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世の中の不思議なことをQA形式でわかりやすく解説する。
内容は主に理系分野。
色々な分野に詳しく、解説も非常にわかりやすい。
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たまに「不思議だと思わない?」とか言って、答えを教えてくれずに終わるのがニクいwそうやって知的好奇心をくすぐって、自発的な学習を促すあたり、大学でも良い先生だったんだろうなと思います。先生の授業、受けたかったなぁ。
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森博嗣氏の連載科学エッセイ。
会話形式で親しみやすい文体だが、その分、濃度は低い印象。
今までに氏の語った科学豆知識をまとめた内容なので、熱心な読者にとっては、既知の事柄が多く、新しい発見は困難か。
本書で特筆すべきは、紙面がフルカラーで印刷され、二ページに一枚(各回一枚)の割合で挿絵が挿入されていることである。
この挿絵は、森博嗣氏自信が下絵を入れているので、フアンの方には一見の価値あり。
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小飼弾氏がブログで褒めていたので買った。横書きだから読みにくいなーと思いつつも、一つ一つの話題が短いので、寝る前とかにグズグズと読んでいたら最後のほうは面白くなって一気に読んでしまった。
著者と僕は10歳くらい離れているから、子供の感覚だと物知りなお兄さんの話って感じで親近感もわいたのかも知れない。
ただ残念なのはあまり突き詰めて書かれてないから、「ふーん」って感じで終わってしまうエピソードが多いことかな。
あと助手の設定がどんどんバカになって、下らない言葉遊びを始めてしまうこと。でも本当の助手である奥様のイラストはなかなか可愛らしくて、エピソードの補完にもなっていて楽しい。
ちょっとした時間に読むにはすごくいい本。
余談だが、解説が成毛眞氏だ。フィクションを読まない成毛氏が、森博嗣氏の本の解説を書いている。これも不思議だ。
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森さんの本に散らばったエッセンスを集めたような本。あの本で書いていたなぁとぴんとくる質問も。
わたしみたいにクロラファンでも飛行機ちんぷんかんぷんな人が森さんによる飛行機解説が読みたいなら収穫がある本だ。立ち読みしてみるといいかも。
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【出会い】
トイレ文庫に同居人が置いていた。
森ひろしの小説は読まず嫌いだが、こっちのが本職らしいので。
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PRAMMの講演会行く前に読めば良かったか。
しかしジャイロモノレールの項は面白い。頭では理解できたつもりなので、今度は実演とか体験があったりするといいのに…
と思っていたら、本屋でジャイロ効果の子供用工作キット発見!思わずレジに行きかけましたよ(笑)
足長おじさんが欲しい。
まだ全文は読めていない。時々反芻して離脱してつまみ食いすれば分かるだろうか。
スバルさんの絵が可愛い。ふふ。
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理系ミステリ作家、森博嗣が、講義の合間に使うような面白い雑学を教えてくれる本。60項目に分かれているので、隙間にちょっとずつ読めるのもいいところだと思う。ミステリ小説の元ネタっぽいのもちょくちょく出てくるのもファンとしては嬉しかったりもするし。
内容としては、60項目の中で、4項目が特に面白かった。
・デジカメの一眼レフ
一眼レフとそうでないカメラの違いを知れてよかった。一眼レフは直接撮る画像が見れて、そうでないのは見れないということ。
・明るければ良いのか?
「南に窓があるのはいいとは限らなくて、日本建築が南に縁側を用意するも、直射日光が入らないようにしていた。」という事実と、北側絡みえる景色は光が当たってきれいだってことが新鮮だった。
・尾翼が前にある
技術的に解決できるなら、鳥とは似ていなくていいイメージのない、先尾翼の方が効率がよく飛べるってこと。
・最適化の誘惑
最適化の考察が面白い。昔の建築と比べて現代の建築は、構造の挙動を予測できるようになり、最適化し、スリムになった。しかし、スリムになった分、予想外に事態に弱くなったことで、冗長化の概念が生まれたこととか。
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博士と助手の会話とカラーイラストで、科学問答×60がわかりやすく解説してあります。
科学が苦手、またはその類の本を敬遠しがちなひとでも、森先生の語り口にはまりこんでしまえばスルスルと読めること間違いなし。
自転車が倒れないのはどうして?ナイフとガラス、どちらが硬い?など、身近でちょっぴり気になるナゾや、「四次元」や「真空管」、「非破壊検査」などといった専門的なテーマも取り扱われ、硬い口調で語られることの多い『科学』をこの本で覗き見ることができます。
あっ、もちろん著者の森先生は工学博士。本当に多才な方ですね…
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科学についての会話形式の問答ですね。
面白い。なにより絵が。
もうちょっと読んでいたかったな。
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ブルーバックスをとても丁寧に書いた感じの科学読本。 小説、エッセイなど様々な所で、科学的な事象を書いている先生だが、この本はそれを解説イラスト付き、問答形式で丁寧に書かれている。 内容は多岐に渡り、工学部出身の自分でも知らないことが多々あった(キャスタ角、ドームの形状など) 特に、鉄筋コンクリートは本当にすごい。まるで魔法のような相性。(熱膨張が同じでヒビが入りにくい、鉄が錆びにくいコンクリートのアルカリ性など) 「数学とは、ものごとを抽象化したものだ。計算は常に現実であり、常に正しい。」
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科学的なネタわかりやすく説明しているエッセイ
博士と助手の対話形式でので読みやすい
ただ、会話の面白さは浮遊研究室にはおよばない
ネタへの切り口もMORI LOG ACHADEMYの方が鋭い
あと、他の著作で言っているのとかぶっているところが多いので、特に目新しい事は言っていない
ただ、すばる氏の絵が図説になっているのでわかりやすくなっている(ま、誰が下書きしているかは別として・・・)
初見の人にとってはとても面白く感じるかも
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ミステリー作家としても名高い著者の科学豆知識本。博士と助手の会話形式でそれぞれのテーマについてフルカラーイラスト付きで解説されていて、非常にリーダビリティが高く、あっという間に読み切ってしまいます。
扱っているテーマも様々で、身の回りの謎が次々に解き明かされ、新たな発見の連続です。
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雑誌連載記事のまとめ本。基礎的な、しかし説明しにくい工学的事象について短くざっくりと解説する。説明法もイラストも的を得ていてわかりやすい。ざっくりしすぎているので、次の書でフォローするのは必須だと思われるが、そうしたくなる内容。続編はないみたいだが、復活を望む。連載する雑誌を変更してもらえれば・・・・違うか。
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科学に関する問答集。「博士」と助手」が科学、工学、建築などの分野について、ごくごく簡単に解説していきます。
前書きで著者も触れている通り、何か特定の分野に関する専門書というよりも「科学や工学の雰囲気を楽しむため」の本です。なので、この本から厳密かつ正確な知識を得ようとするならば、当てが外れます。
文庫サイズで1ページ当たり500文字弱、各トピックは4ページで終了し、しかもその中にイラストも含まれているため、必然的に含まれている情報は限定されています。また、雑談めいた会話のやり取りも多いため、詳しく知りたいと思っても細かい説明はされておらず、あくまで表面的なところについて軽く触れているのみです。
残念ながら、トピックによっては本来ならば理解を助けるはずのイラストがあまり分かりやすくないということもあり、著者の所期の目的を満たしているかどうかについてさえ疑問がある作りだとは思います。が、科学の入り口に立つための入門書として見るならば、それなりの役割を果たせるのではないかと思います。
著者が目論むように、ここにあるトピックから関心のある分野を自分で調べていけるようであれば、この本の存在意義も上がるというものでしょう。