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アラブのテンプレしっかり押さえてます。
桃色シーンは全て読み流したらば、30分で終わってしまった……。
いとうさんの他作品がせつなくてとても良かったので、アラブものが
有名ということで購入してみたのですが(´ω`;)
うぅん……アラブの王族というものは、とかく人の話を聞かないもの。
わかってはいても、この受は不憫すぎ。
そして受けも受けで絆されるのがはやすぎ。
なんで好きになっていったのかが、すっぽり抜けてます。
攻以外に誰も頼る人がいない中で(そうなった元凶はもちろん攻)、まるで
刷り込みのように攻を好きだと思い込んでる感がもやっとします。
そしてアラブの王族は身勝手でも国民を大事に思ってるというのが
救いのはずが、この攻様は自己中な上に国民をなんとも思ってない。
まさにどうしようもないお坊ちゃま。
自分だけの力で生きてきたとでも思ってるのでしょうか。
そういった傲慢さが鼻について、なんだか楽しめませんでした。
纏めて購入してるので、次作に期待。