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在日コリアン辞典 みんなのレビュー
- 国際高麗学会日本支部『在日コリアン辞典』編集委員会 (編)
- 税込価格:4,180円(38pt)
- 出版社:明石書店
- 発行年月:2010.11
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紙の本
使いやすいんだが使いにくいんだが…。
2010/12/02 23:27
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どちらかと言えば親北的な傾向はあるが、オヤッと思うような人物が立項されている。その反面、立項されていない人物や組織(例えば日本共産党)が立項されていない。何故か本文が五十音順なのに索引が画数なので使いづらい。
しかし「在日コリアン」という概念はどこまで入るのだろう?先祖が朝鮮から来た陶工という東郷茂徳元外相まで立項しているから、朝鮮出兵あたりまで遡るようだ。今上天皇の「ゆかり」発言まで立項されているから、ひょっとすると高野新笠まで入るのかもしれない。
これは他でも言える事だが、「在日文学」の定義が随分曖昧だ。昭和20年までの日本語作品は昭和10年代の「親日文学」と同じ定義をしていたり(そうしたら張赫宙や金史良といった日本語で創作していた人々の作品はどうなるの?という事になる)、その作家が日本に帰化していたり、親や祖父母の誰かが朝鮮人で、その作家が日本国籍を持っていても、やはり「在日文学」になるのだろうか?
李光洙や崔南善のような日本留学経験者や日本陸士出身の洪思翊中将と金錫源大佐といった人々は「在日」という概念になじまないような気がする。
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