サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

梅棹忠夫 知的先覚者の軌跡 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本

梅棹忠夫ファンなら絶対に手元に一冊は置いておきたい内容豊富な図録集

2011/06/02 18:57

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 国立民族学博物館(みんぱく)で開催されている特別展「ウメサオタダオ展」(2011年3月10日~6月14日)に際して発行された図録だが、それ以上の価値をもった一冊である。

 残念ながら会場の大阪・千里までいく時間とカネがないので「ウメサオタダオ展」を見ることができないという人も少なくないだろうが、むしろこの一冊を入手して、隅から隅まで読みふけったほうが得るものは大きいかもしれない。それだけ内容の濃い一冊に仕上がっている。

 総勢41名にのぼる執筆陣が、それぞれの専門分野から、さまざまな異なる視点から解題を行っている。

 ただ一点残念なのは、梅棹忠夫が終生こだわっていたローマ字論とエスペラント語の話題が本書のトピックとして前面に出てこないこだ。このポイントを押さえておかないないと、なぜ「梅棹忠夫展」と漢字書きではなく、「ウメサオタダオ展」とカタカナ表記なのか、その真意を知ることができないからだ。

 それを知るためには、同時期に出版された『梅棹忠夫-地球時代の知の巨人-(文藝別冊)』(河出書房新社、2011)に収録された、言語学者でモンゴル学者の田中克彦の対談を参照していただくのがよいだろう。

 梅棹忠夫ファンなら、絶対に手元に一冊は置いておきたい内容豊富な図録集である。本書は、万難を排してでも入手すべきといっておこう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。