投稿元:
レビューを見る
和服の女性とキムチのビジュアルで、中身を読まずに購入。ちょっとしたきっかけで韓国に興味を持ち、手当たり次第に勉強中です。
本書で印象に残ったところ
・トウガラシはどのように朝鮮半島に渡ったか
・日本ではトウガラシを食用としてでなく別の目的でつかっていた
・日本の茶室のデザインは、朝鮮半島と関連がある
なるほど、そんなこともあるのかなぁと思った。
投稿元:
レビューを見る
日本と韓国は似ているからいがみ合ったりするのではないかな。
かつて、韓国では日本の自由な社会、努力すればだれでも成り上がれる社会に憧れて、ジャパニーズドリームを目指してやってきた人たちが1910年代まではいた。
そういう人たちを大切にするべきだ。
彼らは早稲田が多い。
サムスンの創始者もそうらしい。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
なぜ日本人と韓国人は必要以上にお互いを意識するのか。
知られざる交流の歴史から、独自の新しい視点をもって日韓関係を読み解く「鳥瞰の文化論」。
韓国にルーツを持ち日本で育った著者が、グローバル社会で両国の向かうべき道を提起する。
[ 目次 ]
プロローグ 鳥瞰の文化論のすすめ
第1章 キムチと茶に見る隣国の影響(この一〇〇年で激変したキムチの味;茶の湯と異国趣味)
第2章 古代から始まった日韓交流の根源(アジア各地に見られる神道の類型;古代大和の渡来人ヘゲモニー争い ほか)
第3章 近代における複雑な日韓関係を解く(日本は韓国の陶磁器文化を破壊したか;李朝と江戸―善隣外交と国力の逆転 ほか)
第4章 半島と島国―地形と気候がもたらす国民性(混合文化を生きる日本人;戦いの連続だった韓国人 ほか)
第5章 グローバル時代の新たな日韓関係を考察する(日韓間の「反感」を解決するヒント;歴史は「複眼」で見るべし ほか)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
投稿元:
レビューを見る
相互に影響を与えあって成立するのが文化であって、どちらが先だから優れているだとか、どちらからどちらへ流入したものだとか論じるのはなわか違うんじゃないか…みたいな提言。
似ているので異なるところを探し、細かな差異でいがみ合うことがあるがより異なる文化の中へ行くと親近感が出てくるというのは面白いなと思った。
文化の話とは離れますが、平家の落人伝説の残るところは南方系が山奥へ逃げていった末裔なんじゃないかって話はすごく面白かった。肝炎ウイルスは垂直感染(母から子へ)するもので分布を調べるのにいいそうですが、落人伝説のある地域に有意に多いそうで。
茶食(タシク)、薬菓(ヤックァ)食べてみたい。
おじいさんが東京に渡ってきて丁稚奉公していたという方の本。本人は読み書きはできても聞いたり喋ったりはできないそうです。
210.1
投稿元:
レビューを見る
朝鮮半島にルーツをもち日本で生まれ育った著者による日韓の比較論。比較論といっても、これだけ似ているんだから仲よくしようよというのが通底した筆致といえる。
直情的で燃えやすい韓国の人々と本音を見せず冷静な日本人という図式は典型的でけっこう的を射てると思うけど、著者によれば嫌韓の人々は、その執拗に噛みつく性向からしても韓国人な思いのもち主だと。いやいや、そんなことないでしょう。あの人たちのネチネチ具合は日本人特有のものじゃないのって思うけど、嫌韓の人こそ韓国人に似ているという見方は、著者の皮肉かもしれないけど面白かった。