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偶然見つけて読んだのだけど、
まあ、なんと面白かったことか!
阿部さんの頭の良さに敬意を表します。
個人的には江國香織さんの対談が
とても響きました。
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最初と最後の対談のレベルが高く、この二編を読むだけでも元が取れる気が。作家の意識の本質に迫る内容は読み応えがあった。
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作家同士だからこそ成り立つ対談集。
それぞれの作家の小説との向き合い方が、阿部和重との対談のなかでユーモラスに浮かび上がったように思う。
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阿部和重さんが女性作家の悩みにお答えする和子の部屋。ゲストがとても豪華で、どの作家さんもわたしの大好きな作家さん。読まずにはいられません。
連載が2009年からとのことなので、角田光代さんや島本理生さんは再婚される前だったり。
どの対談もおもしろかったのですが、わたしはとくに角田光代さん、江國香織さん、金原ひとみさん、綿矢りささん、加藤千恵さん&島本理生さんの対談がすきです。
とくに江國香織さんとの対談はじつに趣深かった。
また和子の部屋がみたい。
そして気になるのが表紙の写真にどうして島本理生さんがいないのだろう。ということ。うーむ。
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小説を読んでいるだけでは、絶対に知る事の出来ない小説家というお仕事についての様々な事を、お悩み相談を通して知る事が出来、非常に興味深い内容でした!
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好きな小説家である阿部和重が様々な女流作家と対談。
好きな小説家である川上未映子と彼は結婚したが、ここで対談している。
そういうことなの?
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阿部和重さんが「和子さん」に扮し、女性作家の悩み相談を受けるという対談集
対談相手が豪華で、角田光代、江國香織、川上未映子、金原ひとみ、朝吹真理子、綿矢りさ、加藤千恵、島本理生、川上弘美、桐野夏生という面々。
登場する女性作家たちの率直な発言が多いことにけっこう驚く。こういう雰囲気は今まであまりなかったのではないか?それとも最近の文芸誌はこういう雰囲気なのかなあ?最近の雰囲気はあまりつかめてないので。しかしなかなか好印象です。すごく面白い。
そして「和子さん」の話の組み立て方もなかなかのものである、「和子さん」が質問者の悩みや話しが出てきた中での問題に対する整理の仕方がうまく、ゲスト女性作家たちがかなり納得させられている。(女性作家さんたちおよび「和子さん」のサービス精神が旺盛な感じもするが、それもまたよしです)
阿部和重さんへの印象がだいぶ変わってしまった(いい方にである)
しかしそういえばだが「アブストラクトなゆーわく」というエッセイを昔読んだけどこういう萌芽があったような気も。。
ゲストの中で角田さんがまだ未読。大御所なんですが。。「対岸の彼女」あたりから読んでみるとしようか。
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阿部和重氏が、小説家(女性ばかり)のお悩みをきくという対談集。まじめな小説の話から、だれとつきあったらいいか、みたいなくだけたお話まで、どれも読んでて興味深く、かつ、楽しかった。島本理生と加藤千恵の回なんてほんとに正直な恋愛相談みたいでいちばんおもしろかったかも(笑)。阿部氏の小説は読んだことないんだけど、阿部氏の受け答えがおもしろいけど真摯で、いい人なんだろうなーと。
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小説家ってもっと図々しい人が多いのかと思ってました(笑)
たけどみなさん心配性だったり…。
そんな人ばかりが和子の部屋に呼ばれたのか。
小説家に妄想家が多いのは想像通り…
興味深く読ませていただきました。
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すごく面白かったし参考になった。阿部さんの思考回路がスマートでとても素敵!それぞれの作家さんの創作技法の話なんかもとても勉強になります。彼の本は「グランド・フィナーレ」しか読んだことがなかったけど読んでみようと思ったし、他の作家さんの本もそれぞれ読みたくなった!
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対談本。
阿部和重さんが女性作家の相談に乗るという企画。
小説と恋愛の悩みが多い。
解決してるのかどうか怪しい結末も多かったけど、話の内容は面白い。
仕事は「書くこと」というのは共通だけど、アプローチの方法も悩みも全く違う。
考えれば当たり前だよなと思うけど、そんな当たり前なことがきっちり現れているのがこの本の面白さだと思う。
一番の衝撃は登場する作家さん11人中、小説を読んだことがあるのは4人と極めて少なかったこと。
名前も知らなかった人も何人かいて若干反省した。
まずは阿部さんの本から読んでみよう。
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お悩み相談の形の対談集。
女の人って、ネガティブで出来てる。
あたしもだけど。
彼女たちの素を垣間見られて、次に本を読む時に、お話自体も楽しめるだろうけれど、ご本人への妄想が膨らみそう。
そして、阿部和重さん。
「シンセミア」しか知らず、
しかも苦労して読んだから、これから彼の小説は読む事はないだろうって思ってた。
でも、興味が沸いて来た。
力でねじ伏せるの対極で、
有り余る頭の良さと冷静沈着さ。
お悩み相談の受け手としても、
小説家としても、
出来る男!って感じ。
頭の中が区画整理されてて、
ソフトなのにちょっと冷たそうで、
感情的にならず意思を完璧にコントロールできる人。
小説読んでみよう。
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女性小説家(角田光代、江國香織、川上未映子、金原ひとみ、
朝吹真理子、綿矢りさ、加藤千恵&島本理生、川上弘美、桐野夏生)達の
人生相談に和子(阿部和重)が答える体の連続対談。
あたかも京極堂の憑き物落としを観るかのような、
阿部さんの力量に痺れる。
作家の創作に対する思索の真摯さに、
一読者としても身が引き締まる思いとなった。
あと、川上未映子さんの事が少し心配だ。
【追記】2011/11/30
と書いたら、川上未映子さんと阿部和重さん結婚との報道。
10 月に婚姻届を出し、川上さんは妊娠中。
初夏に出産の予定らしい。
おめでとうございます。
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和子こと阿部和重に
女性小説家たちが主に恋、女であることの悩みを相談する
言葉の選び方がそれぞれに知的で、奥深く、面白い。
小説家たちの私生活も垣間見れて、
すごくおもしろかった!!!
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これを読んで小説家に親近感をもったのだった。阿部和重さんて、気さくな方。今日たまたま会社の机の中から出てきた本。