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脳男の続編。
マリコも茶屋も健在。
市内で、精神病歴のある人が事件を起こすのが増えてきた。その前に拉致されてるらしい。美貌のイブが犯人として登場してくる。ドクター藩とかね。
キリスト教も絡んでくるが、これ関係あるのかな。
グロとバイオレンスな感じ。イブが正常でない。鈴木一郎はちょこっと出てくる。
犯人がわかり、これから拉致されて助かるんだろうなあ、と予想をつけて上巻終了。
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脳男に続きやはりSF感がある。描写が丁寧で状況がわかりやすい。ただ上下に分けるほど長編にする必要はあるかと聞かれれば首をひねりたくなる。続編が出ることを期待したい。
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伸び放題の蓬髪ほうはつ 虫食いだらけの乱杭歯らんぐいば 朽ちかけた板塀いたへい どこかの独裁者は常日頃好戦的な言辞を弄しているが 遠隔深層心理分析 葦笛あしぶえ 胴顫いどうぶるい しんそう深窓の令嬢 利殖とは正反対の道 真鍮と硝子の回転ドア 拍手と歓呼が轟いた 嘆息を洩らし 臨床の最も脆弱な部分 こわね声音 あたご愛宕 荒唐無稽な活劇譚 ちょうふく重複 鋭意捜索中 がいきん外勤 行為障害とか注意欠陥多動性症候群とかってレッテル張りばかりに熱心なのは新大陸の精神科医達の専売特許でしょう あくまでも科学であるべき医療の現場に『反社会的』などという道徳の価値基準を持ち込むとは何事だといってね 寸暇を惜しんで 体の奥底から湧き出る強い衝動に突き動かされるような切迫した雰囲気があり
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脳男の続編 上巻
女は誰なんや?!かなり狂った人物であることは間違いないけど、まだ動機が謎だ。本作もなかなか良い。
これからに期待。
真梨子は茶屋の頼みで、ある事件の捜査に協力する。
精神病院を退院して間もなく、順調に過ごしていた患者が失踪する。ある日フラッと姿を現したと思うと、事件を起こす。過去に同じ例があることに気づいた2人は、失踪している間に何か、精神状態を操作されている可能性を考えた。そして捜査が進む中、立て続けに殺人が起こる。捜査の中でまさか、鈴木一郎の痕跡が見つかった。
一年前に失踪を遂げた人物。真梨子と茶屋が探していた男だった。殺人犯は鈴木一郎ではないと茶屋は確信している。鈴木は常に悪人を殺して来たが、今回の被害者は鈴木に殺人を犯す動機を与える人物では無かった。
脳男は静かに動き出す。下巻へ。
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脳男に続きぐあるって知って買った一冊。
前作の内容の一年後という設定の話。
前作の内容をあまり覚えてないので、読み始めは登場人物がこの人が医師とかこの人が刑事とか忘れてて、話の内容に興味がもてなかった。
精神に異常がある人の考えを書いてある文章や精神医学に関する説明とか、頭の悪い自分には理解できず読みにくかった。
事件を捜査する方の内容はよかった。
刑事同士でバチバチやりあっている所とかよかった。
上巻半分くらいからやっと興味が出始めた。
どうなるか続きが気になる上巻でした。
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新刊のために再読。
のはずだったんだけど、まっさらな気持ちで読了後は感動しました。
上下巻で、ほぼほぼ出てこない鈴木一郎に、逆の意味でハラハラさせられつつ、それでも鈴木一郎を匂わせる加減とか、強烈な敵に対する期待とか、相変わらずの鷲谷先生の愚鈍プリっていうかね、そういう焦れた感じとか。
様々な感情の中、信仰とか象徴とか、いろんな難しい背景が絡まって大騒ぎw
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下巻が見つからないので上巻だけ読んだという状況をなんとか抜け出したい。が、もう内容を忘れてしまった。
正直、脳男が面白かったのでちょっと落ちた感じ…
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2000年に刊行された''脳男''の続編で2007年に刊行されました。
精神科医の鷲谷真梨子は、感情の無い男鈴木一郎の事件から一年が経ち当時と同じ病院愛宕医療センターに勤めて居た。
レストランに大男が乱入し暴れ怪我人多数が出た、その男はその後もコンベンションホールで1人を刺し殺し逃亡、更には警官2人を刺し殺し逃亡している。
被疑者は元関取の寒河江で教会で住込みのポランティアで以前には精神科に掛かっていた。
寒河江は、逃亡中のショッピングモールで警察官に包囲され逃亡を計ったが射殺された。その事件の三年前から精神科医を受診した患者が突然、暴力や殺人を犯す事件が頻発していた。そんな中、事件との関係を疑われている病院と不正な取引をしている医療ブローカー松浦善三が首を切られて殺され、現場に一年前の事件現場から逃亡した鈴木一郎のDNAが採取された。
今回は、精神病患者が殺人を犯し背景には医療ブローカーが介在した医療保険詐欺が背景なのか?
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脳男の動きがどう繋がるのか気になる。
結構描写猟奇的だなー
精神的問題がある場合の犯罪についての話だけど、
そこに結論というか、何かあるのか。
精神的な病理が、現代ある程度認知されてる一方で、
根本的な治癒をしない医者がいたり、
逆にそれを悪用する人間もいるわけで。
そこについても、先が気になる。
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おー、まだ出ないか鈴木一郎。こんなにちょろっとだけ出されると、否が応でも次回の出番に期待してしまうではないか。それにしても、難しい。精神的な病気の話、それに伴う専門用語、宗教の事などは1度読んだだけじゃとてもじゃないけど理解できません。それに加えて、これでもかっ!ってくらい細かい情景描写…。今回かなり飛ばし読みしてしまってるので、大事な所を見落としてなければいいのだけれど…。