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タイトルのように呼吸を変えるだけで健康になるということを主張している本ではなく、人間の呼吸の仕組みや加齢により出現しやすくなる呼吸困難症状をどう軽減、もしくは予防するのかということが書かれてある。個人的には普段は意識しないと深い呼吸ができていないような気がして、気になって読んでみた。
呼吸は吸息筋と呼息筋を交互に働かせ行うが、著者は、それが「長時間のパソコン作業などでストレスが高まると、この呼吸筋から脳へとつながる感覚神経が過剰に反応してしまい、筋肉の働きを狂わせてしまう」という。その結果、胸が十分に拡がらなくなり、呼吸が浅くなると指摘している。著者はこうした具体的な病気ではないが、「息苦しい、肺に十分な空気が入っていかない」という感じの原因不明の不快感を総じて「呼吸困難感」と名付け、その解消に効くと確信したストレッチ方法などを紹介している。また、このストレッチは肺の弾力性の低下や、過膨張にも効果的という。ストレッチ自体は割と一般的なものだけれど、このストレッチにはこういう意味があったのかということも知れて良かった。
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ストレッチしたまま収縮させると筋肉のクロスブリッジの弾力性が増す、呼吸筋から
呼吸に関連する筋肉って、沢山あるんだ〜
私は今のところ特に呼吸困難を感じないのだけれど、それは正常というより、身体の声をきちんと聞いていないからかも。
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「たけしの健康エンターテインメント! みんなの家庭の医学」で紹介(ABC・テレビ朝日系列、毎週火曜8時放送)
呼吸筋ストレッチ!!
ストレス性から呼吸器疾患まで、「息苦しさ」「呼吸困難感」を脱却する超カンタン体操
現代社会においては、多くの人々が知らず知らずのうちにストレスを溜め、思いがけず呼吸困難に陥っていると考えられます。過度のストレスが心身にかかっていると、人間は自然と大きな呼吸をするようになります。うつ病の患者さんには、ため息が頻発する例も多くあります。
ストレスの原因を取り除くことがもちろん大切なのですが、誰もが簡単にできることではありません。しかし呼吸を楽にスムーズに行うことで、心身への負担を少しでも和らげていくことができるのです。たとえ多少のストレスを受けている状態でも、自然ですこやかな呼吸をいかにして取り戻し、健康づくりの一助とするか。その答えと方法を探っていくことが、本書の重要なテーマです。
●現代的生活がもたらす呼吸困難
●じつは肺も「老朽化」していく
●呼吸の正体は「呼吸筋」の収縮
●現代病「呼吸困難感」が危ない
●「酸素不足」が原因か!?
●新説:脳と呼吸のミスマッチ!?
●呼吸筋ストレッチでズレが改善
●肺の弾力性低下・過膨張にも効果
●脳の働きで変わる、3つの呼吸
●「能」の演者は呼吸で心を変える
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呼吸は無意識に行っている「代謝呼吸」、意識して行う「随意呼吸」、心の状態(喜怒哀楽など)によって変化する「情動呼吸」にわけられる。情動呼吸は感情の変化によって呼吸が変わるのだから、逆に呼吸のリズムを変えることにより情動をコントロールすることも可能。呼吸筋を鍛えて息活き。