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高知県をいかに観光で売り込んでいくのか、若手県庁職員が奮闘する話。
私は県庁と少し関わる仕事をしていますが、お役所仕事がもろに書かれているので、そうそう〜と頷くばかりでした。お役所ってこんな本当にカンジですよ! こんな情熱のある人が役所にいたら、それは幸せな地域でしょう。
地元の役場に寄付して、回し読みさせたいです。
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のっけから「パンダ誘致論」なんてインパクトのあるキーワードがきて、あっというまに惹きこまれ、あっというまに一気に最後まで読みきってしまいました。
有川作品を読むと、いつもこうです(笑)
おもてなし課の「清遠担当」のカップルの行く末にも、やきもきしましたが~
いちばん印象的だったのは吉門さん!
彼のクーデレっぷりがたまらないです(笑)
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2011年7月18日読了。
高知県に実在する「県庁おもてなし課」をモデルに、地方振興企画を立ち上げた課の若き職員、掛水とその同僚たちが迷いながらも成長していくすがたを描いたハートフル長編。
有川浩さんの作品に限らず、基本は文庫化を待つのですが、本作の印税はが今回の震災の被災地の寄付に充てられると聞き、及ばずながらも貢献したいと購入しました。
涙あり、笑いあり。そして、何よりも元気が溢れている作品で、復興支援にぴったりの内容です。
なんだか「しっかりせぇ!」と、背中を平手で張られた感じ。背すじがピン、となりました。
今だからこそ、多くの方に読んで欲しい作品です。
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有川さんの小説大好きなんですけど、この本は1章を読んだ後残りを読まず置いてました。 あまり面白く感じなかったんですよね。でも、何となく続きを読み始めて、後は一気に読破です。 あぁ、何で3ヶ月も置いておいたんだと、途中どころか序盤で置いたのかと悔やみました。 面白いじゃないか。
登場人物はみな、意地っ張りで、素直じゃなくて、我が強く、キュートです。 そして、郷土愛に溢れてます。
有川さんの地方に対する愛情が伝わるいい話です。
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吉門さん.掛水さん好き―!てか有川作品はキャラにはずれがない!読み終えた時に残る爽やかさが堪らない^^
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しっかり戦略!?にハマリました。
高知行きたくなった。
馬路村はゆずポンをお取り寄せしているのでとっても親近感があって面白く読みました。
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<内容>とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員・掛水は、地方振興企画の手始めに、人気作家に観光特使を依頼するが、しかし……!? お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる掛水の奮闘が始まった!?
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もう最高に面白かった!これを読んだら高知に行きたくなること間違いなしです。「地方も頑張ってるんだぞ」という思いが詰まっていて応援したくなりました。私の住んでいる県も“おもてなし”にどれだけ力を入れているのか調べてみようと思います!
掛水と吉門さんの組み合わせが面白かった。吉門さんのにやりと笑う顔が掛水同様、目に浮かびます。多紀ちゃんもすごく可愛くて、あんな人になりたいなぁと思いました。努力は大事!
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待ちに待った「おもてなし課」
これぞ有川!な作品ですごい面白かったです。
成長した掛水くんと吉門さんのやりとりが一番好きな場面です!
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ものすごく期待して読んだけどさすがです。有川作品
ならではのテンポのよさと登場人物の魅力がいっぱい。
内容はフィクションだけどきっかけのエピソードなどは
実話を含むリアリティさ(!)
確かに実在する『おもてなし課』って面白い題材だけど、
有川さんの手にかかるとこうまで広がるのか~と感心。
民間と公務員の感覚違いを代弁されててすっきり。
そう、そうなんだよ~!と納得できます。
高知に観光しに行ってみたくなりました。
読後は元気になれるので読んでよかったです。
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もともと好きな作家さんではありますが、単行本で発生するすべての印税を東北地方太平洋沖地震の被災地に寄付されるとのこと(ブログより)で私も購入しました。
新聞掲載だったせいもありいつもに比べラブ度が低いような気が…。
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官と民の違いということを話の根幹に据えているが、官のだらしなさというのが、あまりにステレオタイプ的なお決まりの解釈で、では対比としている民はそんなに立派なのかというと、そうでもないのに、すべからく民のやり方が良くて官が悪いというのではないだろうにと思ってしまうのは、自分が民の立場だからだろうか。官は官のやり方があり、与えられた課題を捻りもしなく真面目に取り組むということや、自ら則るべきルールの範疇で仕事を行うというのは、実は官の美徳であり、尊ぶべきことであろう。いたずらに、だからお役所はという感覚を、あまり前面に出すべきではなく。よいことも悪いこともあるという感覚を出していただきたかった。後は良くも悪くも、ダメな男が急に目覚めて良い子になるというフリーター路線で、作者の作品は大好きなのだか、その良い子が恋愛も成功するという、お決まりの、この路線は少々、辟易としてしまう。また、ハードな路線の中で、甘い恋愛がデザートの様に添付される路線を復活させていただきたいと思うのは自分だけだろうか。
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高知県庁に実在する「県庁おもてなし課」
このおもてなし課が高知の観光を賑わせるために大奮闘・・・・
地元出身の人気作家に協力してもらうがお堅いお役所はてんで発想力もお堅い・・・さてさてどうなる!?
そんな感じのあらすじで、
今回もやってくれました有川節!!
あまり興味のないことも、こう言う風に小説にされるとお堅い参考資料を読むよりすらすらと分かり易く頭の中に入ってくるから不思議。
おまけに有川さんはその難しい話の打ち砕き方が天才的に上手いと思う。
それでいて要所要所で有川印の胸きゅん恋愛も挟まれてくるからたまりません。
観光のことも学べて、企画のことも学べて、高知のことも知れて、甘く美味しい恋愛も楽しめて・・・
まさに美味しくいただきましたな一冊!
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待望の最新巻発売
印税は全て寄付すると、ブログにて発表
高知県庁に実在する「おもてなし課」を舞台に
観光売り出しに奔走する課員の姿を描いた作品
自らの出身地をどう描くのか?非常に楽しみ
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県庁のひとが外部ひとの視点に助けられつつ成長してくお話。
ワタクシ自身の仕事が役所と関わる機会も多々あり
もぉなんだかいらいらいらいらいらいら(×∞)することもしょっちゅうで
ウチの県のお役所に寄贈したろうか と思える本でシタ。
そうなんだよ、時間はただじゃないのよ! と
元広告屋としては机どん!叩きたくなる。
有川テイストを求めるかたにはどうかわかんないけど
各男女のカップルはまだしも
吉門×掛水のあまあまシーンは、私にはぶっちゃけ気持ち悪かったデス。
冒頭の「このお話はフィクションです。しかし…」のとこ。
お話の内容を実践してるようで「おおお!」と思いまシタ。
有川作品のこういう小技は好きデス。