十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴きたてる謎の声が響く……そして不気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されていく!強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。
面白くて引き込まれた!一気に読める!また読み返そう。
タイトルは有名だけど読んだことはなかったアガサ・クリスティー。もっと早く読んでおきたかったな。他のも読も!
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いわゆる「古典ミステリ」。
現在では既にアイコン化されてしまったような要素の元祖がここにあります。
それこそ「死亡フラグ」なんかの大元だって、ここには隠されていそうな。
そういった意味で、その後の数々のミステリ小説に影響を与えつづけたであろう功績は、
言い尽くせないほど偉大なものでございます。
ただ一方で、そういったアイコンの元になっているからこそ、
今読むと物足りなさが残るといえば、そうなのかも。
例えば、単純に読み物として楽しむのであれば、
本作よりもそれをモチーフにした綾辻行人さんの『十角館の殺人』の方が楽しめるのかもしれない。
多くのミステリ作品が本作を意識したからこそ、
いま本作の内容を鑑みると、ともすれば滑稽といえる部分もありますかも?
【目次】
『そして誰もいなくなった』によせて マシュー・プリチャード
そして誰もいなくなった
永遠の目標 赤川次郎
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トリックとしてはありがち。
死んだと見せかけて油断させ、死に追いやる。
まともに考えたら犯人も真相もある程度読めただろうに…すっ飛ばして読んでしまい、後悔。
それにしても、今読んでも納得してしまう作品ってそうそうあるものじゃない。
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意外と有名なミステリというのは読まずにいるもので、この「孤島もの」の金字塔と言っても過言ではない作品も、私は実は初めての読破である。
孤島に集められた10人の男女が、ひとりまたひとりと何者かに殺されていくという、恐怖的要素も色濃いWho done itだ。
私はあまり謎解きが得意ではないので、今回も謎を解こうと思っては読んでおらず、もっぱら物語の流れに乗ることだけを意識して読んだ。
この作品は、全く過不足なく完璧に仕上がった孤島ものだ。まさに古典ミステリの傑作と言うにふさわしい。逆に言えば、「古典」なので、現代では通用しない部分はそれなりにある。でも、それはあまり気にならないし、欠点にはならないだろう。
違和感を覚えつつも和気靄々としていたはずの人々が、徐々に疑心暗鬼とヒステリーに侵食されていく描写や、人が死ぬたびに減っていく居間のチェスの駒といった小道具。そしてトリック。全てが古典的で正統的で、完成されている。
唯一惜しまれるのは、いくつかの殺人のトリックや実行に、心理的な部分や偶然に頼ったものがあること。そうそう犯人の思い通りには人間は動かない気がするぞ……などと思ってしまう。相手の心理や偶然、不確実要素に賭けるトリックは、どんなに上手に描写されていても、何となく腑に落ちない気分が抜け切れない。
ただ、アガサ・クリスティという作品世界においては、人間はかなりの部分、宿命的というか、与えられた性質と役割に沿って、生きて死んでいく存在である。
彼女の全体的な世界観を踏まえて読めば、心理的なトリックにも説得力がある。物語全体が、「ひとはそう追いつめられてそうなってしまう」という形で動いているからだ。
そういった意味でも、この作品は確かに、クリスティの典型的なものである。その点でも、重要な作品と言えるだろう。