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ちょっと まえの にほんには 「かみなりじじい」って
まちに なんにんかは いたもんですが
さいきんは コミュニケーションが へって
そういう おじいさんを みかけなく なりましたね。
ぜつめつ きぐしゅ なのかも しれませんよ
そんな かみなりじいさんと こどもたちの おはなし
なかなか いい おはなしだな と おもって
さっかさんの プロフィールを みましたら
「おこだでませんように」 の さくしゃさんでした。
「おこだでませんように」 は いつも おこられて ばかりいる
おとこのこが たなばたに おねがいを かく はなし。
そとから みると おこられる ことばかり
やっている ように みえる おとこのこも
じつは、
そのこ じしんの きもち から みると
おこられたくて やっているんじゃない ということを
きづかせてくれる えほん。
どちらかというと おとなに むけて かたりかけている ような えほん。
「ともだちやもんな」に でてくる
かみなりじいさんも おなじで
おこりたいだけの おじいさんなのでは ない。
そんな ひとの おもてがわと うらがわの ちがいを えがいて います。
この さくしゃさんが おはなしに こめる メッセージが
いっかんしていて とても すてきなのです。
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夏休み。ラジオ体操の帰りに見つけたカブトムシ。ぼくとマナブとヒデトシはカブトムシを捕ろうとしたけど、
「こらっ!だまってわしの木に登るとはけしからん!」
ここはカミナリじいさんの家だった!
「ぼくはとってません」と真っ先に逃げ出したヒデトシ。
ずるい!ぼくとマナブも逃げた。が、ヒデトシは転んでしまう。転んだヒデトシを追い越して、ぼくらは走った。
いつまで待っても、ヒデトシはいつもの空き地に来ない。つかまったんやろか?泣いてるやろか?1番に逃げようとするからや。酷い目にあわされてるんやろか・・・
そしてぼくらは、カミナリじいさんの所にもどって、謝った。
特大のカミナリを覚悟してたけど、カミナリじいさんは怒らなかった。
勝手に虫とりせずに、ちゃんとじいさんに顔みせすれば、虫とりしてもいい。それから、友達を見捨てないで返ってきて偉かったな、友達ってええもんじゃな。
大阪弁と涙だらだらのイラストがひかる1冊。
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「おこだでませんように」の
くすのきしげのりさん作。
こわーいカミナリじいさんの前に
友達のヒデトシを置いて逃げ出してしまった
ぼくとマナブ。
こわくて仕方ないけど、ヒデトシのために
怒られるのを覚悟で戻った・・・
そしたら、カンカンに怒っているはずのカミナリじいさんは
笑顔になって・・・。
友情ってすばらしい。
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この絵本、季節先取りしすぎて「夏休み」のラジオ体操後のお話。いやー、季節感無視しすぎてごめんなさい。しかも、カミナリオヤジ、ナミダ、ムシトリなどなどかなり王道で外しませんよー。 by えみママ
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2012年5月20日(日)読了。
夏休みの空気満載の1冊でした。
何かもうセミの声とか聞こえてきそうなくらいの、夏真っ盛り!って感じです。
ストーリーは王道ですが、だからこそ心が温まる内容でした。
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カミナリじいさんの庭に三人でカブトムシを取りに入って、見つかってしまいます。
一人が転んで、カミナリじいさんにつかまってしまうけれど、逃げた二人が謝る決心をして、友達を取り返しに戻ります。
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2年生7月
読み聞かせ。所要時間12分。
クラスでカブトムシの幼虫を育てる研究をしていました。カブトムシが出てくるお話であることと、ともだち関係のお話の内容がとても爽快で絵もはっきりわかりやすいので選びました。みんな楽しそうに聞いてくれました。
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第3回ようちえん絵本大賞受賞作品
かみなりじいさん、
とってもとってもこわいし、、、
戻ったら絶対怒られる。。。
もやもやもや。
自分たちだけ逃げてしまった後悔。
泣き虫の親友のために一緒に怒られに戻る勇気。
最後にかみなりじいさんが笑ったシーンでほっ。としていましたっ。
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『おこだでませんように』のコンビによる作品。
今はこんなおじいさんはめったにいないが、共感する部分がある。
絵がとても楽しい。
文章がちょっと説明的。
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今どき、かみなりおやじとは珍しい。
そして、熱く友情を語る小学生も珍しい。
友だちだから、逃げ後れて一人かみなりおやじに叱られる仲間を置いて行けない。
いい子たちだ!
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近所のおっかないおじいさんと、子どもの交流。
そして、友情。
先がよめる話ですが、いいです。
おっかないおじさんに怒られる機会が減った最近の子どもにも、いいこと、いけないこと、正しいこと、まがったことがわかると思います。
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くすのきしげのりさんの作品
夏休みの仲良し3人組
カブトムシを捕っていたら
近所のカミナリ爺さんが・・・
よくある設定なんだけど、そこは 迫力ある絵とくすのきさんの繰り出す関西弁の面白さが 子供たちの心をくすぐります。
小学生に読んでみましたが、終盤は笑っていた子たちも 神妙な顔つきでカミナリ爺さんとの対決を見守っていました。
あともう少し読み手の関西弁が怪しくなければ・・・汗
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ぼくとマナブとヒデトシは、仲良し三人組
ある日、大きなカブトムシが木の上に見つけた三人は、我先にと木に登って採集
ところが、その木はカミナリじいさんの家の木だったから、大変。
「だまって わしの いえの きに のぼるとは けしからん!」
慌てて逃げだす三人だが、転んでしまったヒデトシを置いて、他の二人は逃げてしまう……。
最終的には、カミナリじいさんは、ちょっとおちゃめなおじいちゃんだということがわかり、ハッピーエンド
ただし、このおじいさんは、大きなカブトムシ以上に見つかりづらい絶滅危惧種だと思う
こういう世界が残っていたらいいな……というノスタルジックな感慨
くすのき先生らしい
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「ええときだけのともだちとちがうしな」
いっしょにおこられよう、そうきめるとなんだか少し晴れ晴れとした気分になった。
友達を思う優しさ、友情が詰まったこの場面ににぐっときました。
怖がりの幼い子ども達だけど、友達を残してきた後ろめたで悩み謝ろうと決めた潔さに、こちらも晴れ晴れとした気分です。
だけどやっぱり怖いから先にオシッコ、しかもなかなか出ない。可愛すぎて笑いました。
必死な子どもたちの表情や、ヒデトシを心配して想像を膨らませる場面など、わかりやすくて絵がとにかくよかった。
子どもたちが勇気を出して誠意をみせたおかげで、実はカミナリじいさんが陽気で愛のあるキャラクターだとわかったのも嬉しい結末でした。
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10/6二年生に読み聞かせる。
季節はずれになったが読み聞かせた。友だち特集として何冊か読み聞かせるつもりの一冊。
泣き顔が大きくなるところを、じっとながめる子どもたちの様子がかわいい。
おこるはずのかみなりじいさんの言葉も子どもの心にそっととどいたように感じる。