紙の本
いのちの物語
2019/01/28 15:28
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
もりで一番おおきなけやきの木が、倒れ、土にかえるまでが描かれています。
とても静かに四季がめぐり、動物や草花にかこまれるおおきなけやきが幸せそうでした。
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冬のおわりに、大きなけやきの木がたおれました。森で一番空に近かったりっぱな木が、今は地面によこたわっています。たおれた木には木の実や木の葉がふりそそぎ、春には草花でおおわれました。けやきは、空もすばらしいけれど地面もすばらしかったのだと知りました。そして…。
色鮮やかな美しい絵がステキです。
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森いちばんの年寄りの木が倒れて
動物たちはよろこんで(?)
実が落ちてきて
枯れ葉が積もって
お花がさいて
やがて土になって
芽が出る
いのちはめぐる
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倒れて朽ちるまで
最期に 生きてきた意味を知る
そして 命は巡って行く
視点は ほぼ地面なのに
とても壮大なテーマを感じる1冊
老いていく 全ての方にオススメです
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2017年度 3年生 2月
森で一番大きく堂々としたけやきは他の動物や植物たちの憧れの存在でしたが年月が経ちけやきが倒れてしまします。
けやきは喪失感に襲われますが今までとは違う景色森の動物、植物たちとの関わりの中でけやきの心が癒やされたくさんの幸せを感じながら土へとかえっていき、また新しい命の芽をさかせます。
命の繋がりが感じられる絵本です。
自分一人の力で生きているのではなく、まわりのたくさんの力により生かされているのだと気づかされます。
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「わしはそらのたかいところをみるのがいちばんすばらしいことだとおもっていた。わしのたっていたこのつちのうえもこんなにすばらしいところだったというのに」
年老いて倒れ、がっかりしていたけやきのもとへ森の仲間はあつまってきて…親しみもって側にいるという、繋がるぬくもりを感じました。
作家さんの名前が“林 木林”というのが面白い。とっても木が好きなんだと伝わってくる
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「ある冬の日、森でいちばん背の高いけやきの木が倒れました。「空があんなに遠くにあるぞ。わしももうおしまいだ」 そう嘆いていたけやきのもとに、動物たちが次々と遊びにくるようになり…。」
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心温まる自然の絵本。
木の気持ちになって人生を考えてみる。
人間がちっぽけに思える。
違う景色からモノを見ることって大事。
温かい自然の世界。この本大好きです。
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この絵本よかったな。
可愛いイラストっぽくなく、風景画って感じで進んでいくところとか。
動物達が途中突然可愛いアニマルっぽくなったけど。
木に顔もなく、でも木同士が話しているのとか、想像が膨らんでとても良かった。
突然倒れた木が主人公で、倒れたら死んじゃうんじゃない?という心配をよそに倒れてからも何年も生きている。
最後にはいなくなってしまうけど、木のいのちの概念はそこなのかもしれないなぁと思いながら読み終えた。