紙の本
タイトルと装丁に惹かれて購入
2015/06/05 21:25
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投稿者:レオボー - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと装丁に惹かれて購入しました。
映画化もされているようですが、まだ見ていません。
小説の正解をどのように表現しているのか気になります。
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文庫化を待っていました!
やっと読めた(嬉泣)
正直、もっと子供だましというか、すぐ犯人わかりそうとか思っていましたが、伏線もきっちり張られていてよかったと思います。
題名の意味もラストでそういうことか!って納得。
一番うれしかったのは、文庫化しても題名が変わらなかったこと。
本当によかった…!!
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読み終わったあとの「そうきたかー」感が大きかった。現実には有り得ないドラマチックな設定が、いかにもミステリー小説っぽくてたまらない。若干楽曲についてなど説明的ではあるが、ドビュッシー好きな私としてはむしろ嬉しい。良い本でした。
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青春スポ根にミステリーも楽しめる作品。なんとなくオチははじめの段階でわかってしまうが、ピアノ演奏の描写は本当にリアル!読んでてなんか二時間のサスペンスドラマを見てる感じだった。岬役は玉木しか考えられない♪
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さすがに「このミス」大賞作品だけのことはある。スポ根&ミステリー&青春小説の良いとこ取りで抜群の面白さ。何といっても音楽に関する描写が秀逸でドビュッシーのCDが欲しくなった。
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「このミス」大賞受賞作。中々最初に印象を与えた人物たちの急展開で、境遇が変わりすぎるのが、置いて行かれそうな気もした。けれど、ストーリー自体のおもしろさと岬先生の強烈な個性と言葉で、最後まで読み終えてしまいました。どんでん返しも面白いし、クラシックに対する知識もずぶの素人には得られるので、ピアノを弾けない私も興味を持って、せめて曲を聴いてみたいと思いました。
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※軽いネタバレあり!
このミス久しぶりの当たりが来ましたー!もう本当に嬉しい…!某医療ミステリが出て来た時は「ミステリも終わったな…」とかなり白けてましたが、久しぶりに満足できた受賞作!(海●尊ファンの人ごめんなさい)
大火傷を負った少女の再起に至るまでの心情に焦点が当たっていて、下手したらミステリじゃなく青春小説にも分類できます。読んだ方には分かってもらえると思うけど、事件らしい事件は起こってないですしね^^
全身火傷でツギハギだらけの身体の少女と、資産家の相続問題と不審な事故の多発…これだけドラマチックなのに、ボリューム自体は少なくて一気に読めます。
最後のネタバレについては意外な感じもないし、最初から怪しいと睨んでた探偵役イケメンも犯人じゃないし、ミステリとしては腹三分くらいですが、読み物としては大満足〜。ちょっと文章は固くて色気ないけど、許容範囲でしょう。
あと、本当にクラシック聞きたくなるね^^
次回作のラフマニノフも楽しみ!早く文庫化しないかな〜
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全く気づかなかった
痛みの描写は痛々しくて
それでもピアノの旋律が
聞こえてくるから
他人から見える自分
自分がおもう自分
どうしようもない自分
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もう、文庫になったのか、と購入。ドビュッシーは若い頃から好きだったし、高評価の書評を目にしていたので。
大好きな祖父と従姉妹を火事で亡くす。自身も全身火傷。大変な手術で一命を取り留める。ミステリーとしてより、少女の再生物語として秀逸。後書解説に音楽スポ根モノとあったけど、そんなレベルのものじゃない。
岬先生の造形が格好良い。主題に関係ないけど、整形外科の新条先生も。つっけんどんで優しい言葉の一つもない。この先生の後押しの仕方がまた、良し。
目に見える悪意と正体不明の害意。そんなものを突き飛ばしながら、岬先生と前のめりに進む主人公。魂が揺さぶられた。
だから、最後のミステリーの解明は、本当に驚いた。ミステリー好きの人なら、気付いたかも知れない。でも、そんなこと、どうでも良いと思う。ミステリーファンじゃない人にも読んで欲しい。
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読んでいると、音楽が聞こえてくる気がする
のだめ を思い出す
岬先生と「遥」の音楽の解釈と表現を読むと
自分の音楽に対する向き合い方が恥ずかしくなる
華々しい技術の向上は望むべくも無いが
少しでも上達への努力を怠ってはいけないなと思い直す
表現への貪欲さも見習いたい
独習のバイエルで挫折しているピアノだけど
読みながら ピアノを弾く夢を見ていた
彼女に起きた出来事が 未来の彼女に
ちゃんと つながりますように
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文章で音楽を読むってとっても楽しい。音楽を本当に聞くときより音が見える感じ。でもミステリーとしてはイマイチだったな。
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帯に「どんでん返しがある」と書いてて「バラすなよもう」と思ってたのに油断した。
上手く出来ているストーリーだった。
主人公が年齢にしてはやたら大人びた表現だったり淡々とし過ぎてしっくりこないとかで読み難いと感じる点は色々あったのだけど、最後まで読んだらまあそれも仕方ないかなーと。逆にそこも何かしら工夫があればもっと面白く読めたと思う。
色々要素があるのはいいけど、どこに集中していいかわからない感じ。意識があちこち飛ぶ。
演奏部分の表現は面白かった。曲を思い出しながら読むと楽しい。
次作のおやすみラフマニノフはまだ読む機会がないが、読みたいとは思ってる。
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楽曲を表現する言葉は秀逸。
でも、途中でオチがわかっちゃった・・・・
ミステリーとしてはもう少しがんばって欲しい。
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音楽好きの知人にすすめられていた本。文庫化されたのを見て購入。
同じピアノでも、奏でる人によって、ちがう音、世界が繰り広げられる、その理由を言葉で知った感じ。出てくる曲のCDを思わず探して聴きながら読んだ。
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音楽って奥が深いと思わされる1冊でした。クラシックを聞くときの聞き方が変わりそうですね。ミステリの部分は正直いらないかも。。