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歪み執着の極み!?
2016/12/13 19:01
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投稿者:avara - この投稿者のレビュー一覧を見る
好き嫌いがパックリ分かれると思われる作品です。義兄妹の背徳愛ものは数多あれど、歪んだ上の執着偏執愛この上ない!!ここまでイッテしまえば兄よ、ご立派!!とさえ言いたくなってしまうような…
とは言え、個人的にこの作者さんのなんとも言えない摩訶不思議な世界観、かなりなグロい愛憎劇であるにもかかわらずフワフワとした、あたかも御伽草子でも読んでるかのように紡がれる文体が好きなので、今回も引き込まれてしまったのではありますが…
後味は決して良くない、ある意味ハッピーエンドですが、それすら不思議な甘い読後感に包まれる作品でした。
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暗い世界観がたまらん。
お兄様歪みすぎてたまらん。
ほんとティアラでこの救いようのない話…よくやった!
昼ドラみたいなドロッとした感じとホラー感がとても良い。
普通の恋愛小説をお求めの方にはきつい作品。
星1つ少ないのは、あまりに雪子が可哀想なのでw
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お兄様がマジド鬼畜でよかったです お兄様一人称「僕」で呼び方が「雪ちゃん」なのがすごい好きです もっと男女エロ書いてほしい作家さんですわー
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「お義兄さまこえぇぇぇぇぇ」とページを読み進める度に叫びそうになるのをこらえながらガクブルして読んだ。
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珍しい和物で明治時代の血のつながらない兄と妹のお話。
といっても、そこに愛があればいいのに、二人にあるのは肉欲だけで、愛はなし。章一郎の雪子に対する執着は、かなり怖いです。
緊迫プレイに入れ墨にロウソク。
よくあるものですけど、章一郎の狂気が怖い感じになってます。
最後も嫌な予感はちょっとしてましたけど、雪子の恋人の貞吉を弟を使って毒殺し、その死体の前での情事は、もはや人ではありません。
読んだあと、なんかムカムカして、嫌な感じになりました。
こういうお話は、私にはどうも向かないみたいです。
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ぶんげさん独特の雰囲気がたまらーーーん作品です。腹黒キャラ、昔っぽい感じ、そしてちょっと怖いのがお好きな方にお勧めします。後半になるにしたがって、じりじり息苦しくなりますが、読み終わっても、何度も読み返したくなる魅力があります。
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お兄さんは変態すぎて、思わず好きになった。でも、貞吉も好きだよ!!!貞吉が倒れたとき、本当は泣きたかった。
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初めて買ったティアラ文庫がコレとか、お兄様ホントひでーなぁ(笑)他の方のコメントから、色々と覚悟して読みましたが大丈夫でした。寧ろもっと……いや、皆まで言うまい。ラブな萌えを求める方には大分違います、オススメしません。優しいばかりが愛ではない話です。攻撃的な愛情も時にはあります、肯定はしませんけれど。時代背景の退廃的方面な雰囲気はよく表現されてて、私はとても美味しかったです。ご馳走様でした。この方の書く黒い女性向けゲームも大好きです!
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後味悪ーーーーーー!!!
丸木先生は特殊とはきいていたけれどまさかこれほどまでとは…。
ティアラは愛し合う二人がエロいことする文庫だと思ってたので(語弊ありまくりですみません)、愛情ほとんどなしで肉欲にのみ特化した内容にはべっくらしましてございますよ…。
ラストシーンなんてキュンキュンするどころか完全にドン引き。
ライトじゃないラノベです。
自分なりの☆基準に照らし合わせるなら二度と読みたくないので☆1つなんですが、しかしこの世界観と義兄が雪子を周到に自分のものにしていく描写が気持ち悪いほどすごかったので☆4つを。
淡々とした文章が作品の世界観に良く合ってます。
章一郎、本気で気持ち悪いです。
エロより世界観を作り出す方を重視、っていうのはこの文庫では珍しいのかな。
他の作品も読んでみたいですねえ。
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ぶんげ先生といえば、ヤンデレ!鬱エンド!胸糞展開!そして爛れたエロス。そのすべてが詰まった充実の内容。
バッドエンドだぜこれ絶対、と覚悟して読んだけど、わかってたけど、あの終わり方には胸が重たくなった。
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読みやすく、世界観に入りやすい文章。
義兄の妹への執着が、異様で気持ち悪いはずが、
どことなく耽美で綺麗に見えてくる作品。
ただ義兄が何故そこまで執拗なのかの心理等が、
主人公の視点のためか、あまり感じ取れなかった。
もし続編等があるのであれば、
是非とも彼視点の話を読んでみたいと思う。
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この人の地の文章の書き方が綺麗で好きです。
まぁ・・・表紙からほとんど結末もある程度雰囲気予想できるので(失笑)嫌な予感しかしませんでしたが、その通りでした。私としては後日談も見たかったです。悲惨な結果しか残っていないという終わり方が他のレーベルにはない珍しさだったので、個人的にはもう堕ちるところまで堕ちた描写をもうちょっと続けてくれてよかったかなと思います。。
まぁ、悲惨なのでバッドエンドが嫌いな方は読まれないほうが・・・よいかもしれません。それ以上に性描写が恐いので・・・
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ネタバレ 容姿も性格も人形のような雪子は商家の後妻の連れ子。そこには、四つ離れた兄がいた。端麗な容姿、剣道で鍛えた肉体。そして、帝国大学に進学できる学才を兼備した青年に雪子は弄ばれる。女の官能が呼びさまされるが、その糸は蜘蛛のそれのように張り巡らされ、狡猾かつ悪魔のような冷徹な義兄は雪子を離しはしない。雪子が自らの意思を持つようになっても、魔の手からは逃れられない。離れたいのに離れられない女の諦念が描述。
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アロマリエでゲーム化と知り興味を持った作品。あれほど雪子に執着するのに章一郎が何を考えてるか分からないのも底が見えない怖さを感じた。ラストはゾッとした…さすが丸木さん。ゲームがめちゃくちゃ楽しみになりました。BADは容赦なさそうなので今から心抉られる覚悟しておきます
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ネタバレ。
官能小説としては素晴らしいけど、ヒロインが幸せにならないので、なんのために読んでるのかわからなくなる。刺青とか、やり過ぎで少々苦手。