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茶色の服の男 みんなのレビュー
- アガサ・クリスティー (著), 深町 眞理子 (訳)
- 税込価格:1,034円(9pt)
- 出版社:早川書房
- 発売日:2011/05/10
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文庫
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紙の本
こんな素敵な主人公に恋しますよ
2014/07/31 20:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yami_aru - この投稿者のレビュー一覧を見る
長編第四作で好きな作品です。
アガサの描く女性のなかでもっとも冒険心に富、波乱万丈、荒唐無稽な行動、素敵なキャラクターです。
映画化するならもってこいです。(まああり得ないとストーリー言わないでください)
この時期の作品は冒険小説、スパイスリラー物が時勢柄さすがに多いです。
(アクロイド殺しが多少奇異に見えます)
少年少女物としても十分楽しめますし大人が読んでも魅力的なキャラクターばかりです。
冒険小説系では謎の首謀者が最後まで明らかにされず、ハラハラドキドキ楽しませてもらえますが本作も「チムニーズ」「秘密機関」と並んで双璧。(三つ壁か?)と思います。
まさにいつ読んでも青春を思わせる素敵な作品ですね。
紙の本
面白かったです
2021/11/19 12:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポアロもミス・マープルも登場しない1冊完結のクリスティー物ですが、すぐにひきこまれてしまいました。大変面白かったです。好奇心旺盛な主人公を始め、個性的で魅力的なキャラクターが沢山登場します。今まで読んできた推理小説はシリアスな物が多かったですが、シリアスな中にもユーモアーを盛る事が出来るのはクリスティーならではなのでしょうか。次作も楽しみです。
電子書籍
素敵なロマンス
2019/05/05 16:57
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投稿者:こぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
若い頃に読んでドキドキワクワクした本です。久しぶりに読みましたが、期待を裏切らず、3日間で読み終えました。主人公のアンが頭が良く、とても魅力的です。
紙の本
アガサ・クリスティーが世界一周をしたときの経験を基に描かれた冒険ミステリー小説
2016/12/26 21:41
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティーによる長編推理小説。
作者は本作品を執筆する一年ほど前に、宣伝使節の夫に同行して世界一周をしており、主人公の旅行の描写はその時の経験を基に描かれています。
なので、冒険ミステリー小説としてスリルや興奮を味わうだけでなく、文章を通じて伝わってくる風景を楽しんでほしいと思います。
また、主人公の日記と別の登場人物の手記による二つの視点で構成される本作品は、某有名ミステリー作品のトリックを先取りしているので、そこにも注目するとさらに面白いかもしれません。
紙の本
高名だけど
2017/04/05 20:14
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投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧乏な人類学者の娘アン。父親が病死し、自立を考えねばならない彼女は、偶然地下鉄事故を目撃し事件に巻き込まれていく。 ・妖艶なロシア人ダンサー(もちろんスパイ)・事故現場に落ちた紙片に暗号のような文字列・職業婦人(新聞特派員!)となった主人公・南アフリカへの船旅・社交界の花形の人妻・諜報員といわれる男性・陰のある男との角突き合いからのロマンス・安楽な生活を望むが、陰気な秘書により仕事に追いやられている(と主張する)下院議員等々、てんこ盛りの冒険小説。ストーリーは結構粗があるけど、地域や状況、キャラクターの動きで500ページ以上を読ませるんだからやはりクリスティー凄い。