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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ、自分には真相の推理できていません。歯科医の夫と離婚した香菜子は、息子の圭太を連れ、スーパーに出かけたのですが……なんと、偶然再会した知人との話に気をとられ、圭太の姿を見失ってしまいます。そこで……というのですがなんか皆怪しい……
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http://twitter.com/ishiiissei/status/4191965486776320
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誘拐物。
しかしこれがまた一筋縄ではいかない話。
身代金をとらなかった犯人の目的とは!?
そして誘拐された子供と「父親」の関係とは
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2月末日に発生した誘拐事件。香奈子が一番大きな恐怖に駆られたのは、幼稚園の玄関先で担任が「あなたにちゃんと圭太クン渡したじゃないですか」と言い出したときだった。大きなどんでん返しが待ち受けるミステリー小説。
「昭和のミステリー」を読んでいるような古風な感じ。作者が1948年生まれのせいか、スピード感なし。待ち受ける「大どんでん返し」を期待して下巻へ。
(C)
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薦められたので期待して読んだが・・確かに二転三転する話ではあるが、あんまり「え!」と思わせてくれない内容だった。現実味が乏しいからか、結局はインパクトのないネタだったからか・・。謎の女の蘭にも全く魅力を感じなかったし。彼女の協力者達の真相も曖昧なままだったから「そうだったのか」というスッキリ感もないし。その辺りの魅力的な策を練られなかったから曖昧にしたのでは?と疑ってしまう内容。
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「王様のブランチ」の松田哲夫氏もお薦めの本書。
自身初の連城作品。
夫と離婚をし実家に戻っている香奈子。
最愛の息子圭太が保育園から誘拐される。
身代金の受け渡し場所は渋谷のスクランブル交差点となるが・・・
怪しい人物を回りにたくさん配置するとともに、
あえて、彼らや主人公香奈子の情報を小出しにすることで、
常に読者の関心を惹きつける工夫がされている。
誘拐を「犯人vs警察」という構図で語るのであれば、 上巻は犯人の勝利。
香奈子と犯人の関係は?等の謎の解明も含めて興味も尽きない。
警察との決着もつくであろう下巻も楽しみ。
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人間動物園は微妙だったが、これはスゴイ。
実家で母子ともに暮らす香奈子。ある日、息子が誘拐されるが、息子は「お父さん」と一緒にいるという。別れた前夫ではない誰かーそれはダレなのか?実は、前夫と別の女の子供を引き取り育てていた香奈子。犯人は実母だった。実母は女王蜂のように男を働かせる…。うまいのは、誘拐されたのは香奈子であると息子に思いこませたこと。と同時に本当の狙いは共犯者川田であった。共犯となった川田が逃げる間川田父の汚職金を脅し取るのだ。あざやかな手口。
最終章、犯人「蘭」の再誘拐事件が全く別の家庭に起こる。実は警察ごと蘭の手下だった。この賞は賛否両論あるらしい。私も蛇足かと思ったこともあるが、称賛はせざるを得ない。
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なかなか面白かった~。下巻まで一気に読んでしまった。
上巻はほぼ香奈子の話。
単なる誘拐事件の作品だと思って読んでいた。それだけでも結構楽しめる作品であった。
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異様な誘拐事件の展開にぐいぐい引き込まれていくのだが、事件に関わる人物たちの隠し事がなかなかわからないのが、やきもきするというよりイラっとする。これはなんとなくうすうすわかってしまうことがだらだら長引くからか? 人物造型も今ひとつ輪郭の定まらない感じで、全体的に平板で一貫性がない印象だった。が、まだ物語はほんの序章らしいので、下巻に期待。
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上下巻とも読了。二重の誘拐の罠には、「川田」と同じように読んでいるこっちまでぽかーんとしてしまった。見事にだまされました。誘拐なんて現実では難しいので、多少、ご都合主義的な部分は仕方ないのでしょうが、ドラマチックという点では上質なエンタメ。個人的には最後の章が若干蛇足気味に感じました。
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これでもかと言わんばかりの伏線の数に参りました。
どうやってひっかけられるのか?どきどきしながら楽しめる作品は久しぶりでした。ただ、最後の最大の事件だけは少し、尻すぼみな感が・・・。もうひとひねりほしかったですね。
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誘拐小説。だが、ただの誘拐じゃない。被害者家族にいろいろと秘密があったり、犯人が身の代金を要求して来なかったり、人質があっさり帰って来たり。これって誘拐?という感じで犯人の目的が読めない。
そして、象徴的に出て来る《蜂》が気になる!ところで、下巻に続く。
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たまたま読んだのだけれども、二重、三重に犯罪が誘拐・身代金が仕掛けられていてなかなか面白かった。上巻を読み終わった段階ではまさか下巻がそんな展開するとは思わなかったし、最後の犯罪も「え?」という感じ。でも他の推理小説とかと比べて何かが足りない気がするのは何だろう・・・それなりに面白かったんだけどな。
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何度も驚かされ、退屈しない小説。
面白かったけれど、上巻の事件で終わっていた方が、締まりが良く、読者の呆然度は高いのでは?少しクドイ感じがします。
初・連城三紀彦さんでしたが、他にも読んでみよう。
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事件が予想外にどんどん動いていって面白い。何?どういう事?どうして?の連続。事件は誘拐なのだが下巻で連城三紀彦がどんな人間模様を描いてくるのか楽しみ。