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非常にアカデミックで、研究対象の魚に対する愛情に満ち溢れた素晴らしい本でした。魚の目はどれくらい見えるのか?釣り糸は見えるのか?魚はスレるのか?ルアーの音って?管理漁場?外来種?魚に関連するトピックが網羅される。語り口からは頑固な大学教授とその授業方法が想像された。この本を読んで釣がうまくなるとは全く思われないが、釣をするのならばこれくらいのことは知っておきたい。これが真の教養だろう。
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魚の行動生理学、感覚生理学の面から、釣りを科学的に分析した本。
これまで経験、勘に頼り、曖昧な点が多かった釣りの手法の根拠を探っている。非常に論理的で読んでいておもしろかった。
紫外線を反射するルアーがオスを刺激し、そしてそれには縦縞をもつものが良い、というのは新しい発見だったので参考にしたい。
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なんだろう、期待してたんだけど詰まんなかった。同じブルーバックスの「釣りの科学」の方が面白かったなあ。
全く釣れる気がせんのですが。(20140103)
20210702 再読。
釣りしたくなって、久しぶりに。
やはりイマイチ。釣りというより、魚の生態とか中心だからかな。
釣りしてー。
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現役、昔やっていた、を問わず、釣りに一度でもはまった経験者なら絶対に面白い。「魚には釣り糸が見えているのか」から始まる、昔から言われていた経験知、経験則に科学でメスを入れる。
人員、予算不足か、痒いところに手が届かない部分も多いが、網羅的で意欲的。
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良くも悪くも学者さんの文章です。
釣り人に寄せてきてくれてるけど、釣り人が本当に知りたいところへのツッコミは甘いです。
部分的には大いに役立つかと。
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敵を知り、己を知れば百戦しても危うからず。釣りで成果を出すためには魚のことをもっと、もっと知らなければならない。この本は魚の習性を解説したり、魚にまつわる都市伝説を検証してみたり、とにかく魚と釣りとを科学的に捉え、記述した力作。
魚は思ったよりも目と鼻がよさそうだ。対策せねば。
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Kindleでこれを読んでみましたが、うーむ、『釣り入門』というより『釣りに関連する魚の習性入門』という内容なのですが(もちろん分かっていてそれを知りたくて読んだのですが。ブルーバックスですから)、一言、「これを読むと釣りがそう簡単ではないことが分かります」(苦笑
魚をナメてはいけません。彼らは釣り人の姿も見えていますし、エサの匂いも感知しますし、ルアーの色も見分けますし、しつこく刺激を与えると神経症になります(笑。もちろん(?)一度釣られた魚はしばらく(例:1ヶ月)の間、そうそう釣られなくなります。
これは簡単にはいかないわけです。
あ、この本を読んでも釣りが上達する気はほとんどしません(笑
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魚は釣りの仕掛けが見えるか?など、釣り人を悩ます疑問に答えていく。プロも用いる研究成果を、釣り人向けに解説した画期的な釣り入門書。
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魚の視力や色の見え方、匂いの感じ方、餌を食べるタイミング、スレ、水温や海流、潮流の話など、科学的に釣りについて書かれた本で、釣りをしない自分にも面白く読めた。
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釣り人を悩ます各種疑問を科学的に説明した一冊。
所蔵情報:
品川図書館(文庫/新書コーナー) 787.1/Ka95