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熊そのものが怖いと言うより、描写から想像されるものが怖かった。絶妙なのかはわからないけど、匙加減のうまい文章だと思う。
後半は少しなし崩しな印象もあったけど、共生、自然、人間、関係性を考えさせられた。
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宮部みゆきさんオススメということで、読んでみました。臨場感があり、ドキドキしながら最後まで読みました。まさか○○がこの事件の犯人だとは…内容はイマイチでしたが、文字を追っているのに映像を観ている感じ。是非映画化してほしい作品です。
生き物は大事にしなければいけませんね!
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結末が途中で分かってしまうところが残念でした。内容に関しても、特にアクセントがなく淡々と読み終わってしまう。
ただ、恐怖を感じさせる描写が非常に良かった。
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蒸し暑い夜に、おすすめの、背筋も凍る恐ろしい物語はいかがでしょうか。。。
長野の山中で、半年前に行方不明となった妻の頭蓋骨が見つかった。
夫である周平は、悲しみにくれながらも、ある疑問を抱いた。
山歩きには慣れていて、あれほど慎重だった妻が、
行くはずのない場所で発見されたのは何故か?
数週間後には、今度は女子大生が行方不明に。。。
そして、捜索を行う周平たちをあざ笑うように、第三の事件が起こる。
母親と行方不明になっていた幼い女の子が発見されたのだが、
少女は、何かにおびえ、恐怖のあまり口が利けなくなっていたのだ。
いったい、山には何が潜んでいるのか。。。。!?
緊迫した空気と緊張感、迫りくる恐怖に、冷や汗が出ます。
きっと、暑さも忘れて読みふけること間違いなし!です。
おすすめ!
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どこかの爺さんに「若ぇもんは、山の恐さと獣の恐さを知らねぇ」って言われたとき、「知ってます」と言えそうな気がする。
まあまあ!
私はそこまで好きじゃない!
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「宮部みゆき絶賛!」とのことでしたが、うーん。。それほどでも。。。。
確かに山中での出来事や、熊に襲撃させる様はドキドキハラハラですが
きっと何ヶ月かしたら、忘れてしまいそうな感じです。
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新幹線の中で読むために駅で買ってみた。序盤から話の流れが見え隠れしてしまってるけど、それも含めてB級のパニック映画みたいという感じ。
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私もそのクチなんだけど「宮部みゆき氏絶賛!」という帯に惹かれて買った人も多いみたいね。知らない作家さんだけど、洋画っぽいタイトルもあって気になるって感じの本。
山歩きの女性が何ものかに襲われる冒頭から、次々と山で人が消えていく序盤。この種のお話は早い段階で事件が起こるのが鉄則と思うけど、そういう掴みは充分。
まあ、神隠しだとか殺人偽装だとか色々臭わす割には薄々ネタはバレていて、作者は映画の宣伝会社にいた人のようだけど、まさにアメリカB級パニック映画の王道といった展開。
ただ、“それ”が何かが分かってからは、いる筈も無い“それ”が何故ここにいるのかの謎解きに移ってしまい、人を蹂躙していく“それ”に人間が知力を絞って対決していくというお話にならなかったところがどっちつかず。
安曇野の自然の細やかな描写や生物多様性に対する思いなども含めてつまらなくは無かったけれど、「絶賛!」は無いよなって気はします。
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ミステリーなのにミステリーしてない!
という感じの本でした.
でも決して駄作ではありません.
どんでん返しも無く、伏線の回収もストレート.
結構リアリティがあり,文章としても読みやすい良作だと思います.
それ以上の説明は,巻末の解説にお任せします.
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読まれた人はある程度は宮部みゆきのオススメという事で読んだのではないでしょうか。書店のポップにもそう書いていました。「気が付いたら最後のページ」のような事も書かれていました。一気読みの本が読みたかったのでよく知らない作家でした買ってみました。洋画的なパニックものという感じです。すらすら読めますが、中ほどで、わからなかった事がわかって、少しトーンダウン。暇つぶしには良かったかも。
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半年前に行方不明になった妻の頭蓋骨が発見された。
その真相に夫である主人公三井周平が挑む。
非科学的な出だしだったが、至って普通の現実に近い内容だった。
手に汗握る描写がされている敵との初対決シーンをはじめ、
物語には本当に引き込まれる。
次から次へとページを捲りたくなる小説であるのは間違いない。
それだけに最後のシーンがやや物足りない印象。
尻切れトンボのような感じが否めないばかりか、
謎が残ってしまっているのは少し残念だった。
随所に母校名がでてくるのは嬉しかったけど・・・
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怪奇現象ではないが、怖い。
凄く怖いし敵だけれど
やっぱりファントムに同情してしまう。
始まりは人間のエゴ...
残忍な描写も多く、生臭い匂いもなんとなく漂ってくるところも怖い。
もうこの著者の作品が読めないのは寂しい
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ドキドキしながら、途中で本を閉じることが出来ず一気読み
詳しいことはネタバレしそうなので書けないのだけど
実は、ドキドキはちょっと冷や汗のドキドキだった
作家の北林さんは、この小説を書いた後45歳の若さで
がんで亡くなったというとても残念
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帯に「宮部みゆき氏絶賛!」とかいてある、妻が行方不明になることが出だしの小説だったので、てっきりミステリーかと思いきや違いました(汗)
長野の山が舞台の、ある動物との闘いの話。
専門的な部分も多かったけれど、生態を学べてとても興味深かったです。
私自身、年に1~2週間は長野の山に滞在するので、知識として役に立つ点が多く、読んでよかった本になりました。
ただ、けっこうグロい描写が多かったのでダメな人はダメかも。
(そこが物語の悲惨さを描く大切なポイントだとは思いますが・・・)
動物モノ、普段あまり興味のないテーマなのに、続きが気になり一気に読ませてしまう文章力が素晴らしいと思いました。
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オチは隠している感じだけどほとんどそのまま。
だけど解決に向けての進みかたはテンポよくて面白い。
ただ結構エグい所は多い。