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第1章 いつでも気がきく人の3つの共通点
第2章 信頼される人の気づかいの習慣
第3章 臨機応変なコミュニケーションで敵をつくらない
第4章 細やかな配慮でやる気を引き出す
第5章 言いにくいことも言えるようになるスマートな伝え方
第6章 気配り上手の効率的なタイムマネジメント
終章 今さら人には聞けない、オトナの常識とマナー 5編
1.行動が伴なうと、気持ちがより伝わる
◆誰でも疲れているときに、気づかいの言葉だけでなく、何らかの「行為」があると、より一層嬉しかったりするもの。
例えば夜遅く、会議が終わって疲れているところに「お疲れ様でした」と言うだけでなく、一緒に飴やクッキーを渡したなら、きっと「気がきく」と思われます。
これは、本当にちょっとしたことでもいいのです。
言葉だけない何かを添えて、行動として見せることが本当の気づかいだと思います。
これはまさに「なるほど」なポイント。
ただ、私の場合は、行動以前に、「気づかいの言葉」すらも、忘れがちなんですがw
■2.タイミングを読む
◆一方、その行動以上に大切なのが、「タイミング」である、と。
私もよく、「なんか集中できないなぁ」と思っていると、上司が「コーヒーが飲みたいな。ちょっとスタバに行かない?」なんて声をかけてくれることがありました。
ほんの15分コーヒーを飲みに行き、他愛もない話をするだけですが、これが本当にいい気分転換になるのです。
たぶん、私が疲れた顔をしていたのだと思います。
ただ、このタイミングを読むためには、相手をよく観察する必要があります。
私は会社員時代、飲み会で上司の話を熱心に聞くあまり、よくお酒を注ぐタイミングをよく逸して、手酌されていましたがw
■3.想像力で先読みする
◆著者の能町さんは、外国人が上司になったときに、新幹線の席を取る際に気をつけていることがあるそう。
それは何か?
…正解は、「必ず、富士山の見える窓側の座席を予約すること」でした。外国人ですと、やはり「マウントフジを見てみたい!」という方は多いのです。
これがもし、ノマドワーカーが上司になったらこうなります。
Togetter - 「@shigotanoさんが新幹線でやっているライフハック」
こうした細やかな準備や段取りに必要なのは、やはり「想像力」なんですね…って、大橋さんの例はちょっと特殊ですがw
■4.マネンジメントはしてもコントロールしない
◆能町さんがご覧になってきた限り、「いい上司」に共通する「いい接し方」と、「悪い上司」に共通する「悪い接し方」があるのだそう。
それは、「いい接し方」は「マネジメント」であり、「悪い接し方」は「コントロール」なのだとか。
たとえば人に何かお願い事を頼んでやってもらうことも、自分の身体を健康に保つのもマネジメントです。
いい上司���本当にこれが上手で、自分のやりたいことに向けて人やものを動かし、その間に多くの人の信頼や感謝を集めてしまいます。(中略)
一方、私の中でマネジメントと対義語になっているのが「コントロール」という言葉です。コントロールとは、日本語でいえば「支配」といったニュアンス。悪い上司は、人や組織に対してこれをやっていることが多い気がします。
これはまさに「子育て」にも言えることで、読んだ直後は深く反省致しました。
でも、その後、結局ムスメに「お片づけしなさ~い!」と命令してしまったのですがw
■5.お礼には一筆添える
◆「お!お礼状なら自分もやってる!」とオモタのですが、プロはひと味違いましたw
私はこのとき、カードだけではなく、ちょっとした贈り物も添えて、メッセージと一緒に届けることにしています。
相手が女性なら「香りのいい石鹸」、男性なら「ハンカチ」、きちんとしたお礼なら「ネクタイ」を添えて、外国人の場合は「漆塗り風の手鏡(あくまで漆塗り"風"ですが)」…といった具合です。
しかも、こういったものは、あらかじめ大量に買い占めておくのだそう。
まさに「備えあれば憂いなし」ですね。
【感想】
◆自分自身、この本を読んで「出来ていない部分が多い」ことに、結構愕然としました。
いえ、そんなに気がきく方でもないことは認識しておりましたが、それにしても……。
例えば、上記でも触れたように、「お酒を注げない」というのは前々から気にはなっていたものの、最近は酒の席に出ていないこともあり、すっかり忘れていた次第。
「そうそう、タイミング計るのが下手だったんだ!」←今さらw
◆また、3番目の「想像力」の件で思い出したのが、「コピー取り」のお話。
会議の資料をコピーするよう言われた場合に、「どういう会議」で「どういう出席者がいるか」等によって、コピーの取り方も変わってきます。
コピー取りも重要な仕事のうちの一つ|浜口直太の独り言
このレベルになるには、「想像力」だけでなく「観察力」も、当然必要だと思われ。
◆本書は最初に装丁とタイトルを見たときは、普通の「自己啓発系」の本だと思いました。
しかし実際は、「ビジネススキル」や「コミュニケーション」「マネジメント」といった、ビジネスシーンでスグにでも実践できるものばかり。
その分(?)、45の習慣の中には「気がきく」こととちょっと離れたものもありますが、いつも通り「使えるものだけ使う」スタンスなら、全く問題ないかと。
、具体的なアクションは、さすがです。
・外国人が上司になったとき、新幹線の席は窓側を予約する
・その人との“思い出を共有できるもの”をプレゼントする
・何かいただいたらその日のうちにお礼の電話
どのアドバイスも、著者独自のひねりがあり、かつ非常に実践的です。
気をきかせるというのは、言い方を変えれば相手の考えや気持ち、
ものごとの目的が読めているか、自分本位になっていないかという
ことです
相手が求めていないことは気づかいにならない
「自分は正しいことをしているのに!」とエゴの部分が強くなって
くると、自分のやり方と同じようにしない人を認めることができな
くなる
言葉だけでない何かを添えて、行動として見せることが本当の気づかい
私は、外国人が上司になったとき、新幹線の席を取る際に気をつけ
ていることがあります。それはいったい何でしょうか?
…正解は、「必ず、富士山の見える窓側の座席を予約すること」でした
先読みができる人はトラブルシューティングをしている
言い訳は100回のごめんなさいをなかったことにする
「フェア」であることが、信用を得るために一番重要
横柄な態度や傲慢な態度をとったり、相手によって言動を変えたり
というのは一番信頼を失う振る舞いだと思います
記号でその人を見ない、付き合わない
社長やエグゼクティブの秘書をしていると、「自分も社長と同じ権
限を持っている」と、錯覚してしまう人がいます
自分のしたことで、誰かに損害や迷惑が及ぶことはダメなのです
メールよりも電話、電話よりも対面で
犬猿の仲でも溝を深めない
相談を受けたら聞くに徹する
相手の得意な部分に対して、「自分はこれ苦手なんです」とお腹を
見せてしまいます
本当は心で感謝していても、それを口に出してもらえないと相手は
不安になりますし、いい気はしません
その人との“思い出を共有できるもの”をプレゼントする
何かいただいたらその日のうちにお礼の電話を入れて感謝の言葉を
述べるのがマナーであり、心づかい
都合がつけば行きたい…とは言わない
出世できるのは、こういう気づかいができる人なのかも!
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著者はきっとすごい仕事ができる方なのだと思います。ただ、書籍にするには、ちょっと内容が基本的というか、細かすぎる印象でした。
きっと本質的なことは根本のところにあって、その意識の結果として、文中で紹介されている習慣があるんだろうと。その本質を感じるには、内容が乏しい感じがしました。
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数社で秘書を務めた著者の経験談を交えた話。基本は相手ありきであり、相手を尊敬することから始まる。余計なお世話やおっせかいにならないように相手が望んでいることを自然にやることが重要。お返しを期待するようではだめ。普段からコミュニケーションをとるようにする。
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「愛想のいい人、気がきく人」、「思ってもいないことは伝わらない、思っているだけでは伝わらない」。確かに気の利かせ方を迷うことは多いが、これら二つを忘れずに、ちょっとした行動を起こすことで、相手に伝わるようにしていきたい。つまり、気を利かせて何もしないというのは、何も伝わっていないということです。はい。
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〇本の紹介
・長く秘書を続けてきた筆者が、上手な気遣いを教えてくれる。
・ビジネスマナーの本としても参考になりそうです。
〇読書メモ
・気のきく人=余計なお世話をしない
・p48「心に余裕が生まれれば、言い訳はなくなる」
・p68「胸のうちを人にもわかるように伝える。言動を一致させる」
・p154「誠意のある頼み方をされれば、断られない」
・p87「give & takeではなくcontribute(貢献)する。見返りを求めない。」
〇考えたこと
・何事も言い方は大事。
・わかっているが実行できていないこと、が自分には非常に多い。
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立ち読みでざーっとチェック。
当たり前のことなんだけど、全部できてる人とかあんまりいないと思うので、自己診断的に目を通すと良いかも。
ちなみに私が気をつけないとなーと思ったのは、
13 人に興味を持つ
15 対面コミュニケーションを大切にする
16 本音で接する
26 Give&Takeはしない
36 キッパリと断る
41 決断が早い
あたりです。多い…
Give&Take、やってもらったからやってもらうという意識を捨て、自分がやってあげたいからやる、Contributeする意識に変えるというのは本質だよなーと。
あと、人に興味を持つとか、本音で話すとか、はっきり断るとかは、自分でも特に気をつけたいなーと思ってたところ。。
なかなか難しいけどがんばろー!
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気配りの本質は、相手の立場になって考え、行動すること。たったそれだけの事だが、意識しなければ出来ないのも事実。自分を戒めるいい機会になりました。
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ホント気のきく人になりたいねえ。いろいろ参考になることが書かれていた。大体どこかで読んだことのある内容だけど、実践できているかはまた別の話だからなあ。中でも注意しない、否定しないってのは特に気をつけたいなあ。
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【気づかいは、相手の人格・時間・空間すべてをリスペクトする】
自分ができていないことばかり汗
明日から意識する、
気づかいのポイント
■相手をリスペクト
■タイミング、早さ
■必死になりすぎない
■したいからする の姿勢
■「その時」の、
相手の気持ちや場の空気を重視
★気づかい★
意識:相手の全てをリスペクトし、
感情によりそう
行動:変化に気づき、行動で示す
+α :タイミングを意識する
★気づかいー具体的な場面★
○プレゼント
→思い出が共有できるもの
○お礼
→早さ
◎会話
→適度に開我、共通話題、相手の速さ
○メール
→あくまで連絡手段
○お願いごと
→相手優先
自分から動き、相手を信頼
◎決断
→目標を意識、優先順位を決めておく
最低限を設定、それ超えてればok
期限を決める
○課題
→完璧は目指さない(反動大きいから)
→先手打って報告(待つ間、相手は不安)
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比較的に当たり前のことをわかりやすく書いてあるので
目新しいことはあまりないが
・マネジメントをしてもコントロールはしない
・GIVE&TAKKE < Contribute(貢献する)
に関しては、日々のマインドの中で注意したい部分だった
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非常に読みやすいです。
当たり前のことですが、
・相手ありき
・(相手を)尊敬する
・先読みする
以上の3つが気がきく人の共通です。
簡単に出来そうで、継続出来ないことです。
本書で特に印象に残ったのは
・絶対に「ダメ」と言わない。
・注意しない。否定しない。
の2点です。
いずれも何も言わないのではなく、
間違ったことをしていたら教え導く。
「私は、あなたと同じことをして、こういう失敗したことがある」
など相手に気付きを持たせるように導くというものです。
確かに、人は人をコントロールできません。
それであれば、問題点がある人には
自発的に気づいてもらうしかないということを筆者は主張しています。
価値観という観点でみれば、
同じ価値観で考えることが出来るように導くということなんでしょうね。
この場合の価値観は自分の価値観か相手の価値観でいうと
相手の価値観で対処するほうが容易だと思います。
自分自身「気がきく」人になれるよう、少しづつ取り入れてみよう思います。
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現役秘書が書いた本
秘書として上司の仕事の仕方に触れ
優秀な上司の仕事ぶりの共通点を見つけ
それを説明している。
決して難しいことを言っているわけではないが
常に実践するのは簡単ではないと思う。
ここで何度も出ているフェアであることや
マネジメントと管理の違いなどは昔の上司を思い出して
読むと、納得することが多いと思う。
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相手のことを考えることが大事だな~と。
書いてあることは当たり前のことが多いけど、巻末のマナーで
車の上座が自家用車とタクシー等で違うことを知ってびっくり。
そうなのか~と勉強になりました。
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内容は「一流秘書の習慣」が半分「一流経営者の習慣」が半分。
著者がサポートしてきた上司の個性的なエピソードの部分は面白く読めた。当たり前でもなかなか出来ないことが多いので、ちょっとづつ気をつけていこう。
読みながら、会社で一緒に仕事をしている人達の顔が浮かんだ。M浦さんはこの本を読んでいるんじゃないかなぁ?
第1章 いつでも気がきく人の3つの共通点
1 相手ありき
2 尊敬する
3 先読みする
第2章 信頼される人の気づかいの習慣
4 言葉よりも行動で
5 感情に寄り添う
6 タイミングを読む
7 人やものにあたらない
8 我を押しつけない
9 想像力で先読みする
10 下心を持たない
11言い訳・責任転嫁しない
第3章 臨機応変なコミュニケーションで敵をつくらない
12 誰にでもフェアに接する
13 人に興味を持つ
14 自分と相手の立場と役割をわきまえる
15 対面コミュニケーションを大切にする
16 本音で接する
17 好き嫌いを出さない
18 必ず「おはよう」と言う
19 聞くときはじっと聞く
20 新しい環境ではキーパーソンを見つける
21 人を迎えたときには食事をする
22 気難しい人とは感情で付き合わない
第4章 細やかな配慮でやる気を引き出す
23 マネジメントをしてもコントロールはしない
24 絶対に「ダメ」と言わない
25 意見を聞く、考えを聞く
26 Give & Takeはしない
27 エンディングを気持ちよくする
28 ちょっとした一言を惜しまない
29 相手が喜ぶプレゼントをする
30 お礼には一筆添える
第5章 言いにくいことも言えるようになるスマートな伝え方
31 話の要点がわかりやすい
32 読まれるメールを送る
33 余計なプレッシャーを抱えない
34 余計なことを言わない
35 初対面でも沈黙を恐れない
36 キッパリと断る
37 注意しない、否定しない
38 気持ちのいいお願いをする
第6章 気配り上手の効率的なタイムマネジメント
39 時間感覚を意識する
40 計画性がある
41 決断が早い
42 面倒をためない
43 準備はしても完璧は目指さない
44 勉強や仕事は朝にやる
45 気疲れを癒す
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【当書籍を読む前に】
自分でいうには少し躊躇するが
私は仕事場で、「よく気がきく」と言われる。
私自身、意識して何かの活動をしている訳ではないので
不思議に感じている。
しかし、妻には良く「気の使い方が間違っている」と言われている。
この違いは一体何か・・・。
当書籍により、一度自分の行動を見直してみようと思う。
【読み終わって】
当書籍は、表紙の見た目どおり大変ライトでサッと読了した。
結局、仕事上と家庭での違いは私自身の接し方に問題があり
仕事に対しては「貢献」、妻に対しては「GIVE&TAKE」の精神で
対応していたことを実感させられた。
そういう意味では、私にとってはプラスとなった書籍ではあったが
「確かにそうだね」と一般的に考えつく内容が多く
新しい発見という意味では、得るものが少なく感じた。
また、記憶として残っているほどの情報が少なく、インパクトが薄い。
一般的な考えが多いが、内容としては大変すばらしい内容が多い分
大変残念である。
最後に
個人的に45の習慣を一目で見れる一覧をつくり、違った形で有効活用したいと思う。