投稿元:
レビューを見る
公務員の意外な実態
普段イメージで語られることの多い公務員の実態がマンガとエッセイで描かれている。
なんとなく地方公務員になった新卒1年目の水野くんに、事務系ベテラン職員の吉田係長
が、公務員の処し方を伝授する。
マンガ部分は現状がおもしろく描かれているが、エッセイでは公務員としての現状の課題
と解決策について熱く議論されていて興味深い。
ゆるキャラについての記載で、頭しかないキャラが完成した理由を読んでナルホドと納得。
詳細は本文にて。
しかし、公務員が堂々と「公務員です」と職業に誇りを持って名乗ることが難しい社会に
なっている、という記述に日本の今後が心配になります。
ガンバレ公務員!というエールとしての一冊でもある。
文体は軽いので、一読の価値あり。
投稿元:
レビューを見る
公務員の実態が分かるかも?総ての公務員が著者のように考えてくれていれば,世の中もっと良くなるとも思われる。
内容の割に本が厚すぎる。紙が厚すぎなのと,無駄なマンガのせい。
マンガなら分かりやすいのだろうか?
文章で書けば新書で良かったのではないか?
投稿元:
レビューを見る
● 話しはじめるときに、必ず否定から入る人。その人が公務員である確率はとても高いでしょう。
● ここでは「部下は上司よりも5ミリ下に謙虚に押印する」のが正しい“お作法”です。
投稿元:
レビューを見る
タイトルの通り、「これが公務員のリアルだ」と言わんばかりの本。
これから公務員を目指す人間には、肝に銘じるどころか、目指す人間自体減ってしまうであろう本。
リアルはわかった。
ただ、これじゃ何も解決していないのではないか。
この辺は『小飼弾』さんの書評ブログが詳しいかと…
これからなる皆さんはいるわけだから、希望を持たせましょう。せめて。
ただ、今まで闇の中だった公務員の仕事内容や取り組み方を知るための一助となることだけは確か。
それだけでも十分読む価値はある。
投稿元:
レビューを見る
官庁・県庁に出向した経験をもつ市役所の公務員が、公務員のリアルをマンガと文章を織り交ぜて表した一冊です。この中に出てくる官庁の国家公務員の言葉遣いやキャラ設定が私の会社にもそっくりで、共感できる部分が良くも悪くも多々ありました。本当に正直に書いていることがよく分かってとても好感が持てました。公務員を目指す人が読んでもあまりピンとこないと思いますが、公務員のみなさんには面白く読めると思います。
投稿元:
レビューを見る
公務員ってさあ・・・と言われるお仕事について、
地方自治体職員であり、県・国への出向も経験した著者が
明かす公務員の実像!
もちろんこれでもオブラートにつつまれているなあとは思うけれど、
公務員のつらいとことやりがいがあるところ、両方に触れているとこがいい。
国家公務員(官僚)、県庁職員、市町村職員の違いは言いえて妙で、
笑っちゃった。
投稿元:
レビューを見る
内部から見た公務員像を社会一般に紹介しようと試みた作品。
客観的な視点、第三者からの視点に立とうとしていた。
これからの自分の指針になる本。
投稿元:
レビューを見る
コミックエッセイ。読みやすいし、わかり易いけど「そうなんだー」という感じ。
そこから何かを起こす心のざわめきは起こらず。
投稿元:
レビューを見る
公務員の日常を描いたマンガとエッセイ。まずは「わかりやすく伝える」ことからはじめたい。という冒頭の一節の通り公務員の今を教えてくれる本。どうして公務員のいうことは難解なのか等色々なものが見えてくる本。
投稿元:
レビューを見る
文章が硬いです。
市の広報誌にあるPR文のような、式典の祝辞のような…。
前向きに問題点を考え真面目に取り組もうという姿勢は伝わってくるのですが読み物としての魅力はないです。
投稿元:
レビューを見る
現公務員さんの公務員のお仕事についての本。著者は公務員の中でも幅広い異動を繰り返したと述べているので実際はもう少しせまい仕事なのだとも思う。できるだけ客観的に書いているという著者の発言通り、公務員の仕事を美化せず、普段ぼくらが生活している時にイメージしている公務員について述べながらその裏側を正しく説明しているようによんでいて感じた。
将来の仕事を探していくにあたって公務員という仕事に惹かれていたので読んだのだが、あまりに正直に書いてくれていたので興味が失せたというのが本音。それでも最後には公務員のやりがいを伝えてくれているので公務員に興味のある人は現実を少しでも知る意味でもよんでおくといいかも。マンガとエッセイで構成されているので非常に読みやすかった。
投稿元:
レビューを見る
行政職員に転職する際の参考に読みました。
面接などで「公務員に必要な能力は何だと思いますか?」や「どのような職員になりたいですか?」という質問が必ず来ると思うけれど、その質問の答えを考える時には大変参考になると思う。
行政という仕事の役割からしても、役所という組織の性格からしても、「オレが成果を出す!」という考えだけでは、この業界で成果を上げるのは難しいのだなと感じました。熱意のある人ほど、冷静に、上手に立ち回っていく必要があるよう。
”大変ですよ” という事ばかり書かれているので、企業人からは「ただのヌルい愚痴」、学生からは「つまらん業界」と思われそう。
ただ、予備校や役所の案内などではオイシイ事しか書かれていない(当然ですが)ので、受験生にとってはこういう本があっても良いと思いますね。
投稿元:
レビューを見る
本書は現役公務員が描いた「お役所の今」がわかるコミック&エッセイである。
何かとバッシングされる事の多い公務員ですが、著者としては本書を、「公務員を取り巻く世界を多くの人にわかりやすく伝えるため」と「公務員が自らの仕事を振り返るきっかけ」となるように書いたそうです。
本書を読んで「僭越印」なるものがある事を初めて知りました。ハンコが五ミリ上にずれている事をいうそうですが、いかにも役所的なエピソードです。もっとも全ての役所にある訳ではないとは思います。あくまで著者の属する組織がそうゆう文化を持っているという事でしょう
書類を綴じる穴はミリ単位で指定とありますが、これも厳密に守られているのか疑問です。
この本を公務員の一般論としてとらえる事は危険ですが、問題提起としては参考となります。
そして、吉田係長(猫)は可愛い過ぎます。
投稿元:
レビューを見る
初っぱなからイエローストッピングくんとかいう強烈なキャラクターが登場するんだけど、笑いながらも妙に納得してしまうところが不思議!
著者は、市役所の職員でありながら、国や県への出向も経験しているため、公務員という職業だけでなく、国・県・市のそれぞれの特徴をよく理解しているなぁ、という印象。
私も一市役所の職員ですが、国・県・市の役割の違いや公務員という職業の特異性、課題などわかりやすく理解することができました。まだまだ勉強すべきことがたくさんありますね。
公務員の生態がよく表現されている一冊!
投稿元:
レビューを見る
公務員の著者による公務員の実情を語った本。
役所の融通の効かなさなど頭に思い浮かべながら読むと一層面白い。