紙の本
人の幸せとは
2012/12/06 07:19
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投稿者:くりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『日本でいちばん大切にしたい会社』で紹介され,著者の他の本も読んでいたため,内容は知っていた。がこの本が一番読みやすい。大山さんのやっていることや考え方のすばらしさを伝えるのによい本だ。この会社や大山さんのことを知っている人には,重複する内容かも知れないけど。
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一読して、心が洗われる思いに満たされた。本書には、知的障害者の従業員との関わりの中で得られた気づき、そして「利他」という人が生きる道がつづられている。
いくつかの教訓的なエピソードにふれて直感したのは、これは知的障害者の就労という枠組みのみならず、そのまま一般的な職場にも当てはまる普遍的な教えだということだ。特に、「人のせいにしないから、自分が磨かれる」の節は大きく胸の奥に響いた。
なぜこんなことが理解できないのか、どうして単純なミスを繰り返すのか。近頃新卒、中途を問わず社員数が急速に増えている私の職場では、こういった社員同士の葛藤がこれまでにも増して深まっているように感じる。在籍期間の長い社員側にしても、ミスを犯す側の社員にしても、責任の所在は自身ではない別のところへ転嫁し、互いに変われずにいる。私もその中の一人である。
互いに相手のせいにするのをやめ、「当たり前」という自分の中にある壁を取り払うところから始めてみてはどうか。互いのことを思いやり、まず己から高める。必要なことであれば、誤解を恐れずに本気でぶつかり合う。その中で磨き合い、認め合う「利他」の好循環が生まれるはずである。
就労を取り巻く環境が熾烈になる一方の昨今、自己主張やPRといった自己顕示、ひいては利己主義の風潮が強まっているように感じる。たしかに、まず自らが成り立たなければ他もないのかもしれない。だが「利他」の中にこそ、現代人が求めてやまない「自己実現」があるのではないだろうか。とあるチョーク工場から発信されたメッセージを真摯に受け止めたい。
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久しぶりに大山会長の著書を拝読しました。「人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、そして、人から必要とされること」 これが人間の究極の幸せ、という記述は、非常に心に響く深い言葉です。どれだけ人の役に立てるか、改めてこのことの大切さを教えてくれる素晴らしい書物です。
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「日本でいちばん大切にしたい会社」で紹介された障害を持った方が働くチョーク会社の社長さんの本。
障害を持たれた方に教えていただいた利他の精神。心に響く本でした。
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TOPPOINT2011年7月号。
著者チョーク製造で国内トップシェアを誇る
日本理化学工業の経営者。
同社の向上では知的障がいをもつ社員の方が
多く働いており、そこで著者が学んだ「生き方」「幸せとは」と
いうことを気付かせてくれる本。
「迷った時こそ、人のために動く」これが著者の信念。
要約だけでも多くを学べ、色々考えさせられた。
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幸せとは? 働く理由とは? チームで働くとは? 個性とは? 自己実現とは?
知的障害者との出会い・雇用をきっかけに著者が得た18の知恵から、上のことはもちろん、生きる上でもっとも大切なことを学ぶことができる。
どの質問に対しても、たった一つの根源的な答えにたどり着くことだろう。
本は薄くて、分量は多くないが、内容は本当に濃い。人生について教えてくれるのだから。
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■マインド
1.欠勤しがちだったある知的障害者は、自分が必要とされているこを知ってから、休まず熱心に働くようになった。このように、人から必要とされる喜びを知ると、人は自らの力で成長しようとし始める。
2.知的障害者は理解力に限界があるが、それに合ったやり方を考えれば健常者と同じ仕事ができる。従って、うまくいかないのを彼らのせいにせず、やり方を考える事が重要である。
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働くとは、人の為に動くこと。人の役に立つこと。
働く事によって、人から必要とされる事を感じる事が幸せ。
自分が幸せを感じたければ、人の役に立つように動いて、巡ってきた幸せを感じれば良いのだ。
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「他人の役に立つことで、人は幸せになれる」
繰り返し、このことが説かれています。
座右の書となるべき本。
きちんとブログにまとめたいと思います。
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小倉さんお勧めの本です。
人と組織の悩みコラム Vol.643『君がいないと困るんだ』で紹介されていた書籍です。
働く幸せを感じさせること、が詰まった一冊。
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感動しました!
相手のことを考え、他人のために動く。なかなか出来ないことです。
頑張って実践していきたいです。
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僕はこの人の考え方が好きなので、書店で見つけて即買いしました。
前までの著書と比べ、真新しいことは書いてなかったですが、経験に裏付けされた考えをかんたんな表現でまとめられてて読みやすいです。
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「日本でいちばん大切にしたい会社」には、随分泣かされました。その中の一社、日本理化学工業株会長大山泰弘氏が書いた著。【利他】という言葉が、一番腹におちる本です。
「人間の究極の幸せは、(一つ)人に愛されること、(一つ)人に褒められること、(一つ)人の役にたつこと、(一つ)そして人から必要とされること。人から愛されること以外は、働くことによって得られるのだ(略)」
自分の進むべき道が、少し見えた気がしましたヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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利他と感謝。
知れば知るほど、大切さがわかる。
心に刻みたい、人生の道標。
ちなみに私の利他歴は、1年ほど。
まだまだこれから。
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障害者雇用している会社経営者の本。
利他的に生きていると、まわりまわって自分に返ってくる。よって、利他的に生きるべしという。まったくもって同感である。
「
人の幸せは、ものやお金ではありません。
人間究極の幸せは次の4つです。
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役に立つこと、
そして、人から必要とされること。
愛されること以外の3つの幸せは、働くことによって得られます。
障害をもつ人たちが働こうとするのは、
本当の幸せを求める人間の証なのです。
」
この世の最大の不幸は、貧しさでも病気でもありません。
自分が誰からも必要とされないと感じることです。