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人生に不満を持った3人の女性が、高校生から人生をリセットする話。どんな人生を選ぼうとも、大変なことは必ずある。どうやって、人生を良い方向に持っていくか切り拓いていくか・・・読み応えありました。
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こんなに現実的で、強かで、スケールの小さいタイムスリップっていうのも珍しい。
未来を知っているのに、自分の経験以外は利用することも、思い浮かべることもしない。考え方が卑小なんだね、結局。
女の本音がこれでもかと。あぁ醜い。
だけどどっか身につまされてしまって、読み出したら止まらなくなる。
2回やって初めて気付くことに、本当は1回で気付けないといけない。
やり直しができない代わりに、本の中では色んな人生見せてくれてるわけだから。なんてね。
とりあえず、一人でもそれなりに生きやすい時代になったことに感謝だ。
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タイプの違う3人の女性の二度の人生は興味深く面白かった。ただ、女として生きることの辛さがこれでもかと盛り込まれていること、また男尊女卑が色濃く出ていることから、読んでいて後味は良くなかった。
過去に戻ってではなく、今現在から人生をやり直すことができるという結びに救いがあった。
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「あの日に戻れたら」「人生をやり直せたら」と言う永遠の願望かもしれないテーマを上手に料理した作品。主人公3人の選んだ結果が小気味良い。元気になれる一冊だと思う。
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2011.04.20. 典型的な生き方の女の人3人。それぞれうまくいかなくて、何回もやり直したいと思う。それ、どうやろう?私はやり直したいとは、思わないナァ。体重くらいだナ。
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仕事の何かヒントになるかと思って読んでみたけど、結構面白かった!
単純にタイムスリップして今がいいという話なのかと思ったけど、最後にこれからの人生を切り開く視点になっているのが良かった。
やっぱり人は経験しないと学べないのだな。
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3人の40代女性が高校3年生にタイムスリップして
人生をやり直し、
また元の世界に戻り、人生をリセットする話。
自分の人生、生き方を考えさせられた。
特に女として。
人生と男尊女卑がテーマだと思う。
女であれば、誰もが一度は経験したことがあるだろう
屈辱的なことが具現化されていて
はらわたが煮えくり返りそうになる。
でも、読んでいて納得することだらけ。
3人の主人公のそれぞれの視点があるけど
どの人にも「そうそう!そうなんだよなー」って同意できる。
女の子にも男の子にも読んでもらいたい。
むしろ男の子がこの本を読んで
何か考えてくれたら日本がちょっと変わりそう。
女の人生って複雑。だけど面白い。
前向きに生きていこうと思える本。
人生はいつだってリセットできる。
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人生をやり直せたら。。。そう思っていた40代女性3人が、高校生時代にタイムスリップ?!題材はSFですが、リアルでとても面白かった。
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世の中まだまだ男社会
女のがんばりと努力は、なかなか世間は認めない
我慢するのが女
なんて、、、読んでて納得を通り越して自分と比べて重ねてしまう
社会に出て働いた人も、結婚して家庭に入った人も、全ての女性に読んでほしい本です
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女性の人権問題をテーマにしながらも、エンターテイメント性を強めているので読みやすい。
誰しもが一度は思う「人生をやり直したい・・・」。それは過去をリセットするのではなく、現在を見つめ直すことで解決するのではないだろうか。
見つめ直して新しい人生をスタートさせた三人は、物凄く輝いて見えた。
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ぼんやりした不安と不満を抱え、それでも平凡に暮らしていた三人の女性が、突然、高校時代にタイムスリップさせられてしまう。”未来の想い出”がリプレイされる毎日は、彼女たちの意識を少しずつ変えていく。そしていま、再び新しい人生へ! 人生は変えられるかもしれない……読んだあと、景色が違ってみえるような、不思議と元気になれる長編小説。
内
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三人の女性ーー知子、薫、晴美ーーが高校時代にタイムスリップして、自分らしい生き方を模索していくお話。
三人とも「人生やり直したいわ」なんて言ってたけど、思い描いていた人生をタイムスリップ後に送るというわけではない。また直面する問題があるのだ。
タイムスリップできるボタンがあったらあなたは押しますか?幸せな人生は保証されないかもしれない。それでも押しますか?押す前に考えてほしいのは、自分が自分らしくいられる場所はどこなのかということ。それは今生きている世界では存在しないのか。なければ創ればいいんです。タイムスリップ後ではありますが、本書に出てくる三人の女性のように。
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一体自分は何なのか、と誰しも一度は思う事。
しかし、思うだけで何もできないのが普通…なのですが
もしも戻る事が出来たなら?
思っていた未来、つかめなかった未来。
もしあそこで別を選んでいたら?
もしあそこで断っていたら?
そんな『もしも』が人生に多々あるかと思います。
それをしたら、どういう人生になっていたのか、には興味がありますが
戻れないのですから、どうしようもないです。
しかも、あの苦労をもう一度…とか言われると面倒で。
ただ、自分の最初の人生を見つめ直すきっかけにはなるかと。
何がいけなかったのか、どうしたかったのか。
ただ、リセットをする、という、今の人生が一番だ、みたいな最後に
全員納得、というのは…どうなのでしょう?
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ちょうどこの年代にあたり身にしみるところがいっぱいありました。
今までの経験を見据えつつ過去に戻ってやり直していく設定で、違った人生を生きようと頑張っていくけどなかなか思いどうりにならないところがリアル。
ああすればよかったこうすればよかったと考えるより今をどうするかがやっぱり一番なんだと実感させられました。
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人生をやり直す、という設定はSFだけど、実際こんなことあるんじゃないかな、なんて思ったり。
年を重ねて、親のこと見つめ直すところや、人生やり直してもその人自身の性格は変わらなくて、結局それが次の人生の出来事を生んでいくところなんかすごくリアル。中年以降の女性は特に共感するのではないでしょうか。
いま現在の問題点はそのまま受け止めて、でも前向きに動き出すラストがよかったです。誰だって、自分次第で現状はどうにかできるんじゃないかなと思えました。
ただ、携帯とかメールとか、この時代にはまだないんじゃ…ってとこで出てきたのであれ?と引っかかりました。時代考証もちゃんとやってそうなだけに、残念。