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ついに完結!よくわからなくなっちゃったのでもう一回読みなおそっと。結論としては「馬のデッサンって怖いよね」この馬の感じは最近話題のあの巨人マンガと似ています。
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「異物」とか、集団心理とか。
じわじわと恐ろしい。
最後の最後で女刑事があんな感じになるのがよく分からない。
破綻しないようにつじつまを合わせたのは、異物を排除した「世界」なのか、作者なのか。
映画のように説明不足でもなく、
小説のように饒舌な表現でもない、
マンガだからできる微妙なライン、そんな感じがする。
良い作品。
爽快感とかを期待してはいけない。
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街に災いを呼び込んだ「核心」は沈黙によって守られ
「幸福な虚像」と「残酷な現実」はひとつになり
そいるニュータウンは虚無に帰る
ひょっとするとそれらは、
引きこもりとホームレス、二人の異物がたまたま見た同じ夢だったのか?
しかし引きこもりとなったメガネブスは、再び自分の足で大地に立つのだ
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伏線が多すぎて、どうなってくのかどう収拾つけるのか、謎、でした。
ラストが驚いた。むりくりねじ伏せた感があったけど、レビュウとかみてたら、色んな見方があって自分も考えてみることに。笑
よくある世界は自分の心できまるていうテーマかとおもったけど、そうでもないみたいで、自分が甘かった。
セキくんトミヤマくん片栗巡査、戸北先生がよかった。横井さんとか男キャラが断然いい。
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日常の中に異物が入り込む。その異物を排除しようとするうち自らが異物である事に気が付く。
謎が謎を呼ぶって表現はこの本のためにあると言っても過言じゃない。
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とりあえずもう一回全部読み返さないと。最終巻読み終わったけど整理がつきません。
ところでコレどうやって映像化したんだろ??
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最終巻に近づくほどにつまらなくなっていく…と感じましたかねぇ。別にミステリしているとは思わなかったし…最後の方はもう背景が一巻とは全然違ってしまっていて、どこで何をしているのか分かりにくくなった、と思いましたねぇ。
それでもまあ、こうして最終巻まで付き合ってきましたから、この作品を気に入っていた、という証左なのでしょう、多分…。
ヽ(・ω・)/ズコー
スタイリッシュにしてオシャレな画風ですけれども、この最終巻はちょっと内容的にヘビーと言いますかね、とある人物の隠された過去が暴露されていて…多少凹みましたかね、その内容に…。
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、そんなわけで作者にはお疲れ様!と言いたいですねぇ…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
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セリフが(文字が)少ないのに、言わんとしてる事はちゃんと伝わってくる。絵で感じろ!!みたいな。
最終巻の帯、『ウルトラポップ&スーパークール』っていう謳い文句は どうかと思う… そんなに軽やかな内容ちゃうわ笑
ワケのわからないものが現実(日常)に「入り込んで」しまう事になった原因、発端にして核心…
それは要するに、不倫がもたらした母子家庭の悲劇であるという事。
『僕は誰なんだろうね、お母さん』この一言に尽きる。
さらにその悲劇の延長線上に宮原健人や片岡美砂が抱える性的なトラウマが乗っかってくる。
10巻を読み終わった時点で勝手に予想してた展開は、
水紀役の女の子を轢いたドライバーというのが葉平であり、その母親である小坂が女の子の遺体を隠したのかと思ってた。
双頭の花のネックレスも、水紀の物やと思ってた。
伝統の儀式や生け贄、祭祀、精霊、生き神… 科学や理屈で片付けられないことは、やっぱりこの世に存在すると思う。
『ワケの分からないもの』と『日常』は、同時進行でこの世に存在すると思う。セキ君が最後に熱弁した通りやと思う。
サクラとサクラダがエイリアン丸出しに変身した時はビックリしたけど、『ワケの分からないもの』ってことで片付けて納得してしまったし。
まったく、何からヒントを得てこんな話を思いつくのか
カネコアツシ氏、企んでるなぁと感心する。
天晴れ!
7年間にも及ぶ力作や
もう一度、1巻から読もう♪
2011年03月27日