投稿元:
レビューを見る
主人公アンが生き生きと描かれていてとてもいい。他の登場人物たちもひとくせあって面白いです。
ミステリあり、ロマンスあり海外での謎の犯罪組織との対決、といろいろな要素があり終始楽しみながら読めました。
小学生の頃よく読んでいた冒険小説の雰囲気を久しぶりに味わえた気がします。
投稿元:
レビューを見る
なんだか登場人物が多いうえに変装したり名前変えてたりするせいか、よくわからなかった! 途中でどうでもよくなってきた(笑)わたしはやっぱり頭悪いんだろーか。いちおう、ディーヴァーとかコナリーとか、ほかのミステリと呼ばれるものは普通におもしろく読めてるんだが、いわゆる「本格」に弱いのかしらん。クリスティと相性が悪いのかしらん。旅の描写とか楽しいし、ラブロマンスものとしてだったらけっこうわくわくしたんだけれども。
投稿元:
レビューを見る
クリスティ初期の今風(でもないか)に言うならトラベルミステリ。推理的要素は薄い。当時のイギリスと南アフリカの雰囲気が伝わってくる。イギリスから南アフリカに向かう船から、テネリフェ島の雪をかぶった高峰が見えるという記述が気になり調べたら、テネリフェ島(スペイン領カナリア諸島)はモロッコ沖にある東京都ほどの大きさの島だが富士山に近い高さの山があるということで納得。クリスティ自身も目にして記憶に残っていたのだろう。
投稿元:
レビューを見る
南アフリカまでの船旅をしている感じ。
行ってみたくなり、写真を実際に見てみたくて、ネットで南アフリカの写真を探したりした。
ミステリーとしても、謎とスリルがいっぱいで楽しい。
最後はちょっと、落ち着きすぎな感じのラストだったかなあ。
投稿元:
レビューを見る
1924年、若きクリスティーの名作である。一言でいえば、青春ヒロイン・ロマンティック・ミステリー・アドベンチャー」である。舞台はロンドンと南アフリカ、ちゃんと推理小説にもなっていて、のちの『アクロイド殺し』(1926年)にもつながる要素がある。なにより、訳文が若々しく、名科白がたくさんある。
阿魏という薬草がでてくる(吐瀉薬)が、これは中国古典にもでてくる。
投稿元:
レビューを見る
図書館で。
お金も身分も経験もないけれども度胸だけは人一倍なヒロインが冒険に首を突っ込むお話。それにしても昔の悪人は紳士だな。なんか残虐さが無くて大いに結構。まあ殺されかけたって辺りであまりありがたくはないんだろうけど。
というわけで船旅とダイアモンドと異国の地というちょっとロマンティックな雰囲気の冒険活劇。ミステリーというには何かちょっと足りない気もする。
とは言え結構面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)
投稿元:
レビューを見る
ミステリーの女王クリスティーの冒険もの。正直、中盤まで惰性で読んでいました。登場人物を憶えるのが苦手な上、どうでもいいような話ばかりなので(笑)。でも、実はどうでもよいということはないのですけれどね。中盤から俄然、冒険ものらしくなってきて、面白かったです。主人公アンが向こう見ずな性格だから冒険ものとして成立するのですよね。
一番新しい版だからか、とても読み易かったです。
投稿元:
レビューを見る
ポワロやミスマープルを読み終えたので、ノンシリーズの第1冊目。船旅あり、鉄道旅ありで、旅気分を味わえると同時に、この時代の船旅、鉄道旅はどんな感じなんだろうと想像が膨らんだ。ぜひ映像で見てみたい。
投稿元:
レビューを見る
ミステリーあり、恋愛あり、若くてきれいで無鉄砲な女探偵のものがたりで楽しく読めた。1924年当時、女性が活躍する小説というのは今と受け取られ方がどれくらい違うのかな?職業婦人に対する憧れと同じくらい結婚にも憧れる。今と変わらないように思うし、女性は女性らしくエンディングを迎えられたことにとってもうれしい気持ちになったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
若い女性が主人公の冒険活劇という点で新鮮味あり。もちろんミステリー要素もしっかり入っている。
話自体は文句なく面白いのだけれど、なぜか読み切るのに時間がかかった。クリスティー作品はいつもページをめくる手が止まらないくらいなのに。
読んでいる間は粗削り感も拙さも感じなかったけど、解説に、本作はクリスティーの中では超初期の作品だと書いてあった。もしかするとそれが理由のひとつかも?
いつもクリスティー作品は星4以上をつけるけれど、なかなか読み進まなかった点で今回は星3つ。
投稿元:
レビューを見る
この装丁はどうかと思うが。
若い時に読んでいたら、若い主人公の冒険ありハラハラドキドキの恋愛あり、でもっと楽しめたかもなー。
クリスティがこういう作品も書いていたなんて知らなかった。ラブリーな作品だと思う。
投稿元:
レビューを見る
主人公のアンが若くちょっと生意気で、感情移入ができなかった。途中からペドラー氏の手記が織り込まれて物語が進められるが、そちらの方がよっぽど好感持てた。
アフリカ大陸の知識がないため、地名が出てきてもピンと来なかったが、一度訪れればもっと楽しめたかもしれない。
物語は悪くはなかったけれど、やっぱりアンの年上への態度が苦手…
投稿元:
レビューを見る
アンの気持ちがよくわからなくてどうなってるのってなった レイバーンに対する気持ちが突然すぎて、エッてなってるうちにてんやわんやでハッピーエンドだった
ペドラーさんやブレア夫人もおもしろくはあったんだけど、ブレア夫人の初対面であれは嫌じゃない?
ボスが愉快な人物だったのでそこは面白く読めた
投稿元:
レビューを見る
ノンシリーズ
雰囲気としてはトミー&タペンスのような無謀な主人公の冒険物語。臆病者の私からすると、冒険に出るくだりも危険がいっぱいの旅も無謀すぎる!
解説によるとしつこく自分を登場させろと迫って殺人犯人にしてもらった実在の人物が「クリスティー自伝」に載っているらしい。