紙の本
紙の本。
2017/01/19 13:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
震災直後の紙不足や流通が混乱している中で出版されている本であるが、電子書籍に関する内容の部分が多い。売上向上には、電子も紙も今後の頑張り方次第のようで、この本の出版後どうなっているのか気になった。
投稿元:
レビューを見る
電子書籍とかいう言葉が出る前からPDF販売をしていた筆者。紙と電子の出版を行ったり来たりするのが新しい。
投稿元:
レビューを見る
● 紙から電子書籍へは、交代してゆくのではない。「考える読書」と「検索」は違うのだ。
● 数十万部とかになれば、すべて結果論。莫迦に見つかった、という状態に突入しない限り、50万部とか100万部には絶対に達しません。
● 公務員は間違いを犯さない、との前提に日本の公務員が立ってきたところに、世界に類を見ない歪んだ官僚国家ができあがった。
投稿元:
レビューを見る
この著者については、amazonなどでは賛否両論がある。
言い回しなどが、敵を作ってしまうのだろう。
ただ本の内容はかなり著者の考え方がストレートに述べられており
勉強になることが多い。
投稿元:
レビューを見る
私は紙の本が好きなので、紙の本の良さをアピールするにはどうしたら良いかと思って購入しました。タイトル買いです。
さすが電子書籍を日本一売っているだけに、筆者は両立派でどちらの良いところも語っていて、なるほど説得力がありました。
電子書籍は電子書籍の、紙の本は紙の本で適した素材があるのだから、なんでも一緒くたにするのは良くないかもしれませんね。
ただ結構ストレートに実名を出して批判したりしてるので、そこは読む人によって好き嫌いあるかも。
私ははっきりした物言いが気持ちよかったですが笑
投稿元:
レビューを見る
読み終わったにしてますが、途中で放棄しました。
よって評価はつけませんでした。
読み進めるにしたがって、どうも怪しい、
あれ?そうだったっけ?という箇所が何点も出てきたので
検索してみたら、どうやらビッグマウスばかりの模様。
そこまで読んできた内容も踏まえ、
私にはそれ以上読む価値があるとは思えなかったので
途中で読むのをやめました。
あと本文とは関係ありませんが、
左右の余白が少なく、普通に本を持つと、
指が文字にかかってしまうのが、軽くストレスでした。
投稿元:
レビューを見る
今働いている業界にもろにかぶっているタイトル。
中身はといえば、電子と紙との違いを延々と・・・・という感じではなく、日垣隆という人間をおもしろく読ませてもらったという印象。
その中で、本というものについて2つの前提を確認できた。
・結局は可処分所得の奪い合い
・おもしろい本、オモシロく書かれている本のことではない。おもしろく生きている人が書いたものだ。
投稿元:
レビューを見る
2011 9/15パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
図書館の新刊コーナーで見つけた本。Amazonのリコメンド等で名前は聞いたことがあったので手にとって見た。装丁が目を引く。
1,500円の本を万の単位で電子書籍を売り上げた(らしい)著者の口で電書に割合慎重な論が書かれているのは面白い。(*1)
ただ、後半はあまり電子書籍と関係ないエッセイ。
あと口は悪い。
そしてどうでもいいといえばどうでもいいが、今朝読み終えた『ニッポンの書評』の豊崎由美さんとは去年、Twitter上でバトルをしている関係らしい。
お2人の本が同時に入ってたのはたまたまか、誰が意図して希望したのか(苦笑)
(*1) Twitterで町山智浩さんとバトルになってたことは知ってたが、そのあたりからの記事を色々追ってくとこの著者が出す数字はあまり信用しない方が良さそう?
投稿元:
レビューを見る
後半は表題とほぼ関係が無い。
電子書籍関連の業務に携わる人間が読んでもあまりメリットが無く、
意地で読んでみたがちょっと時間の無駄になった。
2~3時間で読破できる。
投稿元:
レビューを見る
書き下ろしの「電子書籍」に関するところが一番面白かった。
私は本はもうぜんぜん買わないで、図書館でタダで読むばかりだけど、
私が読みたいと思うような新しくて刺激的な本はそのうち
「紙の本」として出回らなくなるのかもしんないな、
なんて思ってしまった。
今でもネットには数多くの刺激的な文章があるようだが
自分ではまったく把握できてない。
とにかく膨大すぎて手に負えない。
短い文章ばかり読むのも、なんか違うんだよー。
それにネットで読んでいると、その内容のみに集中できずに、
ふらふらと別のところにさまよってしまったりして効率悪い。
結局は可処分時間の奪い合い。
紙の本を読むことは習慣として残るだろうが、
読みたいものがどれだけ残り生まれるのかは分からない。
http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1954.html
投稿元:
レビューを見る
過渡期にある「本」の現在が電子化を中心に語られる。
途中、当初の内容から脱線するため、何を読んでいるんだっけ? と表題の確認を強いられる。
そんなアクロバティックな展開に加え、大部分が著者の愚痴と批判と自慢で構成された本書。よくも悪くもおもしろく読めた。
投稿元:
レビューを見る
タイトルの通り。ちょいちょい脱線するけども、かなりぶっちゃけた内容で面白い。電子書籍、確かに今のところデジタルなりのメリットが特に無いですネ。。。
投稿元:
レビューを見る
日垣さんは、これまで、単独では「100冊」もの著作をお書きになっているそうだが、僕がその著作を読むのは今回が初めて。そのため、このレビューは、当然ながら、本書のみにスポットを当て、他の日垣さんの著作のことは度外視して書かれている。
そんな前置きをしたうえで、本書については「読みにくさ」をその特徴に挙げたい。
「私の文章は、その人生と同じように、どうも寄り道ばかりしてしまうのだが、寄り道をしない人生や歴史や通学というものは、きっと楽しくないだろう」との言葉のとおり、本書には「寄り道」が多い。それは特に中篇から後篇にかけてのことなのだが、どうやら雑誌連載をまとめた部分となっているらしく、それが原因だと推察される。日垣さんの守備範囲の広さには圧倒されるものの、どうにも全体としてのまとまりがなく、また書名にもある「電子書籍」とは直接のつながりがない内容がメインとなるため、「何が言いたいのか」が明確になりづらい。一つひとつのトピックは興味深くもあり、そこにある含蓄も面白くは感じるのだが、パッケージングを履き違えている気がしてならない。
そして、文章表現に癖があり、そこにも「読みにくさ」を感じさせられる。おおよそ、文章というものは、人によっての癖の多少はあっても、多くは同じ「文法」に則って書かれている。ここでいう「文法」とは「英文法」や「国文法」の類ではなく、「マンガの文法」「映画の文法」という方である。日垣さんの文章は「文法」に則ったものではないような印象を受ける。もちろん、読みやすい書き口であることが必ずしも重要ではないし、いわゆる「名著」の中には「文法」に則っていない文章など腐るほどある。しかし、そうだとすれば、内容の浅薄さと文章表現の重厚さとの間に大きな乖離があると言わざるを得ない。
要するに、本書は内容のつくり的にも形式のつくり的にも、どうにも「ノれない」書籍なのだ。せっかく良い内容を孕んでいるのに、それを必要とする人にはなかなか届かない。残念ながら、そういうふうにできている。
【目次】
まえがき
前篇 「電子書籍」を思考整理する
1 電子書籍の〈書き方〉〈編み方〉〈売り方〉
2 電子書籍の〈読み方〉と〈デバイス活用法〉
3 電子書籍の〈今後〉と〈諸問題〉
中篇 「滅びゆくモノたち」を思考整理する
1 紙の新聞に未来はない
2 新旧ツールの盛衰を見極める
後篇 「生き残るコツ」を思考整理する
1 海外の空気を正しく読め
2 儲かる仕組みを見抜き、ライブの空気を感じよう
あとがき
投稿元:
レビューを見る
経験が説得力をUPさせているところはあるが、誇張されている感じが私は不快に感じた。
寄り道せずに語っていただければ痛快で引き込まれると思います。
投稿元:
レビューを見る
新しい技術に取り残されないようにと昨年(2012)初めに苦労してスマホに換えました。同時に電子書籍にも挑戦してみようと、本を電子化してiPadで読む試みをしたのですが、古い人間なのでしょうか、紙で本を読む楽しさを、モニター上では味わえずにいます。
そんな私にとって、この本のタイトルは私の興味を十分に惹くものでした。電子書籍を最も販売したと称しているこの本の著者の日垣氏が「やっぱり紙の本が好き」という理由を探ってみたいと思い、この本を手に取りました。
以下は気になったポイントです。
・5世紀前の活版印刷術によって、教会的権威が聖書・教養・教義を独占する時代は終わった。源氏物語は、書かれた当時から900年以上は、原則として朗読され、それを毎晩ワクワクしながら聞くものたちがいたから現代まで古典として伝えられてきた(p15)
・2010年は電子書籍元年だと言われたが、電子書籍で十分に採算が取れている人は数人しかいない、その一人が著者である(p19)
・電子書籍には再販制がないので、売り手が自由に値段を付けかえられる(p20)
・有料メルマガにクレジットカードを使って課金するという例は、2002年10月に筆者が築いた(p24)
・本をきちんと自分で選んで読める人は、日本に総勢で各分野で20万人程度、日常的に書店によく立ち寄る人は200万人(p51、72)
・電子書籍が紙の本に対して圧勝しているのは、辞書・辞典・図鑑類(p56)
・有料ダウンロードできる「大辞林」は実に使いやすく、紙の数倍の速さで引くことができ、類語新辞典にもそのまま飛ぶことができる(p136)
2013年5月11日作成