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なれるSEシリーズ第四巻は、プロジェクト管理。相変わらず、いきなり千尋の谷に突き落とされる新人SEくんには気の毒だが、今回はシリーズを通じて最も、エンジニアの教科書としておもしろい。プロジェクト管理の方法論、用語の解説もうまいし、なによりプロジェクト参加メンバーを類型してそれぞれへの対策を紹介するところが秀逸。ラノベで学べるSE学としてタイトルの「なれるSE」に恥じない内容となったように思う。
ところで5巻は「要求仕様の探検」にしてほしいなぁ、とワインバーグフリークとしては思うのだがw
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プロマネ入門書、あるいは、振り返りに軽く読むのに適しています。
さすがに第3巻の提案編に比べて、盛り上がりもカタルシスもやや弱いですが、ネタがプロマネだからねぇ。ここまでぎりぎりでうまくいくこともないだろうし(^^;;。
工兵の能力のインフレぶりと、周りの女性陣の充実ぶりと様々な可愛らしさはライトノベルっぽいが、それで敬遠するには(特にICT分野の人には)もったいないお話です。
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やっぱりこのシリーズは巻が進むごとに面白くなってくるなぁ。
主人公がドンドン仕事できてリア充化してるのが腹立つけどw
ひどい上司や顧客に凹まされるのが結構読んでるこっちにもクるものがあるね。今回は特に。
また、今回は室見さんの過去を少しずつ匂わせてるのも、今後が気になる感じです。
次回も期待。
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C0193 わたしは、精緻な業務描写がこのシリーズのウリだと思っていました。なにも工兵を急いで成長させなくとも、と思います。キックオフで残り2ヶ月という別府のセリフで笑ったのは、私が世間知らずなのでしょうか。引越しは、連休を当てますよね。それに総務部が不在だと、引越し業者(日立物流とか日通あたり)との調整ができないです。この人、「頭を振る」というのが好きですよね。
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新人がPM-プロジェクトマネージャを押し付けられてゼロから顧客の引越し案件を仕切るお話です。
工兵がPMについて学ぶ際の言葉が、昔PMの入門書に書いてあったなぁと思い出しました。PMって大変ですね。
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少々出木杉君になりすぎてるところは否めないが、楽しくよめた。
3タイプのうちのクライアントタイプというのは、なるほどなと思った。確かにそういうのいる。
橋本さん萌え
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夏海公司のなれる!SE 4を読みました。誰でもできる?プロジェクト管理という副題のついた、なれる!SEシリーズの4冊目です。期限もリソースも考えずにダボハゼのように仕事を取ってきて、担当者に無茶振りする社長のいる最悪なIT会社に就職した桜坂工兵のSE残酷物語の4冊目でした。まだ入社して4ヶ月の工兵はあるプロジェクトのメンバとしてキックオフミーティングに参加するのですが、そのプロジェクトは管理がめちゃくちゃで期間内に完了する見込みもなく、雇われPMは逃亡してしまいます。工兵の会社の社長は、うちには優秀なPMがいますから、と仕事を請け負ってしまい、工兵に無茶振りしてくるのでした。プロジェクト管理とは何か、ということも知らない工兵はプロジェクト管理の参考書を読み始めるのでした。まあ、ラノベなので、工兵の努力は報われ、いろいろな偶然も重なってめでたしめでたしとなるのでした。この作者は、桜坂工兵をSEというよりは、理想的な管理者の卵として描いているような気がします。いままでにやったことのない仕事が振られてもどん欲に仕事の仕方を学んでいく、仕事の達成のシステムに興味があって学ぶことが楽しい、同僚やお客様と人間関係を良好に築くことができる、ステークフォルダーに理を説いて説得することができる、いざとなったら目的を達成するために自分や同僚に負荷をかけることができる。私の周りにもこういう人はいて順調に出世していますね。konnok自身はそうじゃないのが困りものですが。
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ライトノベルにしては珍しく設定にリアリティを持たせつつも、ラノベ特有の要素も入ってるのが、このシリーズの魅力。
話のテンポがよく、すごく読みやすいです。
リアリティがある設定なので、イメージもしやすいし。
また、劇中で語られる「プロジェクトメンバーには3タイプの人間に分類される」の話はなかなか実生活に役立ちそうな話でした。
オレは「ツールタイプ」かもしれないなぁ。
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今回で4巻目の「なれる!SE」。
ついこの前まで(今も?)新人の工兵だが、
早くも4巻目にして、ひょんなことからプロジェクトマネージャに任命。
工兵の仕事のこなし方は異常な程
巻を追うごとに凄まじく成長しています。
(実際そんな甘いものではないけど、ちょっと尊敬w)
PMの基本的工程も自然に知ることができるし、
現場でよくありがちな、ベンダー調整の苦労。や客からのアラート報告等、生々しく書かれており感情移入しすぎると胃が痛くなる^^;
ネットワーク寄りのIT業界の人じゃなければ解らない用語も出てくるけど、新人さんは入門書としてでもこのシリーズは全部読むべき!
面白くこの業界の事がわかるし勉強にもなる。
次、5巻読むぞぉー。
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いつもどおりの社長の無茶ぶりで、今度はプロジェクトマネージャに任命された工兵。
ある会社の引越しだが、遅延すれば数百万の賃料がかかるため責任重大。顧客は個々の作業を最安値の会社に依頼し、とりまとめはプロジェクトマネージャに丸投げ。会社間の作業の切り分けもあいまいで、作業が始められない状態。とくにLAN担当のエンジニア薬院加奈子は、PMへビシビシと注文をつけてくる。
時間に追われあせる工兵、転機は立華が見せた、触れられたくない過去(?)の一部と思われるファイル。最後は体当たりでの交渉と逆転の発想で...
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仕事には技術や知識は必要だけど、結局相手にするのは人間なのでコミュニケーションが大事よね、という話。ラノベ的な部分と話の根幹の部分のバランスが取れていて、ティーンズ以上でも楽しめる内容と感じた。
主人公は1作目で就活に失敗した(=大手へ就職できなかった)ともらしていたが、シリーズでの活躍を見る限り、スルガシステムが合っていたのではと思うな。
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今回はPMの話
主人公がハイスペックすぎる。就活で失敗したとは思えないハイスペックさ。
プロジェクトメンバーは大きく3つのタイプに別れていてそれぞれどのように仕事をしてもらえばいいかなど話に出てきて実世界でも役に立ちそうだなと思ったり。
ツールや技法などの用語も出ていてなかなかリアル
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相変わらず修羅場にも程がある。ラノベでこんなにも心躍らない修羅場はじめて。
休日深夜も業務時間。月月火水木金金、与えられた納期は死んでも守る、不眠不休のスペシャリスト集団。
超かっこいい。まるで憧れない。
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プロジェクト・マネージャ(PM)のストーリーが展開されてる。
なんとなく読んでていいなぁーと思ったところ
75ページ1行目
「とにかく何かの仕組みを知るのが好きなのだ。」
この言葉自分でも使いたい✌('ω')
218ページまんなかあたり
プロジェクトメンバーを三つのタイプに分類した。すなわち〈サーバ(奉仕者)〉、〈ツール(道具)〉、〈クライアント(顧客)〉である。
227ページ最後
〈サーバ〉タイプのメンバーには細々注意せずに仕事を任せる。
〈ツール〉タイプのメンバーにはレポーティング形式やtodoを明示する。
〈クライアント〉タイプのメンバーには彼らのやりやすい管理方法を伝えてもらう。
252ページまんなかへん
桜坂工兵(主人公)「藤崎さんにとって…プロジェクト管理ってなんですか?」
藤崎さん(仕事の先輩)「みんなが気持ちよく仕事できるようにすること」
決まってるでしょ?
即答された。
学生で全く知らない分野のことがわかってきて嬉しい。ラノベという形ではあるけど。
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なぜか新人なのにプロジェクト管理、それも炎上確実なPJを任されてしまってどうしようという話。
プロジェクト管理には、PJ管理ノウハウと技術面での幅広い知識が必要なんだなあと思った。つまりある程度の業務経験が必要。
それなのに、しっかり任務を遂行するわ、他社の分まで仕事を巻き取って受注拡大を図るわ、主人公はSEの鑑だわ。チートすぎる。
サーバータイプ・ツールタイプ・クライアントタイプだったら、自分はクライアントタイプよりのツールタイプか。ある程度指示がないと動けないものなあ。
3タイプのメンバへの接し方というのは勉強になった。