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マリンバと和服をしまう倉庫のために物件を買って工事することを通して京都のしきたりをそれとなく伝えてくれます。八卦で自宅からの方角を占ったり、工事の時期を決めたりするが面白いです。
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京都長屋を買って、改装していく様子が本になった1冊。
家作りに関わる、様々な人も気になります。
いいものを作るには、いい人たちの存在が不可欠。
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おもしろかった。
古きよきものを、今にあわせて使う良さ。
古いからいい、新しいからいい、というのではなく、いいと思うものをどう生かすか。
すてき。
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マリンバ奏者、アンティーク着物コレクターの通崎睦美さんのエッセイ。
単なる日常をつづったエッセイではなく、近所の古い家を買うところから始まる。解体から、古材を集め、いろんな人の助けを得ながらどうやって自分好みのモノを造っていくかの変遷が綴られている。わかりやすい。
エッセイストという人達や作品がどのようなものかは知らないが、作者の生き方やモノの感じ方を綴るということだと考えると、この本は建築に興味がない方も、彼女のセンスをよく感じることができるのではないだろうか。
文章はもちろん読みやすい。おれは買ってよかった。ただ、1400円出しても「へぇ、そう。いいね。」だけで終わる人もそこそこいるではないだろうか。そう考えると微妙よね。
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京都の町屋住まいのマリンバ奏者、通崎さんが自宅前の長屋を倉庫として購入。内部を改装する過程を記録したもの。
京都らしい造りを大切に、使い勝手を考えて完成。
うらやましい倉庫(!)です。
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建築の棚をブラウジングしていたら、なんだかSFかライトノベルみたいなタイトルの本があって、排架まちがいじゃないのと手に取ったら私の好きな通崎さんが倉庫を作った記録をまとめた本だった。
八卦見に見てもらって(笑)、取り壊しになる古いお家の建具やら部材をもらってきて、若い職人さんにまかないを作って、とこれをわくわくせずに読めますか。なにせ住所がいいじゃないですか、天使突抜って。
建物を解体してから新たに作っていく様子、建具の引き手やシェード、天井から照明器具を吊るすために天井と電線の接続部分につける碍子(がいし)など気に入ったものを骨董市やアンティークショップやらで探すまわる様子、すべてがとても楽しかった。
古い建物の木材などを再利用する「古材バンク」は覚えておこう。