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・2030年に役立つ人間、求められる人間、才能を発揮できる人間に育てる教育とは何か。1990年代にインターネットがこれだけ完備される現代の社会が想像できなかったように、これから先の10年20年がどのような社会であるか想像できない。2030年代は多くのことを記憶して物事を処理していく能力より、何かを生み出すクリエイティブな能力が教育の軸になることは明らか。できるだけ早く計算して答えを求めるという今までの教育より、ゼロから1を生み出すための教育が求められている。
・本当にできない?夢をあきらめてしまう理由…誰かが夢を語るときに悪気はなくても夢を壊す「ドリームキラー」と、その人のそばにいるだけで元気になり、やる気が高まり、夢に向かって挑戦したいと思わせる「ドリームメーカー」の2種類の人がいる。お金がない、時間がない、脳力がない、などは夢が達成できない理由にはならない。お金、脳力、実績はあとからついてくる。「あきらめる理由」より「かなえたい理由」を大きくする。
・イメージは文字の100倍以上の情報量を持つ…写真で「夢を眺める」ことが夢実現に非常に効果的。
・肯定的に断言する。言葉は未来形ではなく、現在形や過去形でアファメーション(肯定的な宣言)する。「実現できればいいな→実現したい→実現する予定です→実現しつつある→実現している→実現しました、ありがとうございます」といった具合で言葉の実現力が強くなる。
・気づきがあるか否か。同じものを見ていても、チャンスに気付く人は大勢の中の一握り。頭の良さや情報の多さといったことではなく、いかに関心を持って問題意識やテーマをもって生きているかどうか。