紙の本
何を残すか
2017/04/23 09:45
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
土地や財産など、物質以外のものを子供に残すことを考えさせられた。極端なスパルタ式には共感できなかった。
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賛否両論は今後出てくるだろうが、頭をがつんとやられるような鮮明な感覚。明快なそしてすごく正直に体当たりの親の姿が描かれている。どうして今日本は弱くなってきていて、中国や韓国やインドに勢いがあるのか、人々の必死のエネルギーの中身がよく分かる。日本でぬくぬくと生きる自分の甘さも再認識。
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タイガー・マザー エイミー・チュア 齋藤 孝
http://yamatoiebakawa.blogspot.com/2011/05/27-01.html
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(いないけど)子供の教育について考えさせられる本。中国式スパルタ教育を実践した母親と娘2人の奮闘の記録。その過度に厳しい教育方法は周りのアメリカ人たちの理解も得られない上、当然娘2人の反抗にも何度も直面する。自分が正しいと思う教育方法をどんな抵抗や反発、逆境に直面しても貫いていくパワーは凄い。教育方法、考え方は人それぞれで良いと思うが、きちんと自分の考える生き様、そして子供への教育に対して信念をもつという点は大事だと思う。「子供のいつか花開く才能を信じてスパルタ教育をする」にしても「子供の意思を尊重して好きなことを好きにやらせる」という選択をするにしても、そこにしっかりとした教育方針や信念というものがないといけないなと感じました。
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不器用ながらも、全力で、力一杯子供を愛し、育てようとする母親の姿。
とても正直で、素直で、人間らしい、ユーモア溢れる本。
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エイミーはとても強い人。
ゴールが正しければ、手法はよしあしじゃなくて、実行する人がどれだけ信念をもってやるかが大切なのではないかと思います。
決してあきらめない、誠意に基づき決断したことを貫くこと。簡単じゃないけど参考になります。
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感動。
私も厳しく育てられたけど、クラシックをやることへのモチベーションや、親の面倒をみることなど、葛藤がある。
ストイックであること、成功とは、幸せとは、生きることとは?
考えさせられます。
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中国式子育てに圧倒されました。ここまでやらなければ優秀な子供にはなれないのかと改めて考えさせられました。
根拠のない指導ではなく、理論に基づいた子育てで、参考になる部分も多々ありました。最後はどうなるのかとはらはらする点もありましたが、中国式と欧米式を上手く取り入れたオリジナリティ溢れた子育本です。
母は強いといいますが、「タイガーマザー」というのはぴったりのタイトルです。
自分が嫌われても、子供を一人前に育てるという強い意志には感心しきりでした。
この本を読んで、中国式子育ての良い部分も取り入れながら、我が家オリジナルの子育てで、一人前の子育てをしていきたいと思います。
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子供がグレるか、才能を開花させエリートと成りえるか、
紙一重ともいえる過激な子育て。
習い事の楽器も子供の意思に関係なく母親が選ぶって、おいおい!
などと突っ込みつつも、子供の将来の為に
ここまで迷いもなく自分を犠牲にして身を粉にする覚悟に敬服。
やり方に賛否は分かれるだろうけれども
子供の能力を信じて最大限に引き伸ばす信念、
覚悟を決めたらわき目もふらずに一途に突き進む潔さを尊敬する。
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中国系アメリカ人の母親が超猛烈教育ママとして子育てした様子を書いた本。欧米式子育てと中国式子育ての比較も頻繁に出てくる。
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びっくりするぐらいのスパルタ教育で二人の娘を育て上げた
中国系お母さんの育児奮闘記。
・友達の家にお泊りに行ってはいけない。
・成績はオールAでなければならない。
・2番はダメ。1番以外認められない。
等など、中国系の人の考えていることは
やや(というか、かなり)度が過ぎているように思えます。
興味深いのは、そんな超スパルタで教育したところ、
娘はどう成長していくかがこの物語を通じて分かるところです。
結果は、一勝一敗というところでしょうか!?
とはいえ、小さな頃から「強制」したおかげで、
子供たちはのめり込んだときのここ一番の集中力は、
とてつもない力を発揮しています。
そういうところは、放任主義の教育方針の人も
参考になりそうなところです。
ただ、僕は(幼少からの)スパルタには否定的ですが。。
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中国系アメリカ人のスパルタ式子育て
ただ一般化はできないだろうと思う
登場人物が、勝ち組の中の勝ち組という人ばかり
著者は、Harvard University Law Schoolを出て
Yale Universityの教授
夫は同じ経歴で、しかも人気作家らしい
著者の両親も高学歴の中国人
夫の両親も同じ
この環境(遺伝を含め)と、スパルタ式教育と、
どちらの影響が大きいか、簡単には解らないだろう
ただ、これを読んで感じたのは
子どもは忘れる、ということ。
辛い経験も、楽しく遊んだことも、忘れてしまう。
だとしたら、成長後に成果につながることをさせるべきかも
ピアノやヴァイオリンもそうだし、勉強もそう。
いろいろな遊びで子どもの感覚を育てたり
楽しい経験のためにピクニックやイベントをしたり
そんな成果が不明なことは、
ただ親が子どもの笑顔を見るため、と割り切るべきかもね。
もう一つ、大きく納得させられたのは
齋藤孝先生の翻訳
さすが、上手い!!
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おもしろい訳ではないけど、中国式と欧米式の教育方法の違いがわかった。私は中庸の教育方法派かな。中国式は、将来の幸せの為に今を犠牲にするが、今に幸せを感じられなかったら、逃している事だっておおくあるのではないかと思う。
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確かにメリハリといった点で、欧米式と中国式の中庸が重要かと思う。
ただ、本書全体を通しては共感しきれない部分が多かった(単純に価値観が異なるということであって、考え方を否定するものではない)。
一時期、ユダヤ人富豪の教育論が話題となり、自分も読んだが、それ以降は私にはこのユダヤ人教育論の方がしっくり来る。
博物館や美術館、図書館などに頻繁に通う。ボーイスカウトなどで実践を意識させる。
いずれにせよ、よほどの神童ではない限り、子どもたち自身がしっかり答を出していこうとするプロセスが大切なのではないか。
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子どもの自主性を重んじて、子どものやりたいままに習い事などをやらせ、満足のいかない結果であっても褒め称えて自信を与えようとする欧米流子育てを全面否定した中国系エリートワーキングマザーの子育て本。欧米人は子どもの幸せを声を大にして言う割に、子どもは大きくなると親に寄り付かないという子育ての失敗をあざ笑い、親は一日何時間にも及ぶピアノやバイオリンのレッスンをさせるだけでなくきっちり付き添い、勉強もすべて1位を目指させる。2位ならけなす。毎日が戦場のような厳しい子育てをしても、子どもはいつまでも親のことを思いやる優しい子どもになると断言して突き進む彼女の子育て本を読んで、なぜか安堵する自分がいる。だいたい、近頃流行の育児本は「子どもたちに自信をつけるために」いつも穏やかに子どもに接し、やさしく励ます母親像が強要される。子育てをしている人なら分かると思うが、子どものことを思えば思うほど、それはとても難しい注文なのだ。もっと勉強もできてほしいし、「いいこ」になってほしい。自分に余裕がない時はどうしても自分の価値観を子どもに押し付けてしまうこともある。そういう子育てもアリ、と思うことでぐっと肩の荷が降ろせたり、しました(^ ^;)