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内容がアレなんでちょっと言うのをためらってしまいますが、おもしろかったです。上中下巻3冊を一気読みしてしまいました。
この単純なルール設定の「ゲーム」で、よくもここまでの状況を描き出せる。前作の「殺戮ゲームの館」と、状況の規模は違えど設定やギミックが似ていたりするので、少しだけ斬新さはないかもしれません。
全編通してグイグイと読ませて頂きましたが、ラストだけはちょっと物足りないかも。
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上中下巻の年越し読破。大変面白かったが、いろいろな意味で何だかすっきりしない…。人と人の つながりとは?人が生きるということは?そしてあのラスト。答えを求めてはいけないのだろうけど、新年からもやっとする。
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そりゃこういう風に終わらせないといかんよなぁという感じ。別にそれが悪いわけではないし、納得だし、まとめ方がうまいなぁと思う。最後は考えさせられる所もあるし、満足の3冊でした。
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■ゲームの中で浮き彫りになる人間の本質。戦慄の“ジレンマゲーム”完結編!!
他人を生贄にして自らの生を得る――そんな冷酷な選択を繰り返しがらも、生徒たちは課せられたルールに従うことで精神状態をなんとか繋ぎ止めていた。だがゲームは、生徒たち自らの“裏切り”によって、クラス間での騙し合いへと発展する。友人、恋人、血縁――人との“より深い絆”が生き残りの鍵となる中で、鈴木理香という恋人を得た篠原純一だったが……。そして始まる最後のゲーム! 果たしてその内容とは?
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出たっ! この現実的に決して収束しない恒例の
エンディング!! このラストの為に上中下の3巻を
読んだかと思うと...少々切ないっすw。
でも、全体的には面白かったですね。最終的には
やはり究極の個人戦へと突入し、その中でも
救済措置の逃げ道は残しており、読んでいても
凹むだけのダークな展開に終始していないのも
良かったのかも?
まさかの第2ステージはカイジの限定ジャンケン
にも似たルールで上中巻の流れからしたら
少々急な印象もしますが、対人同士の
コミュニケーションツールとして、主人公の
「篠原」に大きな大切な事を気付かせるのに
いい役割を果たしてますよね。
諦めにも似たラストの着地を除いては
シンプルで、面白い作品。ただこの
パターン以外の作品を読んでみたいです。
ヤマダ某の様に飽きてしまいそうです...。
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極限状態の人間の描写がスゴイ。
引き込まれる魅力があります。
上中下すべて合わせたレビューと評価、ということで。
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薦められて。
山田なにがしと似ていたが、文章力はそこまで酷くなかった。
問題山積のうえ、消化不良。三冊読んで良かったと思うラストではない。
何より主人公に魅力を感じないと言うのが一番の欠点かもしれない。
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もやもや感が残る。
このゲームが行われた理由は本当に下巻の最初に書いてあることなのか。
やっぱり穴はNGだったのか。
もっとたくさん助かってほしかった。
最後まで篠原くんが好きになれなかった。
違うキャラクターが主人公のほうがよかった。
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T君がGANTZのついでに貸してくれた。続きが気になるお話で、2日ほどで3冊通して読んでしまった。勢いがあって面白かったです。
ストーリーは高校の1学年320人がが学校に閉じ込められ、不条理な死のルールの中に放り込まれるという内容。
登場人物達がどう行動するかという思考実験的なお話でした。
ルールはタイムリミット毎に「1人が生贄志願すれば学年全員が生き残る」「志願者がいない場合はクラス毎に投票が行われ、得票トップの者が死ぬ」「トップが同点タイの場合(0点でも)該当者が全員死ぬ」といったもので、小説というメディアで考えると『バトルロワイヤル』っぽいんだけどテーブルゲームの『人狼』とか、もしくは『デスノート』みたいな感じの印象が強かった。
このタイムリミットが次々来るので緊張感が続きます。
主人公がいかにもギャルゲーやラノベの主人公という感じ。なんか斜に構えてて人と絡まないので途中であれ?主人公だと思ってたやつ死んだっけ?と思ってちょっと読み返したくらい。
あとは女性キャラが『優しい』『活発』『綾波』『冷酷』といった感じでこれまたギャルゲーのように用意されており楽しめました。
さすがに綾波キャラの名前がレイっていうのはやりすぎじゃないかと思った。
この作者さん、他にも閉じ込め系のお話をたくさん書いてるらしいので、そのうち他の作品も読んでみたい。
これ入院前に読みきってしまったのは勿体無かったなあ。2日間には丁度よいボリュームだったのに。
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上・中・下とかなりのボリュームだったが、かなりスムーズに読むことができた。途中強引な流れもあったけど、それ以上に話に引き込まれる部分が多かった。
ルールに縛られた生贄ゲームを社会での人間行動の有様に重ねて、高校生たちは生き残りを目指す。
作者のドヤ顔が浮かびそうな雑学がいっぱいだけど、若干中途半端。
最後はアカシックレコードへと。。。
ラストがちょっと納得いかないので☆3つ!
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ダレることなくテンポよく進む。極限下の猜疑心、焦燥感の心理描写がとても上手い作家。表現が多少冗長である点はマイナスだが、展開の速さと読みやすさでカバーしている。いくら足掻こうとも、大きな力には流されるしかないというラストなのでカタルシスはあまり感じないが、現実社会ってそんなものだと再認識させられる作品だった。
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オチの部分に大きな不満はないのですが、セカンドステージが生贄ゲームと比べて、スケールが小さく、地味に感じてしまい、上・中巻と比べるとちょっと満足度が低いです。
個人的に、モールス信号の伏線が、大したことじゃなかったのが、がっかり・・・。
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生贄という儀式は現代でも生き続けている。日本社会なんてもっとも生贄が盛んであって、弱者が搾り取られる制度が横行してるわけです。お金が必要なのさ。生き残るためには。わけのわからぬ世界に生き残るためにはお金とそれを手に入れることができる勇気と度胸と生贄が必要なのさ。
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面白かったです。ゲーム理論がこれでもかってくらいに使われています。でも読み終えたときに、印象に残っていたのは登場人物たちの心の変化の方でした。ちなみに、もし自分がこのゲームに巻き込まれていたら・・・3日生き残ってたら頑張った方だろうな。
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それぞれのゴールにたどり着く下巻です。囚人のジレンマとゲーム戦略でそれぞれにふさわしい役回りが与えられます