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セゾン投信の中野社長の新刊。日本には約2,700本もの投資信託があるけど、長期投資に耐えられる6つの条件を満たした投資信託はわずかに8本しかないという本。投資信託の仕組みや誤解を招きやすい点をしっかりわかりやすく解説している一方で肝心の投信の絞り込みに甘い点が感じられた。いっそ一本で全ておまかせできるって条件つけて更に絞り込んだ方が著者のメッセージはより強く伝わったかも。
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結局、自社の投資信託の宣伝本ですね。
でも、アクティブなんかは面倒という人にはちょうどいいのかもしれない。
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タイトルからして、過激な内容かと思いきや。。。
初心者にも分かりやすいような投資信託の入門書でした。
投資って結構リスキーなイメージがあると思うけど。
投資信託がなぜリスク分散ができるのかがちゃんと理解できました。
投信を売る側の人間の視点が明確に書かれていて。
私はこれで○万円稼ぎました的な本とは全然違いました。
これから投資をしようかなと考えている人にこそ読んでほしいです。
語り口も柔らかくて、頭にすっと入ってくる文章で分かりやすかったです。
やっぱり、リスクの高い取引は若いうちしかできないですよね。
僕もこの本を読んで安全な長期運用を真剣に考えました。
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投資信託選びの入門書としては、簡潔で分かりやすいと思います。
紹介される8本の投資信託のうち、私が持っているのは、
eMAXIS 先進国株式インデックス(三菱UFJ投信)
だけでした。
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著者はセゾン投信社長の中野晴啓さんです。長期投資家向けの最良な投資信託は何か、またその最良の観点は何か?ということが記載されている本です。
内容としては投資信託の仕組みから、長期投資を実施するにあたり重要なステータスについて丁寧に記載されています。
正直初心者向けの内容でした。記載内容は竹川美奈子さんの「投資信託にだまされるな」で十分にカバーしている内容でした。
さらに、1年以上前からドルコスト法にて自身で購入している投資信託が中野さんが選んだ8本の中にありました。
長期で資産を形成する観点で銘柄を選定すると当然その解にたどり着くだろうという事もあり、意外性のないオーソドックスな本でした。
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◆国策として誕生→長期公社債は高度成長期に社債発行企業への設備投資資金供給
◆投信=ゴミ箱【売れなくなった株式をファンドに入れ込む】
◆ハイイールド、ヘッジプレミアム、為替はリスク
◆購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額
◆ファンドオブファンズは手数料に注意
◆信託期間無期限+無分配の設定は日本では不可
◆ドルコスト平均効果
◆テーマは短期売りぬき
◆地域、特定企業、外債も同様
◆純資産残高のチェック
◆スイスのプライベートバンクでは一族の財産管理がビジネス
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言いたいことはわかるが、どのファンドもそれほど利益が出ていない。アクティブファンドを全否定するには、自分のところのファンドがきちんと利益がでてからいうべきでは?中野さん
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・みんな知ってるとは思うけど、複利の力ってSUGEEEE
・本のタイトル通り、おすすめの8本も論点が明確でわかりやすい印象(素人目線ですが)
・当然、この知識を生かすにはまずは行動に移すことが必要だ。
・新興の投資信託会社には今後とも注目していきたい。今回学んだ条件を見ながら。
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投資信託の仕組みと選ぶ際のポイントが紹介されていて勉強になった。アメリカと比べると日本は投資信託のファンドが短命であり、長期間にわたる複利の利益が享受できていないことなど発見だった。さらに推奨されるファンドが実名で紹介されているので、即行動を起こしたい人にも参考になる。
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人間、選択肢が多すぎると、
そのなかから何かを選ぶ行為がめんどくさくなる。
自分にとってのベストな選択肢を見つけるために
情報を集め、検証する時間と、
そこから得られるリターンを天秤にかけて
多くの人が途中で投げ出してしまうことが多い。
「選択肢が多いということは=失敗する可能性も大きい」
ということなので、失敗をしたくない心理が
結論を出すこと自体を放棄させてしまう。
投資信託の一般への普及を阻害している要因のひとつが
間違いなくこれが原因だと思う。
だから、投資信託の啓蒙本で
「8本に絞る」本のタイトルのつけ方や
ごくごく自然なロジックで、
最後には読者自身に、さりげなく自社の商品にまで絞り込ませる
本の構成、語り口は見事!
「一般サラリーマンに真に有益な資産運用とは?」
という問いに対する社長の理念が
カタチとなった競争力のある商材だから
可能になることではあるのだけれど...
書かれている内容は、インデックス投信を多少なりとも
勉強している人には、ベーシックな内容とはいえ、
別の意味でとても勉強になった一冊。
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私は著者の販売する投資信託を少しずつ買っています。
その理由は、
・世界平均に投資している
(=世界が発展すれば、投資信託の価格も上がる)
・インデックス
・コストが安い
・分配金を再投資している
から選んでいましたが、
よくよく考えるとあまり投資信託に詳しくないので、
勉強の意味も含め読んでみました。
著者の投資信託を買っているくらいですので、
当然著者の意見には概ね賛成です。
合わせて、投資信託を選ぶ基準として、
・信託期限が無期限
・純資産が大きい(30億円以上がベスト)
等も考慮に入れると良いそうです。
このような感じで、投資信託を購入する際のポイントや
そのポイントに沿って選ばれたお勧めの8本の投資信託が
紹介されています。
じっくり投資信託や投資の勉強をする時間のない人には、
手っ取り早くお勧めの商品が見つかる本だと思います。
また、著者はドルコスト平均法での購入を勧めていますが、
私自身はドルコスト平均法で積み立てているわけではなく、
独自のやり方で積み立てています。
今のところ、ドルコスト平均法より、パフォーマンスはよいので、
そのやり方を続けていくつもりでいます。
最後に、一点注意点として、、
この本の内容は著者のポジショントークの要素が
強い部分は否めません。
著者が最も優れていると思っている商品を
販売している訳なので当然なのですが、
(投資信託を購入する際は)その部分をきちんと考慮して、
最終的には判断することをお勧めします。
簡単に言うと、投資は自己責任で…ということでしょうか。
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8本に絞り込んでいるのは評価できると思います。長期投資との観点でその利点は言い尽くされた内容ですが、具体的にファンドを8本に限定しているのでこれから購入という人にはお勧めです。
言葉も専門用語は難しくなく、読みやすいと思います。
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長期運用に向いている投資信託は現時点で8本しかない!20年以上業界で活躍する運用のプロが明かす本。
最近、投資の勉強をしようと思っていくつか本を読んだ中の1冊。 現在3000近くの投資信託商品があるにもかかわらず、ほとんどは提供側の論理で組み立てられた商品であり、長期運用という観点から見て適した商品は8本しかないとして、具体的な商品をあげています。
そのうち2本が著者の会社が提供しているもの(セゾン投信)なのはご愛嬌ですが、全般的に内容は納得できるものでした。
著者があげている条件
・信託期限が無期限のもの
・分配金を再投資に回せるもの
・販売手数料がゼロで信託報酬率が低い事
・運用資金が増え続けているもので純資産残高が30億以上がベスト
・手間なしで、銀行口座から自動積み立てが可能なもの
テーマ型投資信託は長期運表には向かない、地域限定、特定企業グループに投資するファンド、外債ファンド、など。 なぜ向かないか、その内容には納得。
特に金融機関では買うなカモになるだけ。彼らは販売のプロであって運用のプロではない、には深く納得。 この内容を基に自分なりに考えてみようと思える本でした。
かなり運用をされている方にとっては基本?かもしれませんが、私的には大変参考になりました。ありがとう
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長期投資をメリットを前面に押し出し,数十年スパンでの長期投資の提案とそのための投資信託の選定基準,
お勧めの投資信託を記載している。
投資信託の仕組みや各コスト(購入時手数料・信託報酬・信託財産留保額)など投資信託の基本的な要素の学習にも良い。
長期投資は世界経済が最終的には永遠に右肩上がりであることを信じられて,世界レベルで分散投資を継続することができれば,
年7%以上の複利効果が期待できる。
人口増という要素はあれ,日本経済の縮退や円高,欧米の経済危機に途上国の発展鈍化など,
とてもこの先ずっと右肩上がりだとは信じられないのが個人的な見解。
リーマンショックのような大不況連鎖が起きると,取り返しのつかない損失を抱える可能性が高いし,
また不況は必ず起きて,生きている間に今よりも世界経済が発展しているとは思えない。。
またお勧めの中に筆者の経営する会社のモノが2つも入っているのも手前味噌感が強すぎて受け入れられない。
個人的には,中短期投資で利益を確定させながら,複利効果でやっていく方針にしたいと思う。
(インデックス系で。)
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長期投資を前提とした場合の投資信託の選び方について。
本書の特徴は、長期投資で資産形成をしようと考えた際に、それにふさわしい投信の見極め方の6つの基準を明確にしている点。
そしてその6つの基準を満たすのが(執筆時点では)日本に8つしか存在しない、ということ。
論旨が明快で、非常に分かりやすい。
その6つの基準に賛同するかどうかは措くとしても、日本の投資信託市場に関する業界知識も豊富に記載されており、投信で長期投資を考える上では読んで損にはならない。
著者の会社の商品に誘導しているようにも見えるが、著者の会社は著者の理念を具現化した会社なので、当然と言えば当然。むしろ自分の主張と違う商品を扱っていない点で、逆に信頼できる。
しかし、自分でポートフォリオを組む努力すら放棄して、国際分散投資型の投信一本だけ買えばいいんですよ、という第6の基準だけはどうも・・・。個人の好みだろうけど。