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新宿という街は全てが集まってくるという誰かの発言どおり、あまりにも関係事象と人物がご都合主義的に一時期の物語として収斂しすぎなので、出来すぎ感が少々、鼻につくのが残念。また、あまりに主人公の読み通りに話が進行するのも、どうかと思われる。過去のシリーズでは、ここまでのことはなかっただろう。出獄した犯人が狙う人物が物語の主要人物であるということと、その息子が犯罪の大元であるというのは強引だろう。それにしてもシリーズとしては主人公と主要人物との別れが描かれる本作は、今後のターニングポイントとなり、そのまま続くにしろ、近々、終わるにしろ今後の展開が待たれる終わりとなっている。物語の終わりは一応の終わりを迎えるものの、解決していない事件も逮捕できていない犯人もあり、いったんは消えたライバルの再登場もあり、主人公を取り巻く環境の変化もあり、今後の展開を期待したい。
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相変わらず、最後の最後まで話がまとまらない(良い意味で)ので面白かったです。次回作が早速気になります。 #新宿鮫
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自分が渋谷や六本木よりも歌舞伎町が好きな理由の一つにはこの新宿鮫シリーズの存在がある。今作も流石の大沢ワールド。完結しないでホッとした。
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作家と言うものは大したものだ。
読み終えてみれば、都合は何となく分かる。
可愛い恋人がいて、理解ある上司がいて、香田も既に葬った、仕事の実績も着実に積み上がってきた。となれば、主人公が幸せ過ぎる。
でもそれならそれでハッピーエンドで終わらせて、今度は別の作品書けばいいじゃないか。
他にも沢山仕事しているんだから。
しかし作家はこの鮫シリーズを終わらせる気はないらしい。
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それぞれの「絆」が物語に深みを加えています。
悲しい事件ですが、鮫島と桃井のつながりに感動します。
続編を期待させる後を引く展開、そして最後まで描かれる「絆」の余韻に爽やかな気持ちになれます。
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新宿鮫シリーズは、最初から拝読させて頂いていますが、今回は酷いですね。
結局、最近の大沢さんの作品らしく、おきまりのパターンが・・・。
そして誰もいなくなるパターンですか?
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さっ鮫だぁー
鮫が出たぞぉー
5年ぶりだぁー
って事は近々「「新宿鮫」を新宿で読む」を5年ぶりに結構だぁ!!
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内容(「BOOK」データベースより)
巨躯。凄味ある風貌。暴力性。群れない―。やくざも恐れる伝説的アウトローが「警察官を殺す」との情念を胸に22年の長期刑を終え新宿に帰ってきた。すでに初老だがいまだ強烈な存在感を放つというその大男を阻止すべく捜査を開始した新宿署刑事・鮫島。しかし、捜査に関わった人びとの身に、次々と―親子。恩人。上司。同胞。しがらみ。恋慕の念。各々の「絆」が交錯した時、人びとは走り出す。熱気。波瀾。濃度。疾走感。
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新宿鮫シリーズ10作目。21年にわたって続いているシリーズ。それを全部読んでるってことは私も21年間読み続けてる?長い!でもこの小説、どれから読んでも大丈夫。ハマります。今回のストーリー。やくざも恐れる伝説的アウトローが「警察官を殺す」との情念を胸に22年の長期刑を終え新宿に帰ってくる。その男を阻止すべく捜査を開始した新宿署刑事・鮫島…。読んですぐ次回作が待ち遠しい。ハードボイルドの極みです。
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シリーズを重ねるにつれ、パワーダウンも感じられたが、それでも好きで読み続けてきた。長く続けてきた故のマンネリ打破なのだろうか。登場人物にも愛着があるからこそ、今回の展開はかなりショック。
人の話を聞かない馬鹿な暴走者のために、あんまりだ・・・。
今後の展開が怖いけど気になる。そもそも、続く・・・のかな。
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待望の新刊。この人に新宿を書かせたら右にでる人はいないと思う。犯罪の裏事情から、日本社会の現状を考える。
しかし鮫島は切ないところになっちゃったね。次刊からの新しい展開に期待。
女性読者としては、晶とのロマンスが少なすぎて寂しい。大人の純愛だからね。
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やはりこのシリーズにはハズレがありません。結末が切ないのも今までと同じではあるのですが、今回はあまりにも切なすぎです。
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7月-5。4.0点。
久しぶりの新宿鮫。大きな転換点かな。
周辺の準主役級に、動きが。
長期刑から出所した、伝説の男。中国・ヤクザとの複雑な関係。
宿命のライバル?香田のその後も書かれている。今後も鮫島と
絡みそう。
面白い。一気に読めた。次作期待。
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最近の新宿鮫は低迷しているかな、という感があったが、この10巻ではそれを払拭。大切な人たちが失われるという犠牲?もあり、大きな転換点だと思いたい。自作が待たれる。
それにしても・・・死んでしまうとは?!
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新宿鮫シリーズの10弾。刑務所から出てきた凶悪な男が、鮫島の上司桃井の命を狙う。中国の極悪犯罪者グループとその男、鮫島がバトルロイヤル状態になる。そして、鮫島は恋人と別れ、桃井を喪う。この回でリセットして、次から新展開するのだろうか?シリーズを読み続けてきた僕としては、力強さに欠けた不満な内容だった。