投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
鑑識課に勤める主人公は、ある日子供を誘拐される。
指示された場所には、同じく子供を誘拐された
かつての上司と、その旦那。
一体どうしてなのか、子供達はどこへ行ったのか。
そもそも誘拐された息子の方は、二十歳を超えた男。
これを誘拐するとは、どういう事? でしたが
話が進むにつれて、さらに混乱してきます。
誰が内通者で、誰が犯人なのか。
驚きというか、これは当然だろう、という選択の末、に
納得してしまいましたが。
誰を信用していいのか、誰が駄目なのか、も
手に汗握る感じですが、昔の事件についても
何故? が付きまといます。
全ては、最後に分かるわけですが。
だからあの時…という振り返りも。
どうでもいい、と思っているから、情報がない。
無関心なのは簡単で楽ですが、後が大変です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
十三階シリーズに虜になり、順番逆だけど「ハラマキ」シリーズ突入。まあストーリや展開にかなり無理があり荒唐無稽な箇所も随分あるが、キャラクタ設定も良いしテンポが良いのでまた一気読みしました。しばらく本シリーズにはまりそうです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
10月-13。3.5点。
鑑識課の女性警察官が主人公。
夫も警官、元恋人も捜査一課。
上司の女性警察官の子供と、主人公の子供が同時に誘拐される。
犯人と思われるのが、以前強姦で逮捕したが、不起訴となった元大学生。要求は大物テロリストの釈放。
元恋人は公安刑事となり、協力することに。
スピード感あり。少し荒削りだが、次作も期待。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
三十五歳の鑑識課員の麻希が、小一の娘と家事を担当する二十五歳で無職の連れ子の息子を誘拐され、同い年の元女性上司と共に爆弾テロを要求される。公安の元婚約者の現在が精悍で、八年前の強姦事件の真相も薄い下劣さよりも血が通った印象。過去のその後と現在が錯綜して進むごとにややこしかったけれどするすると読めた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
公安警察という組織は、秘密のベールに覆われて、隠密行動をするのが常だけに、ドロドロとした暗く、ダーティなイメージがある。隠蔽か、欺瞞か――法の番人たる警察組織にあって、法に対して超然的な組織が「公安」というものなのだと考えてきた。
本作でも、公安の超然ぶりはいかんなく発揮される。八年前の目を覆いたくなるような残忍な犯罪。それでも起訴されることなく、贖罪もされない者が、この物語の最初にして、最大の伏線である。
その後も作者は、実にリーダビリティの高い文章の中に、さまざまな伏線を織り込んでくる。事件の全貌はなかなか姿を見せず(それこそが公安が絡む事件の典型ではなかろうか)、しかし最後に明かされる事実によってそれまでの認識はひっくり返されるという確かな予感はある。ミステリー小説によくあるように、誰もが怪しい。やきもきしながら一気呵成に読んだあかつきに明かされる真実は……。
読んでいて楽しい小説だった。さまざまな出来事が起きて、いろいろな人物の交錯があり、その中から少しずつ見えてくる真実らしきもの。しかし、真実と思えることも、さらにその真贋は確かではない。この葛藤が物語を読み進める原動力となる。
最終章の焼き鳥屋で、最後の真実が明かされる。ここに及んで、読者はもう一度カタルシスを得ることとなる。
他のシリーズも読んでみたくなった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
初読み。
誘拐、強姦、自殺、警察内部での足の引っ張り合い、隠蔽工作、爆弾、テロ集団、バスジャックなど目白押しだが、一気読み出来るテンポの良さ。
機会があったら続編にも挑戦したい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
どう見ても完全にシリーズ化を目論んでいる作品だし、自分もシリーズ化でバンバン読んで行きたいと強く思った作品です。
風呂敷のでかい作品は場合によっては読んでいて冷める場合もありますが、冷める間もなく話が展開していって非常に楽しめました。
謎というか、誰が敵なのかという基本的な部分でも、頭の片隅で「あいつか?こいつか?」と考えて読めるのがとてもよかった。ある意味それほど複雑ではないので、TVの刑事ドラマを見ているような感じで読めると思います。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
現在起きている誘拐事件と8年前に婦女暴行事件がリンクしながら進んでいく。
疑わしい人間が次々に出てくる。その中で黒幕はまさかの人物。8年前の事件が様々な人の人生を狂わし、新たな犯罪を生んでしまう結末が見事に書かれていた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
最初は本格派の刑事モノを求めて読みだしたが、ちゃん付けで呼び合う辺りからなにやら怪しく。 誘拐・スパイ・テロどんどん現実離れし、容疑者の家族が単独行動でお咎めなし、トドメに夫が海外のスパイ!からの謎のハッピーエンド。
あ〜、ここ何冊かツイてない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「雨に消えた向日葵」が良かったので、作家追いでw
著名な作家さんだったのに、お名前認識してませんでした。
「アゲハ」面白かったし、シリーズものなので、どんどん読んでいきたいと思います♪
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
大分ご都合主義じゃない?楽しく読めたけど、何かただ楽しく読めただけだよね。って感じ。
次以降読みたいけど、ただの娯楽警察ミステリならいつかあきるかな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
警視庁鑑識課に勤める原麻希は、ある日子供を預かったと言う誘拐犯からの電話を受け、指定された箱根へ向かう。そこで、かつての上司・戸倉加奈子も息子を誘拐されたと言い…
8年前の事件が原因でかつての恋人と別れ、別な人と結婚した麻希。そしてその時に妊娠していたが流産した加奈子。それに加えて、かつての恋人・広田達也も今回の事件を追う事になり、容疑者が二転三転してハラハラしっぱなしでしたが、ようやく犯人の意図が判った時切なくなりました。正義とは?がずっと付きまとっていた気がしました。
麻希の旦那さんの原刑事も訳ありで、ラストやっと氷解した気がしました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
1.おすすめする人
→2時間ドラマが好き、警察小説が好き
2.内容
→家族設定がやや複雑。
内容はのめり込むくらい良い◎
現在起きている事件が過去の事件と交差する。
最後の伏線回収がとてもすき。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
過去と現在を織り交ぜた展開でぐいぐい引き込まれた。
衝撃の展開ですごく面白かったー。
でも一番心に残ったのは、主人公と旦那さんとのエピソード。
すごくステキだった。
ラブストーリーを読んだ気分。
ホントよかった
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
原麻希…通称ハラマキ
そしてフルネームで呼ばないで!と怒る。
子持ちの刑事と結婚し、成人した義理の息子と小1の娘がいるという設定。
印象がコロコロ変わりキャラが掴めない感じで、ストーリーもめちゃくちゃ深刻で規模もデカい。
だけど何故かキャラのせいなのかある意味軽い。
何人も死人が出てテロが誘拐が殺人が…と入り組んだ内容なんですが(*_*)
もう一つのシリーズも公安物で、あちらの律子さんが激しすぎて軽く感じてしまうのか笑
あっ!このシリーズ「日本ラブストーリー大賞」だった…ラブストーリーなんだ笑
ラストで旦那様の原さん、息子の健太、おませな娘
なんだかハラマキ一家がクセになりそうな予感…
とりあえず次も読みましょ‹‹\(´ω` )/››