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人が一生のうちに動物園に行く回数は平均すると3回ぐらいらしい。1回目は子供の時に親に連れられて、2回目は小学校の遠足、3回目は親になって自分の子供を連れて行く。これを動物園業界では『動物園見学3回説』と言うらしい。確かに、動物好きな人をのぞけば、動物園へ通う人はそんなには多くないと思う。しかし、一生で数回しか行かないというのはあまりにも勿体無さ過ぎると思ってしまう程、動物園には魅力が沢山詰まっている。先日上野動物園に行った時にそう思った。かくいう自分も動物園は子供の時以来なのですが。。。この本を読んでまた動物園に行きたくなった。
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以前から、動物園や水族館が子供向けに作られている事に少し違和感を感じていた自分にとってとても興味のあるタイトルだった。
前半は、動物の生態だとかキーパーのエピソード、病気や動物の輸送の事等、確かに大人向けの情報なのだけど、動物を目の前にすることなく、文章だけでそれを読むのはあまり実感がなくて楽しめない。
後半、というか最後の章では動物園が経営面や意義、理想像などの話が語られていて、それなりに面白かった。
動物園はやはり子供とその家族による入場が多いので、経営という意味では、ディズニーランドとか映画館とか他の娯楽施設がライバルになるという事なのだが、そうではなくて大人のマーケットを開拓してほしい。大人向けの知的好奇心をくすぐる動物園・水族館が増えるといいなと改めて思った。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB03933595
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教科書のような質感、内容も教科書。いい本だ。動物園の大人の味わい方、動物を飼育する、動物を集める、動物を展示する、動物を増やす、動物園の社会学、動物園の過去現在未来。