投稿元:
レビューを見る
最近、「考え方」の蓄積にはまっている。
変化の激しい世の中で考えることはとても重要だといわれるが、
そもそも考え方を身につけていないとどうしようもないと思ったのがきっかけだ。
カッコいい言い方をすれば「思考のフレームワーク」とでも言おうか。
(実はちょっと気に入っている)
僕もこの本を読むまでは、アイデアは何か天から突然降ってくるようなものだと考えていた。
でも今はそれが間違いであることが分かった。
まずは感じることから始めてみようと思う。
投稿元:
レビューを見る
アイデアとは、目標に向けて、課題を解決する新しい視点
ロジカル・シンキングでどうでもならない時がある
ぐるぐる思考
感じる→散らかす→発見!→磨く
①感じる
アイデア発想には、一般知識と特殊知識が必要
判断を停止して、いったん「カッコつき」でわかってあげることがコツ
「とりあえず、フムフム」思考停止ではなく「判断停止」
②散らかす
アイデアとは、特殊知識と一般知識の新しい組み合わせに過ぎない。ある商品が置かれている状態(=特殊知識)をいままで考えもしなかったポイント(=一般知識)から見ることで生まれる「新しい視点」がアイデア
「ある商品が置かれている状態」にも数多くの側面があり「いままで考えもしなかったポイント」も無数にある。それをひとつひとつ組み合わせていく
③発見
イメージがパチリとはまる瞬間
アイデアは、課題とセットである
アイデアの発見とは、それによって「目標に向け、何をどうする」かが明らかになる
目標ー課題ーアイデア
課題が確定するのは、アイデアが発見されるタイミング
目標、課題、アイデアが互いに手段と目的になっているか、しっかり検証する
アイデアは明確に整理され、言葉で表されなければならない
表現しきれないときは、メタファーを使う
ex.食べるラー油、クラウドコンピューティング
ex.キットカットメール
ブランド露出の拡大ー他人のための新習慣ー思いを伝えるチョコ
ex. best job in the world
観光誘致ー素晴らしさの再認識ー仕事だって、ごほうびだ
優れたアイデアは、言葉で表され、手のひらに乗る
④磨く
目標ー課題ーアイデアー具体策が一本でつながっているか
スパイラルのはじまり
①感じるモード 左脳→右脳
②散らかすモード 右脳→右脳
③発見モード 右脳→左脳
④磨くモード 左脳→左脳
アイデアを具体策にして実施すると、世の中はさまざまな反応を示します。このときを逃さず「感じる」ことで、再び<アイデア>づくりの材料を手に入れることができます
投稿元:
レビューを見る
なるほど、わからん。
著者がゲストに来ていたラジオをたまたま聞いて、そういや『電通』ってなんなんだろう?と思って借りてみた。
薄い本なので、いかに簡潔か期待しすぎたのかも。
「①感じる→②散らかす(ココちょっと微妙)→③発見!→④磨くのぐるぐる思考」がメインなんだが、どうにも思考が付いていかない。
「九州・中華のリサーチ」は分かりやすかったけど。
「電通 鬼十則」は個人的に・・・ちょっと微妙。
読み終えてみて、意味を知らない言葉が多かった。
ロジカルシンキングって何?
『デカルト』アプローチって何?
読んでも、なんだかしっくりこない。
無知だと言われれば返す言葉は無いが、一般素人向けではないと思った。
投稿元:
レビューを見る
感じる→散らかす→発見!→磨く
電通式アイデア発想法と銘打って、アイデアの生み出し方をシンプルに上記のステップにまとめて各段階での心構えについて書かれたもの。小一時間もあれば読み切れてしまうとても小さくて薄い本です。
ジェームズ・W・ヤングの「アイデアのつくり方」を意識して作ってますよね、間違いなく。
個人的には大きく2箇所発見が。
<感じる>フェーズでの、とにかくあらゆる情報収集を「判断」をせずに「ふむふむ」と咀嚼すること。この「判断」をしない、というのがポイント。「判断」は己の既成概念に基づくもの。それを放棄してまっさらな状態で「一般情報」や「特殊情報」に触れれるか、というスタンスの問題。
<散らかす>フェーズでの、多くのアイデアの切り口を探す際に、ブレストでみんなでやること、というではなく、100個コピーを考えるといった、徹底的に個人を追い込むの苦しいプロセスと定義してるところが素晴らしい。このプロセスを経た上での共有はありだが、これをせずにブレストになってしまうと、得てして底の浅いアイデアの集合体になってしまうのです。
ということで、早くこのプロセスを経て大きなアイデアにたどり着きたいものですね。
投稿元:
レビューを見る
アイデアとは思いつきやひらめきでなく、さまざまな本質の課題を考え抜いて、その先に生まれる独創的な解決策である。よって先入観に捕らわれず、多くを考え磨いていくことが必要である。電通の鬼十則について記載されているが「摩擦を怖れるな」、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈になるという項目に感銘を受けた。
投稿元:
レビューを見る
世の中の問題解決の大半に使用される部分的(ロジカル)思考では解決出来ない、イノベーションをもたらすための思考法のエッセンスを、ギュッと短くまとめた一冊。個人的には、「ストーリーとしての競争戦略」も併読をすすめる。両書の主張は、部分ではなく全体(時間軸を考慮した)解決案の提案の重要さを示唆している点で一致している。
投稿元:
レビューを見る
「判断停止」というコトバからダイアローグを連想しました。ディスカッションとは一線を画する創造的コミュニケーションを、他者とではなく自分自身と向き合って行う感じでしょうか。つまり、アイデアだしのプロセスは学習のプロセスそのものかと。
投稿元:
レビューを見る
今までのやり方ではどうにもならない問題にぶつかった時、
ロジカルシンキングを超えて、ミクロとマクロ、
右脳と左脳を行き来してアイデアを生み出す
「ぐるぐる思考」について書かれた本。さっくり読めます。
論理的に問題を細かく分解し、ミクロな視点で正しく考える
西洋的アプローチ、いわゆる客観、左脳と関わりが深い部分。
そして、変化する時間軸の中で全体をマクロな視点でとらえていく
東洋的アプローチ、主観的に右脳で発想を広げる部分。
このふたつを組み合わせながら
①感じる→②散らかす→③発見!→④磨く
の4つのモードをぐるぐると巡り、アイデアを見つけます。
それぞれのモードで気づきがあった部分をピックアップ。
【感じる】
情報の正しさは判断しない。
とりあえずフムフム、と受け入れることが大事。
【散らかす】
特に目新しい感じはなし…
コピー100本で切り口だせ、とか、そういうこと。
【発見!】
アイデアと課題はセット。
すぐれたアイデアを生み出すには、
すぐれた課題を見つけ出すこと。
【磨く】
アイデアにこだわりすぎない。
必要があれば柔軟に、アイデアに手を加え、変えていく。
短くシンプルにまとまっているのに、
なるほどな〜と思うことが多かったです。
ぐるぐるがんばります!
投稿元:
レビューを見る
30分で読める。電通鬼十訓の紹介もありつつ、アイデアの精度を高める方法を4ステップに分けている。3,4段階目は普通のロジカルシンキングで、肝は2段階目。聞き手に「何で?」と聞き返されずに「なるほど!」と思わせるアイデアを出せるかどうか。「一晩で100個考えろ。50個までは出るけど、そこからは出にくい。が、後半の50個をひねり出す中にひらめきがでてくる」という部分が印象的。
投稿元:
レビューを見る
著者の山田壮夫氏は、「電通」のプランナー。学生時代に「SECIモデル」の提唱者のひとり竹内弘高氏の指導を受けたとのこと。本書の提唱していている〈アイデア〉創出プロセス(ぐるぐる思考)は、組織における知識創造モデルである「SECIモデル」を、個人のアイデア創出プロセスに応用したものとも言えます。100ページ足らずのとてもコンパクトな本なので、さくっと読めます。
投稿元:
レビューを見る
【Story】
電通のストラテジックプランナー 山田壮夫さんによる〈アイディア〉を生み出す方法論!
目標に向けて課題を解決する新しい視点、という意味でのアイディア。
それを生み出すのはぐるぐる思考!
【Impression】
さくっと読めてわかりやすい!
1時間くらいで読める。
なのに深い。
文句なし!(笑)
個人的にはすぐ論理的に考えちゃうから、
〈散らかす〉モードはすごく参考になりました。
追い詰めがまだまだ足りてない!
てことでメモ!
感じる
散らかす
発見!
磨く
頭は常に『全回転』八方に気を配る
ぐるぐる思考
★感じる
一般知識と特殊知識
人生経験の全てが一般知識
体内にもうひとつの全体像をつくるべく、あらゆる情報を知識として取り込む
don't think. feel!
★散らかす
100個とりあえずつくってみる
恥を捨てて
窮地に追い込まれた状態
主観的で、情熱的で、孤独なプロセス
★発見!
いかに面白い問題を作ることができるか
アイディアは明確に整理、表現される
メタファー
trillion dollars
キットメール
the best job in the world
★磨く
アイディアが目標と具体策の双方向から磨かれる
アイディアは習慣になる
Socialization
Externalization
Combination
Internalization
何回も読み直して、頭に叩き込んでおきたい教科書!(^^)
投稿元:
レビューを見る
そもそもアイデアって何なのか?というところから始まって、アイデアを生み出す思考プロセスについて、様々な実例を交えて分かりやすく解説されていました。本自体の厚みは薄いですが、とても深い内容です。
投稿元:
レビューを見る
筆者自身もよく分からないまま説明しようとしてる感のあるぐるぐる思考はまぁどうでも良いとして←
The Trillion DollarsやBest Job in the World のマーケティング事例はかなり興味深かった!
投稿元:
レビューを見る
野中さんが「僕の本よりもわかりやすい」と薦めてた本。帯に野中さんが登場。さらに、中にSECIモデルもでてるし…。ページが少なくてすぐ読めました。読むよりも実践しなさい、ということか。
投稿元:
レビューを見る
サクッと読めて、納得できます。最後のSECIプロセスとか言い回しが難解なところはありますが、置いておいて。
「アイデアは手のひらに乗る」ものというのがそうそう、そうなんだよと思いつつ、実際に実践するのが難しいのです。ただ、絶対そうであるべきという信念は持っておきたい。
ロジカルシンキングの限界にも言及しているところが納得できます。ロジカルに考えるのは基本ではあるんですが。