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● 私は丁半博打には興味がないのと同様に、それと大差のない投資にもあまり興味がない。
● 創意工夫とは奇天烈のことではなく、実のところ、ばれないパクリ(応用)と新しい組み合わせ(編集)にほかならない。
● 「捨てる」ことを推奨する本も多いけれど、それはその程度の仕事しかしていないか、仕事部屋が狭いかのどちらか故だろう。良い仕事を続けるためには、良質の資料が数十万点やそこらは絶対に必要なのだ。
● 優秀な大学を優秀な成績で卒業した公務員が、総じてその器が大きくなっていかないのも、担当分野でまったく自腹を切らないこと(が圧倒的に多いこと)と決して無関係ではあるまい。
● 年末ジャンボ宝くじに手を出す人は、それを買った帰り道に交通事故に遭う確率のほうが高いことを知らないか、知ろうとしていないだけだろう。1年以内に交通事故で重傷を負う確率は0.92651%、年末ジャンボで一等が当たる確率は0.00001%である。その差は9万2651倍だ。
● 他方、運だけに身を委ねず、楽しく長くプレーして勝つ方法はたった一つしかない。ルーズする(失う)確率が高いときは小さく賭け、ウィンする(勝つ)確率が高いときは大きく賭ける。
● 私が子どもたちに伝えたいのは、一発で「勝ち組になる」ことでは断じてない。できるだけ長く確実に小さな勝ちを積み重ねることの肝要さである。
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プロが書いた文章。最近はプロの物書きでない人の本ばかり読んでいるので、新鮮(?)でした。
顧客効果(観客がいるとがんばれる)と締め切り効果(締め切りがあると短期間に集中できる)
創意工夫とは奇天烈のことではなく、実のところ、ばれないパクリ(応用)と新しい組み合わせ(編集)にほかならない。
賞味期限半年の情報ばかり集めても意味がない
エッセイのような内容で、著者の着眼点を楽しむ本です。
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自分と他人の優先順位づけ、ショートカットでスキルアップ、売る能力など力をそそぐべきポイントの整理になった。
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日垣さんらしい、私たちが見落としがちな、気付かない点にメスを入れてくる内容満載で、面白かったです。
以前読んだ「日垣本」が読めていなかったなということに気づかされたので、再読してみようと思いました。
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ひとことでいえば「発想の転換」についてさまざまなテーマで論じた本。
であるけれども、「なるほど…」と、思わず膝を打つのは、それが実は、いわれてみれば常識的なことばかりだからだと思う。
もう一度読み返して、個々の具体的な事例をもう少しくわしく考察してみたい、と思った。
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ショートカット(集中して物事を行う)
コツを見抜く。
締切×観客効果(TV番組幸せ家族計画では20年かかって覚える技術を1週間でマスターしていた。)
ショートカット効果
時間の節約
マスターすれば、これからの人生が変わる。
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年齢とともに収入を上げていった著者は今まで、前年よりも収入が下がったことがないという。その著者の考え方と目のつけどころを伝えた本。
『現代は情報洪水と言うが、情報はまだ足りない』や『能力主義では能力を評価出来ない』等は著者ならではの視点で結構面白く、納得させられてしまいます。
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下手な努力をすると、かえって誇りを失ってしまう。世知辛い世の中で、自分の仕事を通じ、矜恃を取り戻す考え方・方法。健全な「へそまがり」への道。
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筆者がこんなことを感じ、こんなことを考えているのかとわかる一冊。本の話題や、ギャンブルの話題は読んでいてなかなかおもしろかった。何かを考えるということは、つまるところ人間として生きるということである。また、何かを分析するということは、その事象を自分の中で咀嚼し、場合分けをし、自分の中に取り入れるということである。本を読むことで人の体験や考えを共有できるなら、こんなおいしいことはない。たとえそれが読んだ時間や買ったお金に相当しなくても、それはそれで自分の中に一つ判断軸ができたということにつながる。そう思い、たまには生き抜きしながら読んでみるのもまた悪くない。
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書き込み式ボールペン字練習帳 成美堂
人生ががらりと変わる 美しい文字を書く技術 講談社
西尾幹二 ヨーロッパの個人主義 個人主義とはなにか
井筒俊彦 イスラーム文化
香西秀信 議論術速成法 ちくま
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いつも通りの日垣節成功マニュアル。
自分は成功者だと語り、自身の収入や生活費、仕事の経費も明らかにし、物書き同業者の収入にも敏感。そして、自分の投資も忘れない。
個人としてみると、自慢げでいやらしく見えるかもしれない。しかし、個人経営者である著者を文章を販売する企業としてみると、決算を発表し、他社と競争するという当たり前のことをしているに過ぎない。
金にうるさい、仕事にうるさい、生活にうるさい。それは企業経営者であれば、当然の視点だ。
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チェック項目32箇所。
働き方、情報力、予測力の3つの大きな括りから本書はできている。
仕事や勉強において「ゴールをイメージすること」は大切。
自分でモノを売れない人に未来はない。
図書館の休館日について。公共施設だるし、蔵書整理は日常業務。
99,9%は誰かの真似。そこから自分オリジナルを作る。
石川啄木の真実。お金に無頓着?浪費家?
いろいろな業界から考えを深められる一冊。
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著者は、大学卒業後、書店員、配送係、販売員、編集者を経て1987年より執筆活動を行なっている。世界取材91ヶ国。新聞、週刊誌、月刊誌への時事評論、ノンフィクション、コラム執筆などの他、公式サイト「ガッキィファイター」で配信する有料メールマガジンに多くの会員を持っている。
著書に「裁判官に気をつけろ」「いい加減にしろよ」「知的ストレッチ入門」「ラクをしないと成果は出ない」等多数。
サラリーマン時代の給料より年収が20倍になり、成功をおさめている著者。
そんな著者は20年程前から「どのように考えれば、うまくいくのか」という本を座右において置きたかったとい本書は著者が切実に必要と考え自ずと記したものである。
ただの自己啓発ではなく、分析力・情報力・予測力・思考力を鍛錬するとい目的だけではなく、自分の生活や仕事の人間関係を「自分が主人公となって、うまく操縦する」ためにどのように考えればいいかという筋道について大きく以下の3つに分けて説明を行なっている。
①心もリッチになる働き方
②心もリッチになる情報力
③心もリッチになる予測力
上記の通り、執筆活動を主体としたビジネスで成功してきた著者だけあって物事を見る視点の鋭さには驚かされた面も多かった。
序盤の展開は非常に興味深く著者の世界に入りこむことができたものの後半は引用文が非常に多く、まったく別の作品を読んでいる錯覚さえ覚えてしまい、中だるみしてしまった。
一度読んだだけではその引用の意義等も掴みとれなかったのかもしれないが序盤が引き込まれる内容だっただけに非常に残念に思ってしまった。
文章全体については適度にくだけた表現が読み手との微妙な距離を保ちつつ心地よく読むことが出来る作品。
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思考の方向性を示唆する啓発の書。日垣さんなればこそできるのではといった感じ無きにしも非ずではあるが、ウイットとユーモアに溢れており学ばされることは多い。ご自身の赫々たる実績を基とした具体的な言葉だけに耳を傾ける価値は極めて大きい。ロマンは捨てず、しかしリアリズムを旨とする。心に深く刻みたい。
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「知的ストレッチ入門」とかなりの部分かぶってることが分かりました。
しかし、P-50からの「売り買いは極上のエンタメだ-と考える」は新しい意見でした。
これからの商売、起業について分析してます。共感できました
ほかにも、執筆業の生業についてかなり深く分析してますが、正直どうでもいい!?と感じましたۤ
この作者は、執筆業をネット社会で生業にできたことを誇りにしています。