紙の本
アート感覚で映像化
2020/06/29 07:27
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
サン=テグジュペリの永遠の名作が、バンド・デシネの世界観にぴったり填まっています。大人のファンタジーとしての、新たな魅力も味わえました。
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フランス版「マンガで読む『星の王子さま』」。バンド・デシネとはフランスやベルギーで発達したコミックのこと。日本のマンガとは違って、大判・カラーの芸術的な作品が主流。日本のマンガとはまた違った長い歴史を持っている。
神秘的な不思議な王子さまが、夢のようなやんちゃでかわいい王子さまになった!すごくかわいい。
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帯表
世紀を越えた名作の世界で初めての公式コミック
原作者の遺族がただひおつ認めたフランスコミック
池澤夏樹訳下ろしで堂々刊行!
帯裏
言葉がいきいき!絵がいきいき!
あの歳の少年は、もっと活発で、奔放で、感情の幅だってもっと広いのではないだろうか?
そこのところをジョアン・スファールは巧みに絵にした。言葉は原作とあまり違わないのだが、絵のおかげで印象がずいぶん違う。ぼくの翻訳はそこを汲んで、ぐんとくだけた、いきいきした文体にした。-池澤夏樹
今までで一番、元気で子供らしい星の王子さま
ヨーロッパで続々ベストセラー。
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絵に関しては好き好きがあるとおもうが、ふきだしにぎっしりのfontがいい感じに味が出ていて好き。
ムーミンも原画で見るとこんな感じだが日本のコミックと違って大人っぽい。
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原作読まずにいきなり読んだ。
いろんな星の住民が個性強く描かれている。特にビジネスマンはちょっとどきどきする。ああいう考え方に何の意味があるのか。痛烈なメッセージにも感じ、現在の人間の生き方を皮肉しているところが見られる。
原作の絵とはかけ離れているので、イメージの好みの差は出るかもしれない。ほんとはこわいほしのおうじさま的な。
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ジョアン・スファール作バンド・デシネ(←漫画、だそうです)「星の王子さま」(A・サンテグジュベリ原作)読了。サンクチュアリ出版刊。原作は未読だけど、絵を前提にしてこの世界にはやられる。麻薬的(麻薬は未体験ですが...)。...ん、何で今「銀河鉄道の夜」を思い出したんだろう...?
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バンド・デシネとはフランスで言うコミックの事。
ただし日本の漫画とはかなり様子が違う。
王子様のイメージも絵柄も原作とは異なるので戸惑う方もいらっしゃるかも知れないが、私は読み進めるうち違和感は感じなくなった。
子供の頃日本語訳された原作を読んだが難解で内容が理解出来ず、大人になってからいつかまた読み返したいと思い続けていた。
難解なイメージから中々腰が上がらずにいたが、コミック版との事で今回迷わず購入した。
こんな話だったんだ、と言うのが最初の感想である。
こんな切ない話だったんだ、と言う。
サン=テグジュペリの最期を知った上で読むと尚更ラストシーンが切ない。
王子様は、薔薇の待つ星に無事帰る事が出来たのだろうか…
今度こそ原作も読んでみよう、と思った。
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コミックですが大人向け。
ちょっと絵が怖いのが難かな。星の王子様のイメージは、そう変化ないような印象。
絵が好き嫌いに影響しそうなので、星4つ。
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少しずつ読み進めるたびに、
うなずき、共感し、納得出来る台詞がたくさん。
そこに彩られる色彩と表情豊かなイラストレーション。
一見、ファンタスティックで感傷的な絵本なのかと思いきや、
現実世界で不透明になりがちな真理にバチッと斬りこんでいる。
コミックだけど、フランスでは大人向けとされているし、色彩豊かなイラストレーション作品としても楽しめる。
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とても魅力的な絵だと思いました。
小説版では忘れがちな、王子様にとってのバラの存在がなんだったのか、
一遍を通して明確に描かれていて、すっきり通っている気がします。
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『星の王子さま』をコミックで読むとは。
訳下ろしの池澤夏樹さんの言葉も加わって、新鮮でした。
コミックになって、少しパンチのきいたこのお話。
その分、さらに切なくて、優しい。
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作者の遺族が認めたと聞き、異色とは思うが買ってみた。
こうして絵で見たほうがわかったところもあって楽しめた。
けど「ぼく」はまあおじさんだろうとは思っていたけど絵にされちゃうと哀しい(笑)。
王子さまも自分のイメージとは違ってるけど、案外こんな感じなのかもと受け入れられた。
値段は張るけど、読み返しやすいのが何よりいいかも。
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大人が楽しい漫画。
画がちょっと怖い(笑)。
『星の王子さま』は、
誰の訳が好きか、
誰の画が好きか、
でも楽しめる本だと思う。
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「著者の遺族が認めた唯一の公式コミック」という文句にたいへん興味をひかれ購入。
原作の絵本は読んだことがなかった。
画風が、あの有名なポォ~ッとした王子様じゃなくて
(描いたのは著者本人だけど)
世界観で言うと、NHKのみんなのうたでたまにある
ちょっと怖い感じ。
でも王子様は怖かわいくて、子どもっぽくてまさに王子様という感じ。
コマが正方形でぜんぶ離れているので、進み方が?のところが
あったが、きれいに整列してあるのと、せりふのフォントもかわいらしくて好きだ。
これがフランスのコミックなのだな。
本棚にいつも大切に置いておきたい。
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原作を読んでないままに購入読破。登場人物の心が真っ直ぐ伝わってくるイラストとその構図に引き込まれて一気に読んだ。その後原作を読んで、だいぶ色んなところが端折られてるんだなあと残念だったのだけど、ちょっとずつイラストに合わせて台詞の言い方が変わってたりして、「星の王子さま」を初めて読む分には親しみやすいなあと思った。しかしやはり原作を読む前と後では、深みが違う…