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夜の青が、とてもキレイ。
言葉も、うつくしい。
カラス、ヘラジカ、キツネ、小鳥。
生きものたちの息づかいが聞こえてきそう。
冬の森の静けさ、冷たさも。
だからこそ、あたたかいお日さまが……。
ラストシーンに、じんわり。ほっこり。
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・3色で描かれたという絵の迫力に圧倒される。
・ 言葉が詩的で、訳が美しい。
・ 離れて見る方が、絵の美しさが際だつ。動物の表情もいい。
・ 冬の厳しさ、春を待ちわびる心、喜びの春などを表わす、寓話的なお話。
・ 子どもが最後まで静かに聞いてくれるかどうか。
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きっと原文がきれいなんだろう。最初の1ページの文章が綺麗だった。
なにもできないから自分が一番得意なことをした。なぜかこんなような部分がすごく印象的だった。
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小鳥(ハシブトガラ?)が主人公。
太陽がでなくなってしまった森の中。
ピンと張りつめた空気を、小鳥が解く。
雪の情景が美しいです。
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寒い冬の日の夜。皆静かに眠っている。そんなある日、カラスが太陽を連れ戻そうとした。けれど、風があなたが連れ戻すのではないよとささやいた。じゃあ、いったい誰が太陽を連れ戻せるんだろう?ちゃんと太陽は戻ってくるのでしょうか?(約5分)
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[江戸川区図書館]
すごく印象的な絵の本。後付けを見ると、コールデコット賞オナーブックに選出された画家らしく、この本は三色の絵具だけで描かれているらしい。
話の内容は、太陽と北風的な感じ。太陽まで飛ぶことも出来ず、つついておこすくちばしも、丘を駆け上がることも、太陽を掬い上げることも、かぎあてて空にほうりあげることもできない、表紙絵を飾る力無き小鳥が太陽を歌い起す、とても情緒ある本。
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青い世界と雪。
まるで木島櫻谷の月夜のよう。
西洋的な日本画だと思っていたけれど、さもありなん。
春が訪れる前の一夜。
それは、ながいながいよるが明ける時ということ。
リアルな描写と色使いの美しさは良い。
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冬の森の夜~夜明けを描く。
動物かやたくさん出てくる。
雪の夜の中、太陽と春を迎える朝がくる。
太陽をめざめさせるのは誰?
少し、大きなかぶ、的な?
大判の絵本で絵が素晴らしいので、美しい声で丁寧に読み上げると、感動してもらえるかも。
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まるで夜明けの時間帯に森にいるように感じるほど光の表現が上手。
オレンジとも赤とも言えない朝日の色も素敵。
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ゴールデン・カイト賞
寒く厳しい雪山でじっと耐える動物たちの迫力がが絵から伝わってきます。
くり返される風の言葉「あなたじゃない」に子どもたちが笑い、正解は何なのか期待が膨らんだ。
そのせいか、鳥の歌声で太陽が現れることがしっくりこず、もやっとして終わりました(笑)
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「星がさえわたる冬の夜.しずかな森で動物たちが,ながい夜が明けるのを待っています.太陽はどこへ消えたのでしょう.カラスやヘラジカやキツネが,思い思いの方法で太陽を呼びもどそうとしますが…….ルウィンによる写実的で迫力のある絵が見事.しんとした雪の冷たさが伝わってくるようです.ゴールデン・カイト賞受賞作.」