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自分は楽な道と苦しい道があるときに必ず苦しい方を選んできた、という伝説の雀士・桜井章一氏の本です。
濃密な人生を勝負の世界で送ってきた、桜井氏ならではの内容です。
要約しきれないので一部を引用しますと、
「自信を持って生きるのではなく自疑をもって生きる」
「欲しがらなければかえって手のうちに入ってくる」
「生きることは攻撃することだ。でも必ず相手を攻撃して勝たなくてはならない、ということではない。戦わないが一歩も引かない、とわかせればいい」
「力の抜けた状態でいること」
「どうせ避けられないことなら苦しいことも楽しんでやれ」
「自然に生きる植物、動物は感覚で動いている。たまには考えない葦でいることも大事だ」
本書の内容はすべて同意、です。
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以前ビートたけしと対談していたのを本で読んでから気になっていた。確かにこの人の言う事には一理あるとうなずけることが多い。なかなか面白かった。
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会社勤めのサラリーマンとかには筆者の至極まっとうな価値観が響くものがあるのかもしれない。ことば使いの軽薄さが自分に合わず途中からパラパラ読み。
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●負けなければいいのだから、
勝っても、相手を追い込まない。
20年間無敗の雀鬼が
サラリーマンにむけて
まどわされない生き方を説いた本。
手にいれたものは手放す日がくること
勝ち組、負け組ではなく
負けない組という位置に自分をおき
無駄な戦いや汚い勝ち方から
離れることで自分のクセをなくし
相手のクセを見抜く方法が書かれています。
子供の頃、喧嘩したことがあれば
殴られたら痛いこと、
この一線を超えてはならないことが
分かるハズなのに、
そんなことを知らぬまま
大人になってしまった人に
向けた本でした。
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先週の日曜にJ-WAVEに吉本ばななが出ていて、オススメしていたので早速読んでみた。
ビシビシ突き刺さる言葉。一匹狼でやってきた雀鬼だからこその言葉。こんな暗く厳しい時代でも、気の持ちようで突破口が開けるということを示している。
毎日の通勤電車の殺伐とした空気や、頭を垂れた歩行者たちを見て、そんなんで朝からビシッと仕事できるのかよ?思っていたオイラも頷く場面が多かった。
この経済不況を、国のせい、会社のせいにして生きる人達が多すぎる。何事も他人のせいにしていては、結局、その場しのぎでしか生きられない。面倒なことにも時には正直な気持ちで面と向かって行かなければならないのに。
自分に誇りを持って生きていく術を教えられた気がする。吉本女史も言っていたが、日本人みんなこの本読めばいいのに。
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ものすこい世界で生きてきた人なのに、言葉が優しい。考え方が優しい。
切り捨てないで、包み込んで、それでも大丈夫と言われてるような感じ。今からでも、いつからでも救われる。
読みやすくて良い。他の著書も読みたい。