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やっぱり軽いと動きやすいよね
2016/03/27 21:04
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投稿者:よいこら - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は山登りはしませんが通勤ランをしています。通勤ランに使えるバックパック、ウェアを探していたらウルトラライトハイキングというジャンルにたどり着きました。
具体的に分かりやすく書かれているので、ギア購入の参考になると思います。
でも、道具がなくても歩けるということは、冒頭のあるおばあさんの話でよく分かりました。
あんなハイカーになれればいいなぁ
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山は、道具の進化でどんどん簡単に登れるようになった。
でも、ほんとはより身近に感じることができるようになっているということ。
そのための、理論的な方法が、持ち物の軽量化という切り口から紹介されている。
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「自然とつながる」という考え方をベースとした、ベースウェイト10ポンド以下でのハイキングを「ウルトラライトハイキング」と呼ぶ。日本では2000年頃から紹介され始めたそうだが、自分自身はこの本で初めて知った。
本格的なハイキングは決して生半可なものではなく、アメリカでは数千キロメートルの行程を何ヵ月もかけて縦走する。スケールが違う!しかし、日本でも数百キロメートルの縦走レースがあるくらいだからスゴい。
そんなハードなハイキングをするつもりは毛頭ないのだけれど、やむを得ないビバークを考えたら、この本に書かれている知識は参考になる。特にレインウエアについてはまだ持っていないということもあるので、早めに入手しないと、という意識付けにもなった。
また個人的には、休憩時にコーヒーを楽しみたいという強い願望がある。ただし、湯沸かしって重くなるんじゃ…と思っていたので、最低限の湯沸かしの紹介が印象に残った。
当然のことだけれど、読了後山に行きたくなる一冊。
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単なる「ライト&ファスト」ではない。
「シンプル&スマート」。
近頃注目のウルトラライトハイキングを
解っていたつもりだったが再認識させられた
事が余りにも多い。装備の面は当たり前だが
自然への哲学、行動の理念…
読み物としても秀逸だと思います。
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基本的にはスルーハイカーに向けた(もしくはそれに憧れる人への)本なのだが、旅行や普段の生活にも応用できそうな工夫が書いてあった。「ウルトラライト」は目的ではなく手段で、軽けりゃいいってもんでもない。軽いものをただ選び、考えなしに詰め込んでも、ウルトラライトの目指す「シンプル&スマート」には到達できない。目的から道具を吟味し、その中でどう軽くできるかを考える。さらっと、そして具体的に書いてあるけれども、実践しようとしたら結構難しいし、経験値がものをいいそうだ。
自分で選んだ「ウルトラライト」な道具とともに、小さなキャンプに行きたいな。
町でも山でも、近くでも遠くでも、短期でも長期でも旅するすべての人へ。
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Hiker's Depotの土屋さんによるウルトラライトの入門書。非常に良くまとまっている、と思う。この本からウルトラライトに興味を持ちレイ・ジャーディンの原書もある程度読んだ。本を読んでから三鷹のお店に行くと実際のウルトラライトなツールがたくさんあるので面白いだろう。質問すればいろいろ教えてくれて非常に勉強になる
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ただ荷物を軽くするだけではなくて、歴史や哲学があり、自然を楽しむひとつのスタイル。奥が深いです。
泊まる、歩く、食べる、など、それぞれのシーンで使う道具について、ウルトラライトハイキングの視点から解説されています。すぐに実践できるものも多くあります。快適さや安全を求めるために何を持って行くか、軽くて自由になるために何を置いて行くか。考えるのは楽しいです。ベースウェイト5キロになりたいなあ。大事に持っておきたい一冊です。イラストが可愛い。
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考え方にはなるほどと共感できるところが多い。内容的には自分にとってそれほど目新しいところはなかったし、あっという間に読めてしまう。ライト&ファストの流れはその通りだと思うので、始めたばかりやこれからという人にはいいんじゃないでしょうか。
昨日のテレビで登山の本を見て、昔読んだなと思い出して記載。
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東京三鷹市にあるウルトラライト商品の店「Hiker's Depot」のオーナーが書かれた本です。
ウルトラライトとは極力荷物を軽くして山歩きなどを楽しもうという意味で、
無駄を省いてひとつひとつの荷物を軽くして行こうという考え方。
この本はそんなウルトラライトハイキングを解説した一冊で、
独特なイラストと横書きという普段見慣れない紙面構成になっています。
ウルトラライトの歴史や考え方、
実際に荷物を軽くするためのノウハウ等が著者本人の経験に基づき書かれています。
山歩きを楽しむ時に、
歩く日数や場所によって荷物の量が変わって来ます。
荷物を入れて背負うザックの大きさもそれによって変わってくるわけですが、
一般的には「日帰り20~30L、山小屋泊30~50L、テント泊50L以上」と言われています。
(Lはリッターの略。ザックの大きさは容量で表されます)
私もいつもはいろいろな道具をザックに詰めすぎて、
重くて辛い山歩きをしてしまいがちです。
先日歩いた陣馬山では思い切って必要最小限の荷物にしてみましたが、
普段とは違った軽快な歩きが出来たのは新鮮な驚きでした。
ひとつひとつのギアを軽量化された物に買い替えるだけではなく、
少しの工夫や荷物に対する考え方を変えることでも実現出来るウルトラライトハイキング。
これからも実践を通して工夫を施したり、
この本を読んで参考にしたりしながら軽快な山歩きを楽しみたいなと思っています。
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ウルトラライトハイキングとは、長い距離(本場アメリカでは数千キロを4,5ヶ月かけて歩くらしい)を歩くために、荷物を軽くして負担を減らし、環境にも影響を与えないようにして続ける山歩きのこと。
いかに軽い荷物で、寒い夜を過ごしたり食事を摂ることができるか、を追求するわけですが、その「軽さ」への執着の向こう側にある「シンプルさ」「自然との関係」にこそ核心がある、と語られている。
無駄なものを削ぎ落して自然と調和し(戦い)ながら歩くような生き方、憧れますな。イラストも楽しく、なにか人ごとのような文章が押し付けがましくなくて納得できる。
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「超軽量化によるスマートなハイキングを・・・」
前々から気になっていた一冊、ようやく読了しました。
経験に裏打ちされたパッキングの知識や知恵。
超軽量が目的ではなく
自然との融合やスマートに行動するためのミニマムという概念。
これからの登山やトレイルランに取り入れて行こうと思います。
3月に「ウルトラライトハイキングギア」ってのも出るらしい。
なんだかんだいっても道具は気になるな・・・
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人は何の目的で、山を歩くのでしょう。
花や樹木を鑑賞するため、景色を楽しむため、山食を楽しみに、体力作りのため・・・それぞれ目的は違っても、基本は楽しく歩く、だと私は思っています。そのためにはまず荷物の軽量化を図りましょう、と教えてくれるのが本書です。
あった方が便利かもしれない、使わないかもしれないけど取りあえず等、そういうものは持って行かない。安全のための装備は減らしてはいけませんが、快適のための装備は見直しましょう、だそうです。
3の法則
3分間、呼吸が絶たれれば、生存が困難になる。
3時間、極度な低温、高温にさらされれば、生存が困難になる。
3日間、水が補給できなければ、生存が困難になる。
3週間、食料が補給できなければ、生存が困難になる。
サバイバルの世界の重要な「3の法則」だそうです。
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ウルトラライトハイキングは自然へのインパクトの軽減と分散という哲学
何を持って行かないか
エマおばあちゃんの装備 スニーカ、簡易クッカー、シャワーカーテン(テントとして)、肩掛け袋(バックパックとして)、レインケープ(雨具とグラウンドシートとして)、軍用毛布(寝袋)、安全ピンと針と糸
トリプルクラウン アバラチアントレイルAT3500キロ2ヶ月と28日、コンチネンタルトレイルCDT4700キロ3ヶ月と3週間、パシフィッククレストトレイルPCT4200キロ3ヶ月と4日、レイジャーディン
ベースウエイトは4~5キロ、自分で測ること。
バックパック、シェルター、スリーピングバック、マットの3大アイテムで2.5から3キロ目標
針と糸、安全ピン、ダクトテープは修理のための必需品
ひとつの道具を多用途につかう
・レインウエアとバックパックカバーとターフとグラウンドシート、
・タオルよりバンダナのほうが多用途でかさばらず乾きやすい
・インサレーションウエアは寝具として寝袋と併用する
・背面パッドの代わりに寝袋でパット機能を
キャリング900g、スリーピング1600g、クッキング400g、ウエア(防寒、
雨対策、最低限の着替え)1200g、アクセサリー(非常、救急用品など)
合計4800g
バックパックの重量は総重量の10~15%、ベースウエイト5キロ、水食料4キロ、合計10キロ以下、バックパックは1キロ以下容量40~50L
シェルター、結露と付き合う、ガイライン(張り綱)ダイニーマライン2ミリ、
テンションが重要、テンションをかければ雨水に耐える、傘と同じ
ウルトラライトシェルター テント600g~1キロ、フロアレスシェルター300~600g、ツェルト300g台ただしテンションをかけられないので雨対策が必要、フロアレスシェルターまたはツェルトがお薦め、自然を感じる不便さも楽しみと考える
スリーピングマバッグ&マット 1キロ以下 ダウンジャケットなどを併用する、
フォーマットを自由な大きさにカットする、バックパックの長さに合わせてカット、長さは90~120を基本、小さいものをつぎたす、
ローカットブーツ、防水性のないもの
ピッチを異分間に100前後に維持して、小さな歩幅であるく
レインギア 低温高温は3時間で生存が困難になる ゆっくり動き続けて体温を下げないこと、レインウエアに期待し過ぎない
レインジャケットパンツの目安は各300g、森林限界以下であればポンチョやケープも。強風に弱いので稜線では注意。
レインジャケットは持っても、パンツは持たないことも。トランスジャパンアルプスレースなど。その場合の下半身用としてレインチャップスとレインスカート。傘も有効、日傘として、料理中の風よけ
ウインドシャツは撥水性はあっても耐水性はないので水は染み込む。しかし風よけ、温度調整、蒸れにくい、日よけになる、乾きが早い、点から山シャツの代わりに。フリースは暑いがTシャツでは寒いとき。
インサレーションウエア 化繊綿という選択肢 雨に強い ダウンは雨には弱い 薄手のモデルなら性能差はあまりない
一日4500~5000kcalが必要 重量は一日500~600g
朝食100g400kcal、行動食250g1150kcal、夕食150g550kcal
フリーズドライ食品、スープ、ナッツ類、ビーフジャーキー、
ストーブ&クッカーは最低200mlの湯沸し
アルコールストーブ、固形燃料ストーブは燃料の計算がしやすい
一人分の湯沸し専用、風に弱いのでウインドスクリーンとの併用が必須
ウルトラライトクッカー400ml程度が実用的
ウオーターコンテナ 水は通常時2500ml、最低1200ml
8時間歩行で2400ml、調理で1200ml、約一日あたり4L
最低でも2Lのコンテナが必要
ハイドレーションは、折りたたみ水筒に接続するほうが軽量
バックパックの専用ポケットでなくて一番上でもいい、入れ替えが楽
ウオーターコンテナは複数持つ
山の水の浄化、バンダナで漉す、フィルター濾過、浄水機能がついた水筒、予備のウオーターコンテナの役割も果たす、浄水剤はエマージェンシー用として
直射日光を避ける、夜はあるかない、ふたつの休憩(給水のみと大休止)
地図と方位磁石、
豆と靴擦れの防止 ソックスを脱いで足を冷やす、乾かす、異物は取り除く
ゲイターの活用
パッキングの重心に注意する 上部へ。圧縮しない、小分けにしない
雨対策としてパックライナーとパックカバー、
サコッシュ、ウエストポーチ、フロントバッグなどのサポートバッグを活用
防臭と動物対策 朝は行動食を取って日が昇ってから朝食という手もある
スリーピングバッグの中の湿気は、出たらすぐに足元からたたんで
空気を追い出す
横向きで寝ると地面との接触部分が少なくなるので防寒対策になる
ジャケットタイプの防寒着を後ろ前に着る
ニットキャップ、ダウンソックス、ネックゲイターなど
横になるだけで休んでいるので眠れなくても心配しない
濡れたシェルター対策 嵩張るので収納するスタッフバッグは大きめのものに変える、他のものを濡らさないよう防水スタッフバッグなど、
フロアレスシェルターやタープならバックパックに括りつけて乾かしながら歩く
スリーピングバッグは濡らさない、ダウンのため、これがぬれたらお手上げ
ナイフよりハサミと爪切り
ファーストエイドキットは必ず必要 靴擦れパッド、テーピング、ハサミ、
減菌ガーゼ、胃薬、絆創膏、とげ抜き、鎮痛剤、リップクリーム、軟膏
リペア&バックアップ ダクトテープ、針金、2ミリダイニーマコード、ナイロン糸と針、安全ピン
火をかかさない ライターとファイアースチール(火打石)、ティンダー
ライターが濡れて使えないことがある
スペアの衣類は、着ているものを乾かしながら使うので持ち歩かない
温泉から上がった時にきるもの1組、防寒着なども活用できる、ソックスを優先。着たまま乾かす
水を凍らせない、ハイドレーションのチューブなどは凍りやすい水抜きが必要
バックパック800g、バックライナーまたはカバー90g、
寝袋500g、マット200g、シェルター800g、ペグ等60g、グラウンドシート100g、
スペアカットソー150g、スペアソックス2組90g、ウォームハット60g、
インサレーションウエア300g、レインギア400g、ウインドシャツ100g
ストーブ45g、ウインドスクリーン20g、フューエルボトル20g、ライター2個30g、マグポット100g、スプーン15g,ウオーターコンテナ2-トラックバック -コメントん60g
ライト90g、マップケースコンパス50g、ファーストエイドキット100g、トイレタリーキット(タオル歯ブラシペーパー他)250g、エマージェンシーキット(ホイッスル、ハサミ、リペアキット他)190g、ノート&ペン30g、財布30g、
+α サポートバッグ(フロントバッグ、サコッシュ、ウエストポーチ)
ウオータートリートメント、カメラ、傘、クランボン、ネックゲイター、バグネット、サングラス、GPS
歩行中のカッコ
アンダーウエア、ハットまたはキャップ、カットソー、パンツ、シューズ、ゲイター、ソックス、トレッキングポール、グローブ、時計
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軽い荷物でスポーツのように山を歩くのは興味ないが、より長く歩く、よりダイレクトに自然を感じる、という方向性に興味が湧いた。
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土屋さんのこれまでの功績を称えての購入。内容はこれまでに十分発信していた内容。プロダクトとガレージのかけ橋。ある人の言葉を借りれば、ウルトラライト教の教祖の哲学書(教典)。
初心者に荷物を軽くする意味・意義を伝えるため貸したら納得していた。